2013-01-01から1年間の記事一覧

来年は反撃の年に

「もう一度、日本を改めて創るんだ、そういう覚悟でこの危機に一緒に立ち向かっていこう。」 311の直後、当時の菅首相はこう演説した。 「もう一度、あらためて日本を創る」ことは、来年も大切な目標になる。 安倍自民党が古い残骸の日本を取り戻すために今…

今年読んだ本など 備忘録

今年は、なんといっても、聖書を二十年ぶりぐらいに通読したのが思い出深い。 他にも、思い出すままに今年読んだ本などをメモ書きすると、けっこういろいろ良いものに触れることができたなぁと思う。 小説 ・遠藤周作『深い河』(再読)『おバカさん』『わた…

安倍首相の靖国参拝は対米関係をますます損なう危険あり

■米政権「失望している」 首相靖国参拝で異例の批判声明 (朝日新聞デジタル - 12月26日 15:12) http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312260172.html 今回の安倍首相の靖国参拝は全然国益にかなっていない。 米大使館は、安倍首相の靖国参拝について、 …

映画「アメイジング・グレイス」を再び見た

昨夜、ふと再び、映画『アメイジング・グレイス』を見たくなり、この前、ある方からDVDをいただいたので、見始め、ちょっとずつ見て、今日見終わった。 ちょうど去年の今頃、DVDではじめて見た。 一年経って二度目見たけれど、あらためてとても良い映画だっ…

絵本 「かんちがい」

かんちがい (絵本アフリカのどうぶつたち第3集・草原のなかま)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2002/01メディア: 大型本この商品を含むブログを見るすばらしい絵本だった。サイドリという鳥は、サイの近くにいつもいて、サイがけがをす…

絵本 「かりのけいこ」

かりのけいこ (絵本アフリカのどうぶつたち第1集・ライオンのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/04メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る ライオンも、生きていくのは本当に大変で、真剣勝負なんだなぁとあらた…

絵本 「トチの木の一年」

トチの木の1年 (ランドセルブックス)作者: 太田威出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2012/01/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見るトチの木は、実も葉っぱも花も、本当に役に立つんだなぁと感心。 良い写真絵本だった。

サーモンパイのレシピ メモ

サーモンパイのレシピ。 鮭を料理酒に二十分ほど漬ける。 玉ねぎをみじん切りしてバターで炒める。で、冷ます。 かたゆで卵を黄身と白身に分けて、白身は細かく切る。 春雨をさっとゆがく。適当に切る。 パイシートに、玉ねぎ・春雨・卵・鮭の順番に置き、さ…

絵本 「たびだち」

たびだち (絵本アフリカのどうぶつたち第1集・ライオンのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/04メディア: 大型本この商品を含むブログ (2件) を見る 百獣の王・ライオンも、生きるのはとても命がけで大変なんだなぁと教えられ…

絵本 「石の巨人 ミケランジェロのダビデ像」

石の巨人: ミケランジェロのダビデ像 (絵本地球ライブラリー)作者: ジェーンサトクリフ,ジョンシェリー,Jane Sutcliffe,John Shelley,なかがわちひろ出版社/メーカー: 小峰書店発売日: 2013/09/10メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 誰もが知ってい…

絵本 「かれえだ」

かれえだ (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/08メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る ゾウのシリーズの最後の巻。たくさんの群れとなったゾウは、再び元の場所に戻る…

絵本 「よびごえ」

よびごえ (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/08メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る主人公のゾウの群れの中の一頭が、たまたまめぐりあったオスのゾウと仲良くなるが…

絵本 「おもいで」

おもいで (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/08メディア: 大型本この商品を含むブログを見る ゾウの物語の五部作の最初の巻。とても良い絵本だった。ゾウも本当に一生懸命生きている…

漫画 「徒然草」

徒然草―マンガ日本の古典〈17〉 (中公文庫)作者: バロン吉元出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/08/01メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログを見る徒然草―マンガ日本の古典 (17)作者: バロン吉元出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 19…

絵本 「きつねのかみさま」

きつねのかみさま (絵本・いつでもいっしょ)作者: あまんきみこ,酒井駒子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2003/12/01メディア: 大型本 クリック: 7回この商品を含むブログ (24件) を見る絵がとてもかわいかった。そういえば、私も幼い頃、なんだか不思議な…

