2022-01-01から1年間の記事一覧

野田さんの安倍さん追悼演説を聞いて

今日、衆院本会議で野田佳彦元総理による、安倍晋三元総理の追悼演説が行われた。 リアルタイムには聞けなかったけれど、動画で視聴した。 正直、胸打たれた。 政治家の演説でこれほど感動させられることはあまり多くはないと思う。 政治的には立場を異にし…

安倍さんの訃報を聞いて

昨日、安倍さんの銃撃による訃報を聞いて驚いた。 私の数少ないモノマネのレパートリーの一つが、安倍さんのモノマネだった。たまにそれを使って人を笑わせたことがあった。また、一度だけ十年ぐらい前に実物を見たことがあった。そうしたことを思うと、昨日…

マルティアリスの詩 メモ

マルティアリスの詩で、以前も書いたが、気になっていたものがあった。 雑感 幸せな人生とは - elkoravoloの日記 当時はサリー伯の英訳までしか読めなかったが、ラテン語原文がちょっと読めそうな気がしてきたので、ラテン語原文をネットで探してみたら、見…

泉さんの話を聞いての感想

先日、知人の誘いで、泉健太さんのお話を聞きに行ってきた。初めて実物を見たけれど、さわやかな信頼できそうな人物のように感じられた。生活者目線の、生活安全保障ということを力説していて、物価上昇への対策や、家賃補助金を出す政策などを具体的にいろ…

ドラマ『オスマン帝国外伝』について

BS4で放映されていた『オスマン帝国外伝』のシーズン4の最終話を見た。シーズン4までなので、これですべて見たことになる。トルコでは2011年~2014年にかけて放映されたそうで、日本のBS4ではシーズン1が2019年に放映され、その時から視聴した。最後まで…

祖母と正信偈

先日、祖母の命日に、ひさしぶりに正信偈を読んだ。祖母は若い時に父親に先立たれ、そのあと息子を幼い時に事故で失くし、弟が戦死した。娘の一人(私の伯母)もわりと若くして亡くなったし、私の妹である孫にも先立たれたので、生きている間多くの悲しみや…

歎異抄第四条について

古典というのは、しばらくして読みなおすと、その時の状況によって、以前読んだ時はあんまり深く感じなかったことを感じさせられたり考えさせられたりすることがある。 私にとって、最近は歎異抄がそうだった。特に以下の第四条がである。 「一 慈悲に聖道・…

花祭りの日によせて

今日は花祭りの日で、日本では仏陀釈尊の生まれた日とされる。(スリランカなどではウエサカ祭の日とされている。) 私が通った幼稚園は浄土真宗のお寺さんがやっているところだったので、そういえばかすかな記憶でお花祭りの日には甘茶を注いだり歌を歌った…

怨みに報ゆるに徳を以てせよ

ロシアのウクライナに対する侵略戦争と、その結果としてのウクライナの被害や瓦礫の山を報道で見ていて、ふと思ったことがある。日中戦争のあとの、中国はまさに今のウクライナのような目に遭いながら、「怨みに報ゆるに徳を以てせよ」と言って、日本に対す…

「台湾の不思議な思い出」

「台湾の不思議な思い出」 旅行をすると、誰にでも少し不思議な思い出ができる場合がある。 あとで思い出すと、そのつど何かとても大切なことを教えられるような思い出が。 私も、かれこれ二十年ぐらい前に台湾をひとり旅した時に、こんな思い出があった。 …

311から11年

311から11年。この日が来るたびに、思い起して忘れないようにしなければと思うことが、私には三つある。 ①人間の想像力の弱さ。②誰にでもいつ何が起こるかわからないことへの謙虚さ。③世界中が助けてくれたこと。 の三つである。 ①は、主に以下の二つのこと…