2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第一次大隈内閣について

「今日は何の日」を見てたら、今日6月30日は、 1898年大隈重信が8代内閣総理大臣に就任し、第1次大隈重信内閣(隈板内閣)が発足。日本初の政党内閣。 の日だそうである。 ちょうど一昨日、NHKの「さかのぼり日本史」で、この隈板内閣をとりあげていた。 やっ…

サキャ・パンディタ、クンガー・ニンポ (文殊菩薩) 「四つの捕われから離れる秘訣」

『サパンが著した「四つの捕われから離れる秘訣」』 聖なる師の御足に礼拝致します。 世間的には有暇具足の身体を得た。宝なる仏陀の教えに出会い、作意ではない心を起こし、今、錯誤のない修行をしなければならない。それにおいては、「四つの捕われ」から…

ツォンカパ (文殊菩薩) 『ラムツォ ナムスム』

『ラムツォ ナムスム』(菩提道の三つの要点(道の三要訣)) 至尊の諸上師(ラマ)に頂礼し奉る。 勝者(仏陀)のあらゆるお言葉の心髄の義、 正しき仏子(菩薩)らが賛嘆する道、 解脱(迷いと苦しみから完全に解放されること)を欲する有縁の者たちが 船…

この毎日の民主党両院協議会の様子についての記事、非常に疑問

両院総会 首相熱弁も冷ややか http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110629ddm005010107000c.html この記事、非常に疑問である。 というのは、この昨日の両院協議会は、以下から誰でも動画が見れるが、きちんと見ればこの記事と全く異なることがある。 ht…

B型肝炎の基本合意 菅総理の決断を高く評価すべき

B型肝炎 首相「心からおわび」 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/250825 B型肝炎は、その危険性がかねてより指摘されていたにもかかわらず、注射器の使いまわしを昭和63年まで集団予防接種で厚生省が放置し、消毒の励行を怠ってきたため、かくも広く…

岡田さんは菅総理を「最後まで支える」と明言している

民主党幹部“8月退陣”に相次いで言及 http://news24.jp/articles/2011/06/26/04185235.html 最近、やたらと岡田さんをはじめとした民主党の幹部が菅総理の退陣を主張しているかのような報道がなされているけれど、実際はどうなのだろう。 岡田さんは与党幹事…

「仏説五十頌聖般若波羅蜜経」

「仏説五十頌聖般若波羅蜜経」の書き下し文をつくってみた。 今まで書き下し文はなかったようで、そのためかほとんど読まれていないお経だと思う。 とても簡潔に仏教のエッセンスを伝えているお経だと思うし、本文の中でこの経典を読誦すれば速やかに悟りを…

「文殊師利一百八名讃」

『聖妙吉祥真実名経』の中の「文殊師利一百八名讃」の書下し文をつくってみた。 聖妙吉祥真実名経 文殊師利一百八名讃 「聖者文殊師利一百八名讃」 元甘泉馬蹄山中川守分真師姪智慧、訳す 真実一切解に敬礼す 最極清浄の土、真正の心 至尊の頂中を恒に頂礼す…

まずはしっかり菅総理の言っていることに耳を傾けよう 批判はそれからのはず

原発再稼働に理解求める 首相(時事通信) http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011061900128 菅総理が言っているのは、 「今までの化石と原子力の二本の柱に、もう自然エネルギーと省エネの二本の柱を加える」ことで、国民がきちんとどちらかを選択できる…

【自然エネルギーに関する「総理・国民オープン対話」】(6月19日)を視聴して メモ

さきほど、【自然エネルギーに関する「総理・国民オープン対話」】をインターネットから視聴した。 http://www.kantei.go.jp/live/20110619.html 前回の、6月12日の【自然エネルギーに関する総理・有識者オープン懇談会】はネットからリアルタイムでのべ…

第一回【自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」】後半メモ

第一回【自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」】後半メモ 前半のメモ http://d.hatena.ne.jp/elkoravolo/20110619/1308454212 一時間経過あたりから ・小林 自然エネルギーが普及していけるかという問題は、孫さんのような存在が出てきて…

6月12日に行われた第一回【自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」】の前半メモ

6月12日に行われた第一回【自然エネルギーに関する 「総理・有識者オープン懇談会」】の前半を、ちょっとメモにまとめてみました。 ラフなメモなので、不正確なところもあるとは思いますが、二時間ある番組を全部動画で見るのは大変という方のためには、…

後出阿弥陀仏偈

後出阿弥陀仏偈 法比丘を惟念(おも)うに 乃(すなわ)ち世饒王に従い 発願すること喩えば諸佛のごとく 二十四章を誓う 世世諸仏を見ること 姟数量ること有るなし 宿命の行を廃さずして 功徳遂に具成す 世界は清淨と名づく 仏を得て号は無量 国界平夷にして…

高史明さんの講演を聞いて

今日は、作家の高史明さんの講演を聞いた。 明日が福岡大空襲の日なので、浄土真宗の法要があり、その法要のあとに講演があった。 高史明さんは、何冊か御本も読んだことがあるし、ETV特集などで見たこともあって、いつか直接御話を聴きたいと思っていた…

「大聖文殊師利菩薩讃仏法身礼」

「大聖文殊師利菩薩讃仏法身礼」の書下し文をつくってみた。 いままで、大正新修大蔵経には白文で載っていても、国訳一切経などには載っておらず、書下し文はなかったようである。 というわけで、私が書下しを試みてみた。 「文殊師利菩薩無相十礼」によく似…