絵本 「十二の月たち」

十二の月たち (世界のお話傑作選)作者: ボジェナニェムツォヴァー,出久根育出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2008/12/01メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 54回この商品を含むブログ (4件) を見る チェコの民話。継母と義理の妹にいじめられている心根の良…

絵本 「ふるさと」

ふるさと (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/08メディア: 大型本この商品を含むブログを見るずっと前に仲間だったゾウが先導してくれて、ついに水のあるところに長い旅の末にたどり…

絵本 「じひびき」

じひびき (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/08メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 水が全く周辺の地域からなくなってしまい、ひいおばあさんゾウの記憶を頼りに、ゾウの群…

絵本 「きえたにじ」

きえたにじ (絵本アフリカのどうぶつたち第1集・ライオンのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/04メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る 大自然の過酷さをあらためてひしひしと感じさせる、すごい絵本だった。本…

仏教における「苦」と「涅槃」とは メモ

最近、youtubeでアチャン・ジャヤサロの法話を聞いてて、なるほどと思ったことがあった。アチャン・ジャヤサロが言うには、パーリ語のドゥッカは、一般的には苦と訳されるけれども、もっと意味が広い。ドゥッカとは、ニルヴァーナではないこと。ニルヴァーナ…

映画 「カティンの森」

カティンの森 [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2010/05/07メディア: DVD購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (65件) を見るいつか見たいと思っていた映画。幸い、この前テレビであっていたので録画して見た。ソビエトとナチスの狭間で…

ニュッサのグレゴリオス 「モーセの生涯」

" title="ギリシア教父の神秘主義 キリスト教神秘主義著作集 ">ギリシア教父の神秘主義 キリスト教神秘主義著作集 作者: 谷隆一郎,熊田陽一郎出版社/メーカー: 教文館発売日: 1992/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る もう…

「インビクタス」 (マンデラさんが愛した詩)

マンデラさんが愛唱していたという「インビクタス」という詩を、あらためて訳しなおしてみた。 「インビクタス」 ウィリアム・アーネスト・ヘンリー (William Ernest Henley) 私を包みこむ奈落のような夜の闇の底からも、 決して誰にも屈しないわが魂は、 …

東日本大震災から千日

三一一から今日で千日。 あの時菅さんは言った。 「もう一度日本を改めて創るんだ、そういう覚悟でこの危機に一緒に立ち向かっていこう」 「未来の日本の本当に、あの時の苦難を乗り越えて、こうした日本が生まれたんだと言えるような、そういう取組みをそれ…

高橋三郎 「無教会とは何か」

無教会とは何か作者: 高橋三郎出版社/メーカー: 教文館発売日: 1994/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 信仰は救いの結果である。信仰は救いの原因ではなくてその結果である。救いにあずかることにより、信ずる者となる。このことこそ、…

雑感 この世の根底にあるのは

この世の奥底に、愛や正義があるのか。あるいは、この世界は無目的で、偶然や盲目的な衝動が支配しているのか。どうも自分は、この問題を、かれこれずっと長い間探究してきたような気がする。人によっては、あまり気にせず、気にもとめない問題かもしれない…

雑感 キリストのまなざしについて

福音書には、有名なペテロの否認という箇所がある。つまり、キリストがとらわれた後、キリストの近くにいた人じゃないかと言われて、そんなことはないと否認し、鶏が鳴く声を聴いて、かつてキリストがあらかじめそのことを見抜いて告げていたことを思い出し…

雑感 聖書について

ネット上で聞ける、徳島聖書研究会の聖書についての講話の中で、キリスト教の特徴として、 ・死んだようになっている人が新しいいのちの力を得ることができ、復活することができる。 ・人生のすべての問題の奥底にある罪の問題を、十字架の贖いによって解決…

雑感 キリスト教について

仏教というのは、基本的に、自業自得の教えである。 浄土教はその点、ちょっと違うのかもしれないが、基本的には自分の行為の結果を自分が受ける、自己責任の教えが仏教の根底にある。 一方、キリスト教というのは、ある意味、ぶっ飛んでいる。 つまり、キリ…

雑詩 信仰のない私を

自分をどうして神は造ったのだろう。不幸でみじめで何も世に寄与できないならば、 どうして私を創ったのだろう。いや、神はきっと何か目的があって私をつくったのだろう。私の考えよりも神の考えは深い。私の考えよりも神の考えは広い。そのことを忘れてしま…