2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
映画『バイス』を見た。ブッシュ政権時代の副大統領をしていたチェイニーを描いた作品である。二十年前の、ブッシュ政権と911とイラク戦争の頃、陽気で軽薄そうな大統領のブッシュの側には、陰険でぼそぼそしゃべるおっかなそうなチェイニーがいたことはよく…
良い作品だった。 何度か泣かされた。 耳の聞こえない少女と、その子に好意を寄せる少年の話。 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01ND0S7QA/mixi02-22/
枝野幸男さんの、2020年9月15日の立憲民主党結党大会の演説は、字数にすると六千四百字以上となり、充実した深い内容の堂々たる大演説だった。 一度に聞いただけで全部十分に頭や心に入る人もいれば、ゆっくり時間をかけて味わった方が良い方もいるかと思う…
四日前の9月15日に行われた新・立憲民主党の結党大会の様子を、いそがしくて見れていなかったので、やっと今日動画で視聴した。 思っていたよりも、ずっと内容の充実した、良いメッセージの数々だったと思う。 ゲストの人々のメッセージも良かった。 まず、…
北周と隋と唐の皇后にそれぞれなった三姉妹を描いていて、脚色はもちろんあろうけれど、独孤家から三人も姉妹で皇后になったとは、なんと数奇な運命の一族だろうかと感心。中世における宋家の三姉妹みたいなものだろうか。 北周の明帝の皇后になった般若と、…
数学者のジョン・ナッシュの人生を描いた作品。プリンストン大学で教授なり、良い妻も得て順風満帆かと思いきや、統合失調症に悩むことになり、現実には存在しない人物の妄想に苦しむ。妻や大学の同僚たちの優しさや助けにより、徐々に症状が回復していき、…
おととい(9月10日)の新党代表選における枝野さんの演説を、今日やっとyoutubeで聞いた。 いそがしくてきちんとリアルタイムで聞けておらず、NHKのはしょった報道を通じてしか見てなかったのだけれど、やっと全部聞いた。 熱意の伝わるものだった。 長さ…
良いアニメだった。それぞれに事情を抱えた孤児院の子どもたちの物語。ラストにはほろりとさせられた。 www.amazon.co.jp
とても良いアニメだった。漁村の若者たちと、人魚の物語。人魚たちの優しさに思わずほろりとさせられた。 https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%A4%9C%E6%98%8E%E3%81%91%E5%91%8A%E3%81%92%E3%82%8B%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%9F%E3%80%…
良い映画だった。ジェロニモの勇気と不撓不屈さにも胸打たれるが、個人的にはゲイトウッド中尉が印象的だった。ゲイトウッドの父と兄は南軍に従軍し、負傷と戦死したそうで、そうした背景もあってアパッチ族に理解や共感を持つことが出来たのだろう。にして…
良いアニメだった。 まずは師匠の真似をしてなりきることの大切さや、心の闇にとりこまれないようにすること、そのためには多くの人の世話や関りを思い出すこと、など、あらためてなるほどと思った。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%82%B1%E3%83%A2%…
だいぶ前に録画していた「名もなきアフリカの地で」という映画を見た。ナチスの迫害を逃れて、ケニアに移住したユダヤ人の一家の物語で、原作は実体験の回想の本らしい。実体験がもとらしく、わりとリアルな感じで、アフリカでの暮らしの大変さと、かつアフ…
加藤節先生が、安倍政権の負の遺産として、以下の三つの点を指摘していた。 news.yahoo.co.jp 1、立憲主義を否定して法的安定性を崩壊させたこと 2、無責任体制の蔓延3、長期政権の病理 たしかに、これらの負の遺産は大きいと思う。 また、安倍さんのこと…
最後まで読むと、本当良い小説だった。1915年のルシタニア号の事件が背景となっている。乗客の一人だった少女が主人公で、話自体はフィクションだけれど、第一次大戦を背景に、人間の良さも危うさも描かれていた。ああいう戦争のさ中には、流される人と、ま…
意外と良い作品だったと思う。映像も美しかった。また、博多の景色がいろいろ出てきたのも良かったと思う。生きるとは、人と心を通わせること、人を認め、愛すること、というのは、そのとおりと思う。 www.amazon.co.jp
心に残る映画だった。無実の罪で死刑囚となった黒人の大男の人物が、実は人を癒す奇跡を起こす能力を持っているという物語。刑務官の人々の苦悩を通じて、安易に死刑だと人を決めつける世間の偏見や思い込みの恐ろしさや、死刑制度の是非についてあらためて…
ドラマ『オスマン帝国外伝』のシーズン3を今日見終わった。毎回、楽しみに見てきた。 シーズン3を振り返ると、大宰相イブラヒムの唐突な処刑が、やはり最も衝撃的だった。イブラヒムは実在の人物で、奴隷から身を起こし、28歳で大宰相になり、43歳で唐突に…
マイケル・モーパーゴ『フラミンゴボーイ』を読み終わった。子ども向けの小説なのだけれど、内容は深く素晴らしかった。第二次大戦中の南フランスが舞台で、ロマ人の少女と自閉症の少年が主人公で、フラミンゴがたくさん住む美しい湿地の自然を背景に、モー…