2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今日、夕方の四時から、菅さんの記者会見があった。 【7月31日(火)菅直人衆議院議員(前内閣総理大臣)記者会見】 http://fpaj.jp/?p=4195 記者会見の模様は、生中継でネットで配信された。 菅さんは非常に率直に、311当時の様子やその後のこと、エネル…
増支部経典 第十集 第一節 何義 一、かくの如く我聞けり。ある時、世尊は舎衛城、祇樹林、給孤独園に住したまえり。時に、具寿阿難は世尊の在す処に詣れり、詣りて世尊を敬礼して一面に坐せり。一面に坐して、具寿阿難は世尊は白して言えり― 大徳よ、善戒は…
■一生金ヅルしんどい・やっと楽に…自殺高1メモ (読売新聞 - 07月28日 18:51) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120728-OYT1T00822.htm いじめで自殺に追い込まれる場合、もちろん悪いのは加害者であり、また傍観者であって、被害者が気の毒なこと…
心が折れそうな時に思う言葉 http://getnews.jp/archives/236930 「もう一度、日本を改めて創るんだ、そういう覚悟でこの危機に一緒に立ち向かっていこう」 「未来の日本の本当に、あのときの苦難を乗り越えて、こうした日本が生まれたんだと言えるような、…
今日たまたま、週刊文春の今号を読んでいて、大津のいじめ事件の記事を読んで、なんとも暗澹とした気持ちになった。 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1593 加害者たちの卑劣さや心の貧しさもさることながら、担任の無責任さや、校長や加害者の親たちの…
内村鑑三をよむ (岩波ブックレット)作者: 若松英輔出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/07/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る とても良い本だった。 特に、 何をなすか、ではなく、何を受け継…
先日、早稲田で行われた野田さんの講演の全文 http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2012/20120722waseda.html とても率直な、良い内容だと読んでいて思われた。 批判するにしろ、支持するにしろ、まずはしっかりと総理の言葉に耳を傾けることはとても…
森元首相、不出馬の意向 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/stt12072310310001-n1.htm 森さんが引退すると聴いて、別に何にも感慨はないのだけど、いろいろと思い出された。 森さんは、ある意味、滑稽なほど自民党のある種の側面を象徴していて…
「最高責任者として反省」菅氏 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120723/dst12072319450022-n1.htm 正確には、菅さんのコメントは以下のとおりのもの。 五点に渡る。 << 「政府事故調最終報告についてのコメント」 1.本日、政府事故調の最終報告が…
増支部経典 第九集 第四十一節 多梨富沙 一、かくの如く我聞けり。ある時、世尊は末羅(マッラ)国・鬱鞞羅劫波(ウルヴェーラカッパ)という末羅人の邑に住したまえり。時に、世尊は晨朝時に下衣を著け鉢衣を持し鬱鞞羅劫波に入りて乞食したまえり。鬱鞞羅…
増支部経典 第九集 抜粋メモ 増支部経典 第九集 第五節 力 一、諸比丘よ、四力あり。何をか四と為すや。 二、慧力・精進力・無罪力・能摂力なり。 諸比丘よ、何をか慧力と為すや。 三、不善法と不善の計数に入ると、善法と善の計数に入ると、有罪法と有罪の…
ニーチェ全集〈8〉悦ばしき知識 (ちくま学芸文庫)作者: フリードリッヒニーチェ,Friedrich Nietzsche,信太正三出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/07/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (25件) を見る ふと気になって、この…
生き方の演習 ―若者たちへ―作者: 塩野七生出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2010/09/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (7件) を見る 若者向けに塩野さんが話した講演をまとめた本だけれど、年齢的には大人の世代であるは…
我々は、たぶん、いつも二つの選択肢の中にいるのだと思う。 悪質な無責任なデマゴギーと、理性と礼節の言葉と。 財政に関し、問題の先送りと、苦くとも問題を今解決していこうとすることと。 分裂や不和を煽る言葉と、協力と一致の言葉を語る言葉と。 我々…
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)作者: ニッコロマキアヴェリ,Machiavelli,池田廉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/04/25メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 79回この商品を含むブログ (69件) を見る 久しぶりに、マキャヴェリの「君主論」を通して…
