ハドラウィの詩

最近、某SNSで、ソマリランドの人々とたくさん仲良くなった。

それで、ソマリランドの代表的な詩人の、ハドラウィという詩人の詩の英訳が載っているサイトを教えてもらった。

読んでみると、ぜんぜん今まで読んだことがない世界と雰囲気で、とても良かった。

いくつか、抜粋してみると、こんな感じである。

「ただ漫然と日の出を待っていてはいけない。
大地が闇に包まれる時、
真夜中に、
あなたはともしびとならなければならない。」

「嘆き悲しんで一日を無駄にしてはいけない。
はっきり言うなら、それらを解決するのがあなたの義務なのです。
だから、明日の計画を立てなさい。
人生には自分自身がはっきりしていることが大切だ。
適切なルール、健全な方法、
このうちのどれも、できないことは一つもない。

適切な知識を大事にして、
それにふさわしい行動と組み合わせる。
そうすれば、あなたは何ひとつ不自由しないことでしょう。
これこそが文明ということだ、
そしてそれのみが人生の本質なのだ。」

「この人生を
穏やかに、
味わい深く、健やかに過ごしたいと願うなら、
進むべき道がある。
一つとなって、
重荷を分かち合う時に、
人々よ、あなた方は繁栄するのだ。
それが唯一の香り高い慰めとなる。
もし片翼が弱まれば、
その末路は悲惨なものとなる。」

もっと長い長い詩の一部だが、深い感銘を受けた。

やっぱり、まだまだ知らない詩が世界にはたくさんあるものだなぁ。

ちなみに、ソマリランドは三人に一人は詩人と言われるほど、詩が盛んだそうである。
ソマリ語は、またスワヒリ語とは全く異なる言語体系だそうである。

ちなみに、ソマリランドは、国連加盟国ではイスラエルが唯一承認している国で、ほとんどの国々や国連からは承認されていない。
ソマリアの一部とみなされているが、90年代初頭に独立を宣言している。
経緯を言うと、ソマリアは複数の部族からできているが、特に主要な部族が五つあるそうである。
そのうち、イサーク族という北部の部族が、他の部族を中心とする独裁政権から苛酷な弾圧を受け、1980年代後半に15万~20万人虐殺されたそうである。
イサーク族はたまりかねて立ち上がり、ソマリランドを建国し、独立を宣言したそうである。
その後、ソマリランドはアフリカの奇跡と呼ばれるほど、民主的で法の支配にもとづく優れた統治を実現したが、ソマリアは破綻国家と言われるほど内戦とイスラム過激派の跋扈によって悲惨な低迷を続けているそうである。
ソマリアがフーシ派やイランとつるんでいるようで、その対抗上、ソマリランドはイスラエルと強固な関係を築いているそうである。

つい最近まで、ソマリランドのこともよく知らず、ましてやハドラウィの詩もぜんぜん知らなかったが、世の中にはまだまだ知らない素晴らしい詩あるものだなぁとあらためて感銘深かった。

ソマリランドの格言と人物について

ソマリランドには「マーマー」(Maahmaah)という格言集があるそうで、ソマリランドの人々はよく読んで身につけているそうである。
その格言が紹介されているサイトがいくつかあるが、たしかに深い人生の知恵がこめられている。
私も英訳を通じてではあるけれど、しっかり読んでこれらの知恵から学びたい。
https://africanmanners.wordpress.com/2012/07/07/somali-proverbs-100-in-total/
https://wattpad.com/138457-somali-maahmaahyo-english

いくつかピックアップすると、

「学習は心の目」(Learning is the eye of the mind)

「食べるために生きるのではなく、生きるために食べよ」(Live not to eat, but eat to live.)

