2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

上原良司 「所感」

上原良司 「所感」 栄光ある祖国日本の代表的攻撃隊ともいうべき陸軍特別攻撃隊に選ばれ、身の光栄これに過ぐるものなきと痛感致しております。 思えば長き学生時代を通じて得た、信念とも申すべき理論万能の道理から考えた場合、 これはあるいは、自由主義…

上原良司 「遺書」

上原良司 「遺書」生を受けてより二十数年何一つ不自由なく育てられた私は幸福でした。温かき御両親の愛の下、良き兄妹の勉励により、私は楽しい日を送る事ができました。そしてややもすれば我儘になりつつあった事もありました。この間御両親様に心配をお掛…

竹嶌継夫 「死を前に控えて」

竹嶌継夫 「死を前に控えて」 (全文)(竹嶌継夫中尉は、二二六事件の中心となった青年将校の一人。陸軍士官学校を首席卒業だったという。非常にすぐれた、死を目前にした魂の記録として価値のある、文章だと思う。) 竹嶌継夫 「死を前に控えて」 序 昭和…

平和の原点は

「平和の原点は、人の痛みがわかる心を持つこと」 (長崎の語り部の吉田勝二さんのことば)

荀子のことば

「ゆえに蹞歩を積まずば、以って千里に至るなく、小流を積まずば、以て江海を成すことなし。 騏驥も一躍にして、十歩なること能わず、駑馬も十駕せば、またこれに及ぶ。 功は舎めざるに在り。」 (『荀子』) (一歩一歩を歩んでいけば、千里の道も歩みきる…

ベートーヴェンのことば

「(貴族は)生まれがたまたまそうだったからにすぎない。 しかし、私が今あるのは、私自身の努力によるものである。 貴族は数限りなくいるし、これからも生まれるが、 ベートーヴェンは私一人しかいない」 (ベートーヴェン)

陸奥宗光のことば

「自由民権を主張せる今の浪人諸子よ、 諸子の進行中には多少の反動を招き、多少の障害を受くることあるべきも、最後の勝利は必ず此に在て彼に在らざるなり。 苟(いやしく)も進歩変革が社会の常道たる以上は、浪人は常に勝つ。 永久に勝つ。 浪人の勝たざ…

秋山好古のことば

「日が暮れたら、天を見なさい。 絶えず動かない北極星は旅の道しるべになります。 世を渡る場合には、誠の心が道に迷わぬ為の磁石になります。 曲がった道に入ったと不安になった時は、自分の誠の心に問うてみなさい。 天が与えた良心はいつもあなたたちを…

黒田如水のことば

神の罰より主君の罰おそるべし、 主君の罰より臣下百姓の罰恐るべし。 そのゆえは、神の罰は祈りもまぬがるべし、主君の罰は詫び言して謝すべし。 ただ臣下百姓にうとまれては、必ず国家を失ふゆえ、祈りも詫び言しても、その罰はまぬがれがたし。 ゆえに神…

島津斉彬のことば

一、人心の一致一和は、政治の要目なり。 一、民富めば国富むの言は、主たる人の一日も忘るべからざる格言なり。 一、人君たる人は、愛憎なきを要す。 一、人は一能一芸なきものなし、その長所を採択するは人君の任なり。 一、既往の事を鑑みて、前途の事を…

安井息軒のことば

「我が任は六経を極め大道を明らかにし、以って人心を啓発するにあり。 不幸にしてわが道行われずんば、すなわちこれを文字に遺して知己を後世に求むべきのみ。 区々たる毀誉の如き、なんぞ意に介するに足らんや。」 「志気は鼎(まさ)に盛んにして、眼は一…

吉田松陰のことば

万巻の書を読むに非ざるよりは 寧(いずく)んぞ千秋の人と為るを得ん 一己の労を軽んずるに非ざるよりは 寧んぞ兆民の安きを致すを得ん (吉田松陰) (大意) 一万巻に及ぶたくさんの書物を読まないでは、どうして千年の歴史に名を残す人となることができ…

小早川隆景のことば

おもしろの春雨や、花の散らぬほど おもしろの儒学や、武備のすたらぬほど おもしろの武道や、文学をわすれぬほど おもしろの酒宴や、本心を失はぬほど おもしろの遊学や、辱をとらぬほど おもしろの好色や、身をほろぼさぬほど おもしろの利欲や、理義の道…

真木和泉のことば

士の重んずることは節義なり。 節義は例えていえば、人の体に骨あるが如し。 骨なければ首も正しく上に在ることを得ず、手も物を取ることを得ず、足も立つことを得ず。 されば人は才能ありても学問ありても、節義なければ世に立つことを得ず。 節義あれば不…

人が死後質問されること (レイモンド・ムーディー『かいまみた死後の世界』より)

レイモンド・ムーディー『かいまみた死後の世界』より (臨死体験をした人々の証言によれば、人は死後、光の生命体から以下の質問を問いかけられるという) ・「あなたには死ぬ覚悟ができていますか?」 ・「あなたには死に対する心の用意がありますか?」 …