オバマ演説集 (岩波新書)作者: 三浦俊章出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/01/21メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 今日、岩波新書「オバマ演説集」を読んだ。 2010年頃までのオバマさんの主要な演説が十本収録されている…
新井白石の自伝『折たく柴の記』を読んでいて、疑問に思ったことがある。 最初の方に書かれてある母の出自や、白石の子どもの頃のエピソードが、どうも極めて不思議なことが多いのだ。 白石の父は、土屋家に仕える家老格の武士だったことが記されており、厳…
「我々の今日があるのは“世界は変わるはずがない”という声に耳を傾けない人がそれだけ大勢いたからです。」(オバマさん)“We are here today because enough people ignored the voices who told them that the world could not change.” (Obama) 「人類の…
増支部経典 第十集 抜粋メモ 増支部経典 第十集 六十一 無明 一、諸比丘よ、無明の本際は、「これより前に無明のなかりき、その後に無明生じたり」として知るべからず。諸比丘よ、かくの如く説くなり。しかれども「これに縁りて無明あり」とは知るべし。諸比…
関電の電力に関して、原発抜きでも電力は足りるという話を私たちは再稼働反対派からしばしば聞いてきた。 しかし、大飯原発再稼働がなかった場合の最大電力2542万kwだが、 http://www.kouiki-kansai.jp/data_upload/1337148860.pdf 7月18日の最大供給電力は2…
野田さんが国際援助に14兆円ばら撒いているという悪質なデマを小沢派がやたらとツイッターでまき散らしている。 しかし、きちんと国会でのやりとりを見ればわかるように、 http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/files/120710yosankaigiroku.pdf 野田政権…
マキアヴェッリ語録作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/07/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見る 今日、塩野七生『マキアヴェッリ語録』を読み終わった。 マキャヴェリのいろんな著作からの名句の抜粋集で、…
政権交代とは何だったのか (岩波新書)作者: 山口二郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/01/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (27件) を見る 山口二郎『政権交代とは何だったのか』(岩波新書)を読み終わった。 民主党に…
消費税の増税でなく、富裕層への課税強化や公務員の各種手当・人件費削減で対応しろという意見を時折見る。 しかし、まず、富裕層への課税強化だが、以下のブログが試算をして面白い結果を記している。 http://www.muratatax.com/2012/03/post-186.html つま…
「宝経」(Ratana sutta)を自分でパーリ語原文から翻訳してみた。 本当、すばらしいお経と思う。 「宝経 新訳」 この地と空中に集まっている存在、全ての存在は、善い心でありなさい。 注意して、今話されることを聞きなさい。 あらゆる存在は耳を傾け、この…
■首相、異例の呼びかけ「いじめられたら…」 (読売新聞 - 07月16日 20:06) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120716-OYT1T00608.htm 野田さんの言葉は、どれももっともだと思う。結局、聞く耳を持つかどうかだし、国のリーダーが言うことばを、各自…
内村鑑三は、「デンマルク国の話」の中で、ドイツやオーストリアに戦争で負けて国土を大幅に失い、貧しい小さな国土しか残らなかったデンマークが、ダルガスという人物の努力により、植林を行って豊かな土地となり、今は一人当たりはイギリスやアメリカより…
内村鑑三は、人間が後世に残していける最も大きなものは何かということについて、以下のように述べている。 「それならば最大遺物とはなんであるか。 私が考えてみますに人間が後世に遺すことのできる、そうしてこれは誰にも遺すことのできるところの遺物で…
後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)作者: 内村鑑三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/09/17メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 47回この商品を含むブログ (61件) を見る後世への最大遺物・デンマルク国の話 (ワイド版岩波文庫)作者: 内村鑑…
消費税についての取り決めにおいて、いわゆる「前原一任」が民主主義を無視している、という意見が小沢派から随分言われた。 最近も、そんなことを言っていた人がいた。 しかし、そもそも、「政府・民主三役会議」において政調会長に一任できるということは…