「槍の傷は治るが、人間の舌の傷は治らない。」(これは、言葉による心の傷はなかなか治らないので、人を傷つける言葉を使ってはいけない、という意味だろう。)

「実を食べようとする者は、まずは実を割らなければならない」

「太陽が輝いているうちに干し草をつくりましょう」

「にがいものを味わったことがない人は、何が甘いのか知りません」

「先延ばしは時間泥棒です」

「予防は治療よりも優れています」

などなど、シンプルだが、深い素晴らしい格言の数々と思う。

また、ソマリランドの歴史をちょっと調べていたら、シランヨ(Silanyo)やトゥール(Tuur)といった人物たちは、本当に偉大な指導者だったようである。
ぜんぜん知らなかったが、同時代にまさに英雄みたいな人々がいたのだなぁと感心した。
イサーク族が虐殺されたどん底のところから立て直し、民主的で安定したソマリランドを建国していった生涯は、まさに英雄の名にふさわしい。
今の大統領のイッロ(Irro)も優れた人物のようである。

また、エドナ・アダン・イスマイル(Edna Adan Ismail)という人物についてソマリランドの方から教えていただいた。
ソマリランドを代表する女性リーダーで、ソマリ人女性としてはじめてイギリスに留学し、看護師・助産師の資格を取得し、ソマリランドに戻って最高水準の産科・婦人科医療を実現し、母子死亡率を大幅に低下させたそうである。
また、長年、女性割礼(FGM)廃絶に取り組み、その習慣をなくしていくことに大きく貢献したそうである。
また、明確に親イスラエルを主張し、イスラエルとソマリランドの相互承認を支えたそうである。
今も88歳で元気に活躍しているそうな。
なんと偉大な人物がこの世にはいたことだろうか!と感嘆した。

ソマリランドは、本当に興味深いし、優れた国と思う。
  • 優れた格言に育まれているので、優れた人物が輩出するのだろう。

『八識規矩頌』 (玄奘三蔵)

『八識規矩頌』(玄奘三蔵)

 

「前五識頌」

1. 白文
性境現量通三性、眼耳身三二地居、
遍行別境善十一、中二大八貪嗔癡。  五識同依淨色根、九緣七八好相鄰、
合三離二觀塵世、愚者難分識與根。  變相觀空唯後得、果中猶自不詮真、
圓明初發成無漏、三類分身息苦輪。

2. 書き下し
性境現量三性に通じ、眼耳身三は二地に居す、
遍行別境善十一、中二大八貪嗔癡。  五識は同く淨色根に依り、九縁七八よく相鄰す、
合三離二して塵世を観じ、愚者は識と根とを分つこと難し。  變相して空を観ずるは唯だ後得のみ、果中猶お自ら真を詮ぜず、
圓明初發して無漏と成り、三類分身して苦輪を息む。

3. 現代語訳
前五識は実在の境を直接知覚で捉え、善・悪・無記の三性すべてに通じる。眼・耳・身の三識は欲界と色界の二地にあり、鼻・舌識は欲界のみ。
遍行心所5つ・別境心所5つ・善心所11つが対応し、中随煩悩2つ・大随煩悩8つ・貪・瞋・癡も伴う。  前五識はすべて清浄な感覚器官に依り、九つの縁(根・境など)で働き、第八識・第七識と密接に関連する。
眼・耳・身は三つ合わさって、鼻・舌は二つ離れて塵世を観察するが、愚かな者は識と根の違いを区別できない。  変じた相で空を観じるのは後得智だけで、果位(聖者の境地)でもまだ真如を直接説明しない。
円明の智慧が最初に発すると無漏になり、三種類の化身を現して苦の輪廻を止める。

「第六識頌」

1. 白文
三性三量通三境、三界輪時易可知、
相應心所五十一、善惡臨時別配之。  性界受三恒轉易、根隨信等總相連、
動身發語獨為最、引滿能招業力牽。  發起初心歡喜地、俱生猶自現纏眠、
遠行地後純無漏、觀察圓明照大千。