「文殊師利菩薩無相十礼」

「文殊師利菩薩無相十礼」の書下し文をつくってみた。 国訳一切経にも書下し文がないみたいなので、大正新修大蔵経の漢文をもとに自分で訓読をつくってみた。 なので、ひょっとしたらいろいろ間違っているところもあるかもしれないが、もしそうした気付いた…

「文殊菩薩の質問と答え」 第十三章 菩薩の心がけ (文殊師利問経 菩薩受戒品 第十三  現代語私訳) 

「文殊菩薩の質問と答え」 第十三章 菩薩の心がけ (文殊師利問経 菩薩受戒品 第十三 現代語私訳) その時、文殊菩薩は釈尊に申し上げました。 「世尊よ、もし善い仏弟子の男女が、菩薩の道徳・戒めを受けて保とうとするならば、どのように心がけるべきでし…

「心の塵についての教え」(「仏説法受塵経」 現代語私訳) 

「心の塵についての教え」(「仏説法受塵経」 現代語私訳) 後漢の時代、パルティア(今のシリア・イラン)出身に三蔵法師・安世高が翻訳しました。 このように聴きました。ある時、釈尊は、コーサラー国の首都・シュラーヴァスティーにある祇園精舎に滞在し…

仏説無常経 偈文 現代語私訳・意訳

仏説無常経 偈文 現代語私訳・意訳 自分以外の世界の物事は、どれほど美しくとも、すべて皆結局は壊れていくものである。 自分の心や体もまた同じで、いずれ衰え老いて変化していく。 ただ真実の教えのみがずっと存在して決して滅亡しない。 智慧のある人々…

「文殊師利問経」 抜粋  菩薩受戒品と囑累品の一部 菩薩の念じること

「文殊師利問経」菩薩受戒品 第十三爾時(そのとき)文殊師利、仏に白(もう)して言(もう)さく、「世尊よ、もし善男子・善女人が菩薩の受ける所の戒法を受くるに、まさに云何(いか)にせんや」と。仏、文殊師利に告ぐ、「まさに仏前において至誠に礼拝し…

仏説文殊師利般涅槃経

「仏説文殊師利般涅槃経」 西晋の居士、聶道真 訳す かくの如く我れ聞けり。一時、仏舍衛国の祇樹給孤独園に在(ましまし)き。大比丘僧八千人と倶なり。長老舍利弗、大目縨連、摩訶迦葉、摩訶迦旃延は、かくの如き等の衆の上首たる者なり。復(また)菩薩摩…

これからの課題は若年層の雇用や福祉

■自殺者、13年連続で3万人超…政府白書 (読売新聞 - 06月10日 09:01) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110610-OYT1T00202.htm 13年連続で三万人超の自殺者数。 作家の五木寛之さんが、以前、「心の内戦の時代」、と毎年日清戦争をはるかに上回…

仏説無常経 偈文  

「仏説無常経 偈文」 外事の荘彩は咸(みな)壊に帰す 内身の衰変もまた同じく然(しか)り 唯(ただ)勝法のみ有りて滅亡せず 諸の有智の人はまさに善く察すべし この老病死を皆共に嫌ふ 形儀醜悪にして極めて厭ふべし 少年の容貌暫時(しばし)住さんも 久…

大連立と菅降ろし 本当にいいのか?

菅首相 期限付き大連立に反対 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110609ddm002010095000c.html 菅降ろしと大連立の話が急に盛り上がっているけれども、大連立のメリットとデメリットとは何なのだろう。 メリットとしては、ねじれ国会で法案が通りにく…

菅政権一年、枝野さんの記者会見を聴きながら思ったこと

菅政権1年、日米関係など成果強調…枝野長官 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110608-OYT1T00013.htm この記者会見について動画を見てみた。 記事には載っていない内容も多々あり、ためになった。 今はきちんと動画もあるので、それを見た方が正確…

鉄眼禅師 仮字法語 (全文)

鉄眼禅師の『仮字法語』が、ネット上のどこにもテキストがなかったようなので、タイピングしてみた。 本当に素晴らしい内容と思う。 仏教の最良のわかりやすい入門書にして、その奥義をよく伝えたものだと思う。 鉄眼禅師は、江戸時代に一切経を多大な辛苦の…

「菅降ろしに原発の影 首相なぜ追いつめられた」(東京新聞6月3日付記事)

ある方から教えていただいたのだが、東京新聞の6月3日付の記事に、以下のような記事があったとのこと。 とても参考になった。 多くの人に読んで欲しい。 【菅降ろしに原発の影 首相なぜ追いつめられた】 (東京新聞6月3日付記事) 不信任決議や党分裂の…

「仏説四輩経」の一節に思うこと

「仏説四輩経」を読んでたら、在家の男子の生き方について説かれた部分があって、なかなか面白かった。 「もし男子ありて、心志を道に繋(か)くれども出家すること能はざる者は、愛欲の中に在るとも、常に五戒と月の六斎を受持すべし。 第一には父母に孝順…

仏説法受塵経

「仏説法受塵経」 後漢安息国三蔵安世高訳す 聞くこと是(か)くの如し。一時(ひととき)、仏舍衛国祇樹給孤独園に遊びたまふ。 仏諸の比丘に告げたまふ。比丘教を受けて仏に従って聴く。 仏比丘に言(のたまは)く、 「凡(およ)そ人、一法を為すに、塵を…

いいかげん短命政権ばかり続くことに疑問

首相「8月退陣」の意向 党内は「月内」強まる http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110605/plc11060501160000-n1.htm 先のことはまだ未定だとしても、こうも早くやめさせようとする動きやマスコミの空気づくりばかりが働いているのはいったいどうなのだ…