梶大介 『生ききらなければ真実はみえてこない―わがどん底歎異抄』よりメモ

梶大介 『生ききらなければ真実はみえてこない―わがどん底歎異抄』(樹心社)よりメモ 「いつの時代の何処であろうと、生かされた場を生ききっていかない限り、なんにも観えては来ない。 生き切ったところでしか真実は見えて来ないのである。」 (244頁) 「…

ザメンホフのことば

ザメンホフのことば 「言語というものは文明の主要な原動力である」 「この事業は不滅だ。死滅することは決してない。遅かれ早かれ目的は達成されるにちがいない」

山鹿泰治のことば

山鹿泰治のことば (向井孝「アナキズムとエスペラント―山鹿泰治・人とその生涯」より) 「国土を愛する土民主義と同時に、広く世界人たる実力を養え。 方法論に固執するな。志ある所必ず方法あり。 民衆をして志あらしめよ。」(162頁)

ザレスキ・ザメンホフ 「ザメンホフ通り」 メモ

ザレスキ・ザメンホフ 「ザメンホフ通り」 メモ 「しかし、“希望”はただ受身で待っているもではなく、積極的な姿勢を必要とするものです。」(407頁) 「希望が終る時、地獄が始まる。」

梯実円「花と詩と念仏」よりメモ

梯実円「花と詩と念仏」よりメモ「生にとらわれて死を拒絶することも、死にあこがれて生を拒絶することも、ともに正しく人生を見ていない。 生死を越えるとは、生と死を真反対のこととして把える思考の枠を破って生と死を等分に見ていけるような視点を確立し…

映画「最高の人生の見つけ方」 メモ

「死ぬまでにやっておくリスト」を書く。 人生において最も大事なことは、1、自分の人生に喜びを見出し、 2、他の人に喜びをもたらすこと。

トルストイ『人生論』 メモ

トルストイ『人生論』メモ「目に見える生活は生命の無限の運動の一部分にすぎない。」人は死んで無になるのではなく、精神の形の思い出として、ずっと働き続けていく。「人は死んだ、が外界に対するその関係は生前どおりどころか数十倍もより強く人々に対し…

デ長老のアドヴァイス メモ

デ長老のアドヴァイス メモ一、きちんと選択すること目標をたてること。 目標とは、最後が見えることで、単なる地図。行く道を、分割する。 いっぺんに全体を考えるのではなく、その計画を分割して、分割した計画の中で働いていく。 二、仕事を完成させるこ…

栄西のことば

「大いなるかな心や、天の高きは極むべからず。しかるに心は天の上に出づ。地の厚きは測るべからず。しかるに心は地の下に出づ。日月の光は踰(こ)ゆべからず。しかるに心は日月光明の表に出づ。」”How magnificent the human Mind is! It is higher than the…

「人生の六つのキーワード」 サキョン・ミパム・リンポチェ

「人生の六つのキワード」 サキョン・ミパム・リンポチェ"Ruling your world"より1、人間の身に生まれたことの貴重さ "precious human birth" 2、無常 "impermanence" 3、死 "death" 4、業 "karma" 5、輪廻 "samsara" 6、目覚め・気づき "awakend hear…

フライシュレン 「心に太陽を持て」

「心に太陽を持て」(フライシュレン、山本有三訳) 心に太陽を持て。 あらしが ふこうと、 ふぶきが こようと、 天には黒くも、 地には争いが絶えなかろうと、 いつも、心に太陽を持て。 くちびるに歌を持て、 軽く、ほがらかに。 自分のつとめ、 自分のく…

利井先生 観経講義メモ

(2010年9月27日 利井先生 観経講義メモ) A、観経について私たちの人生は、思い通りにならないことがたくさんある。なぜそうかというと、煩悩中心だから。 私の煩悩を中心として生きようとするから、思い通りにならない。そのうえ、各自の煩悩は、各自それ…

キャンピオン 「真っ直ぐに生きる人とは」

キャンピオン 「真っ直ぐに生きる人とは」 真っ直ぐに生きる人とは、あらゆる曲がった行いやむなしい想いから免れた、 やましいところの微塵もない心の持ち主のこと。そういう人は、 害意なく喜びにあふれた静かな日々を送り、 将来への望みに惑わされること…

シェイクスピア 「波が砂浜に打ち寄せるように」

「波が砂浜に打ち寄せるように」 (シェイクスピア)波が砂浜に打ち寄せるように、 私たちの時間も終わりに向かって急いでいく。おのおのの瞬間がその前の瞬間と場所を変え、 すべて前へと次々に争っていく。人は誕生し、いったん光の中へと入ると、 成長へ…

会津八一 「学規」

会津八一 「学規」 一、ふかくこの生を愛すべし 一、かへりみて己を知るべし 一、学芸を以って性を養ふべし 一、日日新面目あるべし