2. 書き下し
三性三量三境に通じ、三界輪ずる時易く知るべし、
相應心所五十一、善惡臨時に別けて之を配す。  性界受三は恒に轉易し、根隨信等總じて相連なり、
身を動かし語を発するは獨り最たるもの、引滿は能く業力を招きて牽く。  初心を発起して歡喜地、俱生猶お自ら纏眠を現ず、
遠行地の後純に無漏、觀察圓明大千を照らす。

3. 現代語訳
三性(善・悪・無記)・三量(現量・比量・非量)・三境(性境・帯質境・独影境)に通じ、三界を輪廻する時は容易にわかる。
対応する心所は51すべてで、善悪に応じて臨時に配分される。  性・界・受の三つが常に転じ、根随煩悩・信などの心所が総じて連なる。
身を動かし言葉を発するのが最も強く、引業(来世の果報を引く業)・満業(細かな報いを満す業)を招いて業力に引っ張られる。  初心を発して歓喜地(初地)に入ると、俱生の煩悩がまだ現れて潜伏するが、遠行地(第八地)以後には純粋に無漏となり、観察の智慧が円明に輝いて大千世界を照らす。

「第七識頌」

1. 白文
帶質有覆通情本、隨緣執我量為非、
八大遍行別境慧、貪癡我見慢相隨。  恒審思量我相隨、有情日夜鎮昏迷、
四惑八大相應起、六轉呼為染淨依。  極喜初心平等性、無功用行我恒摧、
如來現起他受用、十地菩薩所被機。

2. 書き下し
帶質有覆情の本に通じ、隨緣に我を執りて量を非と為す、
八大遍行別境慧、貪癡我見慢相隨う。  恒に審かに思量して我相隨い、有情は日夜鎮に昏迷す、
四惑八大相應して起り、六轉を呼んで染淨の依と為す。  極喜の初心平等性、無功用行我は恒に摧く、
如來現起して他受用、十地菩薩の所被機。

3. 現代語訳
帯質境(心を縁とする境)を有覆(覆われた性質)で捉え、情の本(我執の根本)に通じる。
随縁で我を執り、認識としては誤りである。
八大心所・遍行心所・別境の慧が対応し、貪・痴・我見・慢が相随う。  常に審察して我を思量し、我相が伴うため、有情は日夜ずっと昏迷する。
四つの煩悩(我痴・我見・我慢・我愛)と八大心所が相応して起き、前六識の転換(染浄の依り所)と呼ばれる。  極喜地(初地)の初心で平等性智が現れ、無功用行(努力せずに自然に)で我執が常に壊される。
如来が他受用身(他者のために現れる身)を現し、十地の菩薩が教えを受ける対象となる。

「第八識頌」

1. 白文
性唯無覆五遍行、界地隨他業力生、
二乘不了因迷執、由此能興論主諍。  浩浩三藏不可窮、渊深七浪境為風、
受薰持種根身器、去後來先作主公。  不動地前才舍藏、金剛道後異熟空、
大圓無垢同時發、普照十方塵剎中。

2. 書き下し
性は唯だ無覆五遍行、界地は他に隨いて業力に生ず、
二乘了せず因りて迷執す、此に由りて能く論主の諍を興す。  浩浩たる三藏窮むる可からず、渊深く七浪境を風と為す、
薰を受けて種を持し根身器、去後來先主公と作る。  不動地の前才に舍藏、金剛道の後異熟空なり、
大圓無垢同時に發し、普く十方塵剎を照らす。

3. 現代語訳
性質はただ無覆(覆われない)で、五つの遍行心所が対応する。
界地(三界の位置)は他(業力)に随って生まれ、二乗(声聞・縁覚)はこれを理解できず、迷執のため論争が起きる。  浩瀚たる三蔵(経・律・論)は尽きることがなく、深淵のように七つの波(前七識)が境を風として起こす。
薫習を受け、種子を持ち、根・身・器(世界)を保持し、死んで去った後にも来て最初に主となる。  不動地(第八地)以前はまだ蔵(種子を保持)し、金剛道(最終の道)以後には異熟(報いの果)が空になる。
大円鏡智が無垢に同時に発し、十方塵刹(無数の世界)を普く照らす。

