阿部一族―他二編 岩波文庫作者: 森鴎外出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/12/14メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る恥ずかしながら、やっと森鴎外の『阿部一族』『興津弥五右衛門の遺書』『佐橋甚五郎』を読んだのだけれど…

マージナル (1) (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1999/07/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (47件) を見るマージナル（１） (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/08/25…

十二夜 (岩波文庫)作者: シェイクスピア,SHAKESPEARE,小津次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1960/03/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る もう随分昔、中学三年の頃に、この『十二夜:』を読んだ。 私がはじめて…

ゾウと旅した戦争の冬作者: マイケルモーパーゴ,Michael Morpurgo,杉田七重出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る感動した。 モーパーゴには何度も泣かされたけど、この作品にも泣いた。 多くの人にお勧め…

『坊っちゃん』の時代(第2部) 秋の舞姫―凛烈たり近代なお生彩あり明治人 アクションコミックス作者: 関川夏央,谷口ジロー出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1989/10/01メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見るこの漫画は、十年ぐ…

シールハアマロットという歌で、歌詞は聖書の中の詩篇の121篇。本当に胸を打つ良い歌だと思う。 詩篇第百二十一篇 【都に上る歌。】 目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。 わたしの助けはどこから来るのか。 わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから。 …

【菅・野田政権は「嘘」をついたのか？ 消費税をめぐる公約について】 民主党、特に菅・野田政権について、「嘘つき」という批判を今でもよく聞く。 当時は非常に多かった。 理由は、「消費税を上げないと言っていたのに消費税を上げた」ということらしい。 …

内村鑑三の『世に勝つとは何ぞや』という文章に感動したので、タイピングしてみた。 現代語訳はＷＥＢ上にあったようだけど、原文は今までテキストではＷＥＢ上にはなかったようである。 多くの人にお勧めしたい素晴らしい内容の文章と思う。 内村鑑三『世に…

老ヨハネの熱き思い―私の読む「ヨハネによる福音書」作者: 祈寛恵出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2002/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見る感動した。 とても良い本だった。ヨハネ福音書を、十二使徒の一人のヨハネが書いたという観点から読…

クエーカー信仰の本質―創始者ジョージ・フォックスのメッセージ作者: ルイスベンスン,Lewis Benson,小泉文子出版社/メーカー: 教文館発売日: 1994/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見るクエーカーは、名前はよく聞くけれど、いまいちその中身がわか…

この前、「水五訓」という言葉を聞いた。 黒田如水が述べた言葉だと伝えられている言葉だそうである。 けっこういい言葉だなぁと思う。 「水五訓」 一、自ら活動して他を動かすは水なり二、常に己れの進路を求めて止まざるは水なり三、障害に遭ひて激しくそ…

私は別に格別勝敗について考えるわけではない時でも、ときどき思い出すいくつかの勝敗に際した際の人のエピソードや姿がある。 それは心の中で、なんらかの支えや手本のような気がしている。 ひとつは、南北戦争の時に、アポマトックスでのリー将軍とグラン…

希望の海へ作者: マイケルモーパーゴ,Michael Morpurgo,佐藤見果夢出版社/メーカー: 評論社発売日: 2014/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る本当に感動した。 すばらしい本だった。私はこの本を読むまで、イギリス・オーストラリアの間…

バルバラ異界 (1) (flowers comics)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/06/26メディア: コミック購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (109件) を見るバルバラ異界 1 (小学館文庫 はA 41)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発…

ヨハネ福音書およびヨハネ第一書に言うところのロゴスとは何だろうか。 永遠のいのちとしてのキリストと、実際に肉体を持って現れたキリストを区別するために、前者をロゴスと呼んだのだろう。 仏教には似た考え方があり、法身仏ないし報身仏と、応身仏とい…

「世界名作劇場に学ぶ聖書」 聖書という書物は、さまざまな角度から読んではじめて少しずつ意味がわかってくる書物である。 自分一人で読んでいるとさらっと読み流してしまっている箇所も、わかりやすく文学の中でとりあげられていてはじめてはっと気づかさ…

その人に会ったこともない、遠い時代の、遠い国の人の人生のことが、ふと時折思い出されて、自分にとってはとても大切な物語である場合は、おそらく私に限らず、多くの人にとってよくあることだと思う。 私の場合、何人かの人のことが、そうしたものである。…

NG（エヌジー）（１） (ヤングサンデーコミックス)作者: 山田玲司出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/02/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るひさしぶりに読み直したら、けっこう面白かった。「才能とは、戦い続ける力そのもの」というのは、…

内村鑑三五十周年記念講演集 (1980年)作者: 石原兵永出版社/メーカー: 新地書房発売日: 1980/11メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る高橋三郎、関根正雄、前田護郎などの、とても深い内容の、かつわかりやすい講演が収録されていて良い本だった。