2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
■山本太郎議員、天皇陛下に手紙=秋の園遊会で手渡す−「原発問題伝えたかった」 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013103100768 かつて、明治の時代には、田中正造が明治天皇に直訴したことがあった。 簡単に陛下に手渡すことができた太郎さんと、直訴…
ユダヤ教に「アミダーの祈り」(十八祈祷文)というものがある。 ユダヤ人は日々にこれを唱えるそうである。 現在は全部で十九の節があるが、長い間十八節からできていて、あとで第十九節が付け加わったために、十八祈祷文と呼ばれるそうである。 内容は、祈…
主よ、私の歩みに何か意味はあったのでしょうか。あなたはいくたびか、私を倒し、砕き、悲しみの淵に投げ入れました。私は嘆き、深い傷を負い、それでもまた立ち上がり、歩きました。しかし、また打ち砕かれ、渇き、見捨てられました。私は打ち捨てられ、も…
いつもふたりで作者: ジュディスカー,Judith Kerr,亀井よし子出版社/メーカー: ブロンズ新社発売日: 2011/09/01メディア: 大型本この商品を含むブログを見る おじいさんに先立たれたおばあさん。しかし、おばあさんは、心の中で自由に楽しい想像をめぐらし、…
8月6日のこと作者: 中川ひろたか,長谷川義史出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/07/15メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る 広島の原爆がなければ、兄にいつもどおりに弁当を届けることができたのに。 主人公の祖母の…
あすはきっと作者: ドリスシュワーリン,カレンガンダーシーマー,Doris Schwerin,Karen Gundersheimer,木島始出版社/メーカー: 童話館出版発売日: 1997/06/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (13件) を見る とてもかわいい、良い絵本だっ…
イスラエルのナオミ・シェメルの作詞作曲の歌はどれも素晴らしいのだけれど、中でも最近、「アル・コル・レイレー」という曲を聴いて、とても感動した。本当に素晴らしい歌だと思う。曲も、歌詞も、涙を禁じ得なかった。本当に素晴らしい歌だと思う。 「アル…
絵ものがたり正信偈―ひかりになった、王子さま作者: 浅野執持,市角壮玄出版社/メーカー: 法蔵館発売日: 2012/10/10メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログを見る浄土真宗でよく唱える正信偈を絵本にした一冊。わかりやすく、正…
言葉が立ち上がる時作者: 柳田邦男出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/06/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 素晴らしかった。 柳田邦男さんの文章の深さは、やはり他に比類がないと思う。 本当に考えさせられる、魂の糧となる一冊だった。特…
「林檎」 あなたの愛しき身体は私を虜にしてきました。 あなたは私をある種の牢屋に閉じ込めました。 私たちが別れた日以来、 あなたのように美しいものを何も見つけられません。 そういうわけで、私は自分を熟れた林檎で慰めます。 その香りは、あなたの没…
これもユダヤに古くから歌だそうである。 「アヴィヌ・マルケイヌ(われらが父よ、われらが王よ)」 われらが父よ、われらが王よ、私たちの声を聞いてください。 われらが父よ、われらが王よ、私たちはあなたのみ前で罪を犯しました。 われらが父よ、われら…
「ハティクヴァ」コーロード・バレーヴァヴ・ペーニーマー ネーフェシ・イェウーディ・ホーミーヤー ファーテー・ミーズラー・カーディーマー アーイン・レツィーヨン・ツォーフィーヤー オードラーヴダー・ティクヴァーテーヌ ハーティクヴァー・バッシノー…
「アナベコーハ」というヘブライ語の歌が、とても素晴らしくて最近よく聞いている。 一〜二世紀頃から伝わるカバラ(ユダヤ神秘主義)の歌だそうで、カバリストは安息日の夜にこの歌を歌うそうだ。 ヘブライ語はわからないので、英語からの重訳になるが、歌…
「神を信頼する」とは、具体的にどういうことなのだろう?どうもいまいち、私にははっきりわからない。聖書には、しばしば、神を信頼すること、神に信頼することが説かれる。いまいち考えてもわからないので、ネットで検索してみたら、神の存在を信じること…
信仰についてのメモ ・「神の声を聞き、戒めを受け入れ、主に信頼し、神に近づこうとする。」(ゼファニヤ書第三章第二節より)・神と人とが相互に関わり合っている自覚を持つことがユダヤ・キリスト教である。・神の思いと一致していく過程が信仰である。 …