 

野田さんの中道代表辞任と小川さんの新代表就任に関しての雑感

中道の新代表が小川淳也さんに決まった。
代表選で、小川さんは社会改革と国会改革の二つを掲げていた。
人口減少に対応した安心できる社会づくりと、国会の活性化はとても重要なことだと思う。

以前、直接小川さんに私も質問させていただいたいことがあるが、とても熱くかなり長く、一生懸命答えてくださり、ともかくその熱さに感じ入ったことがある。
河合継之助をとても尊敬しているそうだが、本当に武士みたいな人物と思う。
その良さが発揮されていくことを願いたい。

野田さんは、代表辞任を表明した議員総会で、絞り出すように以下のメッセージを述べていた。このメッセージを、しっかりと小川さんと、中道の政治家には忘れずに受けとめていって欲しい。

「せっかくこの“中道”という種火が灯りました。

それを守っていただき、平和主義を徹底をし、そして生活者ファーストの観点からの改革を行い、クリーンな政治を実現をするということは、
もう一つの大きな与党の塊に対して、常にもう一つの考え方が、誠実性があるぞということを、示していかなければならないと、私は思います。

その思いを、しかも一千万票もの比例票が出てるわけでありますので、そうした票を死に票にしてはいけないという風に思います。

その思いを継いでくださる方を、ぜひ手をあげていただきたいと。

これも苦しい道です、困難な道かもしれませんが、覚悟をもって手を挙げてくださる方が来てくれれば、大変ありがたい、と思います。

私も一兵卒として、渾身の力をこめて、渾身の力をこめて、お支えをしていきたいという風に思っています。」
(この動画の3分30秒ぐらいから。 https://www.youtube.com/watch?v=KCmzAoqYeQ4  )


胸打たれるメッセージだった。

野田さんが消費税減税にぶれたことを批判するツイートを散見する。

しかし、それを言うならば、2025年7月の参院選の前の頃、特に4月頃、立憲党内の三割ぐらいの議員から構成される「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」が強硬に消費税減税を主張していたことを忘れるべきではない。

これに付和雷同した中間派の議員も多く、当時は立憲民主党過半数か六割程度は消費税減税を主張していた。
明確に消費税減税に反対していたのは枝野さんとそのグループぐらいだった。

野田さんは党内民主主義の観点からも、また党の分裂を避ける党内融和の観点からも、持論である消費税に基づく安定した社会保障を引っ込めて、食料品に限定した消費税減税を掲げざるを得なかったのだと思う。
また、物価高への対策という思いもあったのだろう。

日頃、ボトムアップや党内民主主義を言う人々が、消費減税に関してのみ野田さんがそれらを無視し、独裁的に強硬に突っぱねるべきだったと主張するのは筋が通らないのではないかと思う。

私は野田さんの苦衷を思うと、なんとも気の毒に思わざるを得ない。
いわんや、SNSで散見する、野田は責任を感じるべきだとか、選挙の総括をすべきだとかいう人々は、いったい何を見ているのかと思う。

両院協議会をきちんと見ていれば、いかに野田さんが気の毒なほど自らの責任を痛感し、また選挙の総括を必ずしなければならないと明言していたかは、容易にわかるはずである。

野田さんは本当に気の毒な政治家だと思う。
野田さんの上記の「中道の火種を絶やさず続けて欲しい」という思いを、私はしっかり受け止めたいと思う。

あれが悪かったこれが悪かったと言うのはたやすいが、大事なことは野田さんの責任追及ではないと思う。
本来、最も社会保障と税の一体改革を推進し、消費税にもとづく社会保障構築が持論の野田さんが、消費減税に走らざるを得なかったような、立憲党内の中堅若手議員たちの度し難い愚かさと無責任と、そのような風潮を支持してきた未熟な左派リベラルの愚かさをこそ自己批判すべきだろう。
野田さんは苦しい中で、よくやった。
問題とすべきは、野田さんではなくて、周辺の土壌の問題である。

