吉田松陰のことば

万巻の書を読むに非ざるよりは
寧(いずく)んぞ千秋の人と為るを得ん
一己の労を軽んずるに非ざるよりは
寧んぞ兆民の安きを致すを得ん

吉田松陰



(大意)
一万巻に及ぶたくさんの書物を読まないでは、どうして千年の歴史に名を残す人となることができようか。
自分一人の労苦を進んで負うのでなくして、どうして天下の人々を安らかにすることができようか。