だいぶ前に録画していた「名もなきアフリカの地で」という映画を見た。
ナチスの迫害を逃れて、ケニアに移住したユダヤ人の一家の物語で、原作は実体験の回想の本らしい。
実体験がもとらしく、わりとリアルな感じで、アフリカでの暮らしの大変さと、かつアフリカの人々のおおらかな優しさが印象的だった。
本国でナチに殺されるよりはよほど良かったのかもしれないが、アフリカまで逃れて行った当時のユダヤの人々の境遇を思うと、なんとも大変だったろうなぁとあらためて思われた。
わりとすんなり現地にとけこみ、楽しそうにしている主人公の少女が偉いと思えた。