小川さんの代表選での演説で、私が印象的だったのは、野田さんと斉藤さんにしっかりと敬意をあらわし、その御苦労をねぎらう言葉をしっかり述べていたところだった。
野田さんと斉藤さんの志をしっかりと継ぎ、中道の種火をしっかりと育むことを、小川さんには期待したい。
何よりも、この土壌から変えていって欲しい。

薬師如来 勤行作法 (祈りの仕方) メモ

薬師如来 勤行作法 (祈りの仕方) メモ

 

南無薬師如来、南無薬師如来、南無薬師如来
悟りに達するまで、私は仏陀と法と無上僧伽に帰依します。(3回)
布施の功徳とその他の波羅蜜によって、私はすべての生けるもののために仏陀の境地に達しますように。(3回)
生きとし生けるものが幸福と幸福の原因を持つことができますように。
生きとし生けるものが苦しみと苦しみの原因から解放されますように。
生きとし生けるものが真の幸福から決して離れず、苦しみから解放されますように。
生きとし生けるものが執着と憎しみから解放され、限りのない平等な心に住むことができますように。
私の目の前には、空から現れた八弁の白い蓮華の上に青い「Hum」(हूँ、吽)の文字があります。その中央には月の円盤があり、その上の蓮華座にはラピスラズリ薬師如来が坐しています。澄み切った深い青色の光を持つ聖なる御体は、至高の変容の相にあり、常に全宇宙に癒しの青い光を放っています。
彼は輝かしく、大小の完璧な印を帯びて輝き、三法の衣をまとい、足を組んで金剛の姿勢をとっています。
彼の美しい御顔をただ見るだけで、平安と癒し、そして活力を感じます。
彼は右手にアルラの薬草を、左手に托鉢を持っています。
私は今、五体投地から始まる七支則の修行によって功徳を積みます。
瑠璃光薬師如来、諸仏、法、そして無上衆に帰依します。世尊、如来、阿羅漢、完全無欠の仏陀菩提樹薬師如来、あなたに敬意を表します!あなたに帰依します!(3回)
無始以来、あらゆる悪行をしたことを慚愧します。
聖なる衆生と凡夫のあらゆる徳を喜びます。
生きとし生けるものに最も効果的に利益をもたらすために、菩提心(仏の心)を育みます。
仏の道を歩むという意図を生じ、生きとし生けるものを私の客人として世話します。
花、香、灯、芳香、食物、音楽などを、実際に用意したものも、心の中で想像したものも、捧げます。
無上の集まりよ、どうかそれらを受け取ってください。
このようにして、生きとし生けるもののために悟りを開こうとする意図である菩提心(仏の心)を育みます。

生きとし生けるものが幸福と幸福の原因を持つことができますように。
生きとし生けるものが苦しみと苦しみの原因から解放されますように。
生きとし生けるものが悲しみを超えて、常に喜びの中に住むことができますように。
生きとし生けるものが近いものにも遠いものにも等しい慈しみの中に住むことができますように。
無上の功徳の田よ、どうか輪廻に留まり、法輪を転じて生きとし生けるものを利益してください。

今、陀羅尼とマントラを唱えると、薬師如来から青い癒しの光が宇宙の生きとし生けるものへと放たれます。輝く瑠璃色の青い癒しの光は、生きとし生けるものに吉祥、長寿、智慧、慈悲を与え、そして戻ってきて私の心に吸収され、今度は私に健康、活力、長寿、吉祥、癒しのエネルギー、そして智慧を与えてくださいます。