聖書の中にはいろんな多様な声があるが、そのうちの一つには、わりと醒めた、永劫回帰のような印象を受ける考え方がある。「先にあったことは、また後にもある、 先になされた事は、また後にもなされる。 日の下には新しいものはない。 」 (伝道の書 第一章…
「ホルシャット・ハエカリプトゥス」(ユーカリの林)というイスラエルの歌をたまたまyoutubeで聴いてとても感動した。 歌詞は、こんな意味だそうだ。 「美しく若かった母がここへ来たとき 父は丘の上に、彼女のために家を建てた 春は幾度も巡り、半世紀が過…
聖書の中にはいろんな声があり、その中のどれを特に聞くか。 それは結局、読む側の読み方、聞く側の聞き方によるのかもしれない。さらっと聖書を読んだだけの時は、なんとまぁ、血なまぐさく、悲劇と恐怖に満ちている本かと思う。 何度イスラエルの民は敵に…
何かの文章や物語を読んだ時に、それをただ知っているのと、深く受けとめるのとでは、同じ文章や物語を知っているとしても、かなり異なっているのだと思う。たとえば、創世記の中のヨセフの物語、つまり、兄たちに奴隷として売られて、エジプトで艱難辛苦の…
以前、youtubeで見たイスラエルの歴史のドキュメンタリーに出てきたおばあさんのことを、今日はふと思い出した。イスラエルの建国の頃の歴史についてのドキュメンタリーで、多数の人がいろんな回想や証言をしていたが、その中である品の良いおばあさんが出て…
キリスト教のことが面白いほどわかる本作者: 鹿嶋春平太出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2003/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る かわいい羊のイラストが入っていて、その羊のキャラとの対話形式でわかりやすく…
「善を行うことをならい、 公平を求め、 虐げる者を戒め、 みなしごを正しく守り、 寡婦の訴えを弁護せよ。 」 (イザヤ書 第一章 十七節) 「わざわいなるかな、彼らは悪を呼んで善といい、善を呼んで悪といい、暗きを光とし、光を暗しとし、苦きを甘しとし…
幸福論 (岩波文庫)作者: 三谷隆正出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/01/16メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 本当に素晴らしかった。 すごい名著と思う。 長年、なかなか自分では漠然と思いながら明晰につかめなかったこ…
いきのびる魔法―いじめられている君へ作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/01/01メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る 泣いた。 前半には、日本の生きづらい世の中では、逃げてもいいので、ともかく生きよう…
ぼくは ここにいる (わくわく世界の絵本)作者: ピーターレイノルズ,Peter H. Reynolds,さかきたもつ出版社/メーカー: 小峰書店発売日: 2013/06/21メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 他の子どもたちとは、ちょっと違う風であっても、誰もが、自分が…
きょうのシロクマ作者: あべ弘士出版社/メーカー: 光村教育図書発売日: 2013/07/01メディア: 大型本この商品を含むブログを見る のどかな気持ちになる、良い絵本だった。 シロクマとアザラシ、こんな感じなんだろう。
はじめてのかり (絵本アフリカのどうぶつたち第1集・ライオンのかぞく)作者: 吉田遠志出版社/メーカー: リブリオ出版発売日: 2001/04メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る ライオンの子どもたちの、初めての狩りの様子を描いた絵本。 結局うま…
いのちの木―あるバオバブの一生 (大型絵本―かがくとなかよし)作者: バーバラ・バッシュ,百々佑利子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/06/20メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 一本のバオバブが、どれほど多くのいのちとつながり、養っている…
人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る タイトルはもちろん以前から知っていたのだが、どうも読む気がせず、今まで読んだことがなかった。 なぜ読んだことがなか…
キリストの誕生 (新潮文庫)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1982/12/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (20件) を見る この本、実は、十二、三年前、同じく遠藤周作の『イエスの生涯』とともに古本屋で買った。 し…