Namo bhagavate bhaiṣajyaguru vaiḍūryaprabharājāya tathāgatāya arhate samyaksambuddhāya tadyathā oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye mahābhaiṣajya samudgate svāhā
ナモー・バガヴァテ・バイシャジャグル・ヴァイドゥーリヤプラバーラージャヤ・タターガターヤ・アルハテー・サムヤクサンブッダーヤ・タドヤター・オン・バイシャジェー・バイシャジェー・マハーバイシャジヤラージャヤ・サムドゥガテー・スヴァーハー (少なくとも3回)
Oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye mahābhaiṣajya samudgate svāhā.
オン・バイシャジェー・バイシャジェー・マハーバイシャジヤラージャヤ・サムドゥガテー・スヴァーハー (できるだけ多く)

超越的な成就をなし遂げた勝利者よ、あなたの慈悲は私たちすべてに等しく、異なることがありません。
あなたの御名、薬師如来を聞くだけで、私たちは下界の苦しみから解放され、三毒の病から癒されます。
瑠璃光の輝く薬師如来よ、あなたに礼拝いたします。
超越を成就した勝利者、(煩悩を)滅した者、敵を滅ぼす者、完全に悟りを開いた薬師如来よ、私とすべての無量の衆生に、普く無上の成就を授けたまえ。
この功徳により、速やかに薬師如来を成就し、すべての衆生をその完璧な境地へと導いてください。
ここに申し上げた功徳を、生きとし生けるもののために捧げます。


十二神将への祈り

シンプルな祈り(日常用)
「南無薬師瑠璃光如来
南無日光菩薩 月光菩薩
南無十二神将大将
宮毘羅大将伐折羅大将迷企羅大将安底羅大将、頞儞羅大将、珊底羅大将因達羅大将波夷羅大将摩虎羅大将真達羅大将招杜羅大将毘羯羅大将
(Kumbhīra、Vajra、Mekhila、Aṇḍīra、Anila、Śāṇḍilya、Indra、Pāyila、Makara、Cindāla、Catura、Vikarāla)
七千夜叉大将たちよ
大慈大悲の光明をもって、
我を守護し給え
諸病を除き、災難を払い、悪業を浄化し、
身心安楽・願うところを成就せしめ給え
南無薬師如来


より丁寧な祈願文(縁日や重い祈りの時)
「南無薬師瑠璃光如来
日光月光十二神将七千夜叉
大慈大悲光明灌頂
我を護り給え
病苦を除き、煩悩を浄め、
十二の大願により、
現世の安楽と来世の善趣を授け給え
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ(繰り返し)」

 

「石破首相の談話への感想」

今朝、やっと時間ができたので、一昨日に出された石破茂首相の戦後80年についての「所管」の動画を見て、テキストを読んだ。

感想としては、基本的には異論がないのだけれど、いくつか違和感を覚えたところがあった。

一点目の違和感は、当たり前の歴史的知識が長々と述べられていたことである。
こういうのは学校教育やテレビの教養番組がなすべき仕事であり、総理の言うべきことなのだろうか。
石破首相としては、日本の右傾化への憂慮や、こうした当たり前の歴史知識の共有や前提が崩れつつあるという危機意識のもとに行ったということなのだろうけれど、この記者会見で述べられている歴史知識は、高校の日本史や大学一、二年の歴史系の教養の選択科目や、NHKの歴史番組では必ず扱われる、当然の知識なのではないだろうか。
そもそも、石破さんが自分が学んだとこの記者会見の中で自ら言っている、半藤一利の著作などを読めば、十分に書かれていることである。
政治の仕事と、学問やメディアの仕事との、役割分担や境界線が、石破首相の中でどのようになされているのか、ちょっとよくわからない印象があった。
これは先に行われた国連総会での演説も同じで、演説の前半で長々と安全保障理事会の歴史を石破首相が述べていたのだけれど、その程度のことは国連総会に出席している各国の代表は当然の前提にしていることではないかと思われた。
もっとも、こうした当然の前提がもし本当に崩れているのだとすれば、それはそれで大問題だし、石破首相の憂慮もわからなくはないが…。

二つ目に疑問なことは、石破首相は今回の「所感」は、戦後50年、60年、70年の談話の歴史認識はそのまま継承し、ただしそれらでは述べられていなかった、なぜ日本は先の大戦に突入したのかという、戦争を避けられなかった理由を論じるものだとしている。
そして、憲法文民統制、議会、メディアの問題を指摘している。
そこで述べられていること自体はべつに異論はないのだけれど、気になるのはそこで述べられていないことである。
つまり、もっぱら政治システムの問題のみが論じられていて、その背景にあった、日本人の精神構造の問題、つまり個人の自立や主体的責任意識が希薄という問題について、ほとんど述べられていない点である。
敗戦直後、丸山眞男大西巨人渡辺一夫矢内原忠雄などの知識人が問題にしたのは、それぞれ表現の違いはあったとしても、結局はこの個人の自立や主体的責任意識が希薄であるという日本の精神文化の問題だったと思う。
石破首相は、実際の記者会見では触れずに、あらかじめメディアに配布したPDFの原稿では「国民一人一人が先の大戦や平和のありようについて能動的に考え」ということは言っているので、全く個人の自立について論じていないわけではないとは言えるとしても、全体として、戦後の知識人が一番問題とした事柄がぼやけている印象は否めない。

三つめの違和感は、実際の記者会見では言及されず、あらかじめ記者に配布されたPDFにのみ記されていたことだが、「東條英機陸軍大臣も、近衛文麿首相に対し、「人間、たまには清水の舞台から目をつぶって飛び降りることも必要だ」と迫ったとされています。」として、東條を戦時中の非合理な思考の典型として言及していることである。
しかし、この東條の発言は、近衛の手記にのみ記されていることであり、近衛が自己弁明と責任回避に努めたという文脈を考えると、本当にそうした発言があったのかはかなり疑わしい。
むしろ近衛こそが日本をあれほどの外交的手詰まりに追い込みながらさっさと総理を辞職し、東條はどうにもならぬ状況で日米戦争回避に努めながら戦争に突入せざるを得なかった状況を考えると、この引用は極めて疑問である。
非常にステレオタイプ歴史観で、実際に無責任だった人間を免罪している不適切な引用なのではないかと思われてならない。
ひょっとしたら、直前にそうした懸念を誰かが助言して、実際の記者会見では言及しなかったのかもしれない。

以上、三点がどうしても違和感として拭えない。
とはいえ、全体として見れば、それ自体は当然というか、そのとおりと思える内容だった。

だが、もう一つ、最大の違和感は、これが総理大臣の「談話」ではなく「所感」として、8月15日ではなく、10月10日に出されたことである。
そのため、仮に石破首相が強い思いをこめて発出したと主張したとしても、かなり印象や記憶が希薄なものになっていくのではないか。
自民党内の駆け引きや反対があったとしても、なぜ8月15日に談話として発表できなかったのだろうか。
政治的な意味のある発言とするためには、上記の決断をするかしないかは、かなり大きかったと思われるのだけれど。

石破首相 記者会見 HP
https://www.kantei.go.jp/.../statement/2025/1010kaiken.htm https://www.kantei.go.jp/jp/content/20251010shokan.pdfl

ミア・シェムさんの文章

ハマスの人質から生還したミア・シェムさんが書いた文章:

2023年10月6日、私はただ踊りたかった21歳の少女でした。
私はもうその時の少女ではありません。
ハマスの怪物たちは私の純潔を奪い、私の体と魂を傷つけました。
すべてが私から奪われましたが、ただ一つだけ残されました。
それは、私が自分に語る物語の方法、そして私に強制された恐ろしい現実にどう立ち向かうかを選ぶ方法です。

ハマスの怪物たちは私の純潔を奪いましたが、今日、私は強い女性です。
そして、私には語るべき物語があります。
私は全世界に、肉体的な自由は奪われても、信じる自由と想像する自由は奪えないことを知って欲しいと思います。
このことを希望します。

そしてまた、秋の風が吹き、家の庭から仮庵の祭りの仮小屋が覗いています。
2年前の今日、私はまだ無垢な少女で、大きな楽しいダンスパーティに胸を躍らせていました。
私はこの宇宙で最も親しいエラ・トーレダノと一緒に、シムハット・トーラーの祭りの日の夜に南へ向かう予定でした。
彼女は大きくて優しい心を持っていました。
その時のダンスフロアは私にとって世界の中心のようでした。
私は何千人もの若い幸せな人たちと一緒に踊りました。

一瞬にして、音楽の音は叫び声に変わりました。
空はミサイルで埋め尽くされ、一瞬にして大勢の逃亡が始まりました。

私は誘拐者の一人の実家に到着し、彼の名前がムスタファだと知りました。
その瞬間から、私の命は彼と彼の妻ワファに委ねられました。
私の手は壊れたドアの木片に固定され、鎮痛剤は与えられず、叫ぶことも泣くことも許されませんでした。
ムスタファは50日間、ライフルを私の顔に突きつけて座っていました。
私の負傷した手には金属のチューブが挿入され、不適切な手術で固定され、抗生物質の治療もありませんでした。
私の手の状態は、痛み、感染症、運動の欠如で悪化しました。
長い日々に一本の水しか与えられず、数日に一度、乾いたピタパンが与えられるだけでした。シャワーを浴びることは一度もありませんでした。
私は小さな空気のない部屋で心理的な恐怖にさらされました。
外では、爆撃が壁を揺らしていました。
私はもう無垢な子どもではありません。
私はただ生きたいと思う若い女性で、壊れるつもりはなく、家に帰りたいと願っています。

50日後、私は弱り、傷ついた状態でトンネルに連れて行かれました。
私の体は弱り、萎縮し、腕はぶら下がり、感染症が広がっていました。
2時間の歩行、前には武装したテロリスト、後ろにも武装したテロリスト。
地下60メートルで、私は檻に入れられました。
そこには空気も光もありません。
2メートル×2メートル、高さ1.5メートルの檻では、直立することもできませんでした。
そこで私は他の5人の若い少女たちと出会いました。
誘拐されて以来、初めて一人ではありませんでした。
それぞれが残酷な誘拐の物語を持っていました。

私たちは暗い檻の中で5日間を共に過ごし、12時間ごとに交代する2人の武装した看守がいました。
私たちは静かに話すことが許されていました。

そしてまた、秋の風が吹き、今、私たちは私が経験した最も幸せな夜から、そして私の人生で最も恐ろしい朝から2年を迎えます。
私はここに体はありますが、私の無垢さは血の海の野原に残り、私の心はガザに捕らわれた48人の人々、生きている者も死んでいる者も共に、捕らわれたままです。
私はもう子どもではありません。
私は誰もが地の底から帰還するまで休まない強い女性です。
今日、私には語るべき物語があります。
今日、私は人生が私たちが生きる通りではなく、私たちが自分に、そして他人に語る通りであることを知っています。
私は物語を語りたい。
全世界に、肉体的な自由は奪われても、信じる自由と想像する自由は奪えないことを知ってほしい。
これが希望です。

来週、私たちが果たすべき最も重要で緊急の道徳的かつ人間的な義務を果たせることを願います。
それは、恐ろしい地獄のダンジョンから全員を家に連れ戻すことです。
それはそこにいた者にしか理解できないものです。
そしてまた、秋の風が、すべての人を連れ戻してくれることを願います。
皆さんへ!!!🎗

ミア」
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