2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

メモ帳

「我々を中心として宇宙が回転している。 自分は宇宙の端にいるんではない。 いわんや日本の国の端なんかにいるんではない。 自分は日本の国の中心である、宇宙の中心である。 自分の立っている所が宇宙の中心である。 自分を中心として世界は回転している。…

水谷豊 「夜回り先生と夜眠れない子どもたち」

夜回り先生と夜眠れない子どもたち作者: 水谷修出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 2004/10/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 71回この商品を含むブログ (50件) を見る同じ日本にいながら、自分からは想像もできないぐらいつらい境遇に生まれ…

雑感 

最近、灰谷健次郎の『兎の眼』という小説を読んで、とても感動した。なので、私の母にも勧めてみたところ、なんと、母は二十年前に読んでとても良かったので、当時私に勧めた、とのこと。まったく記憶にない。二十年ぐらい前というと、高二か高三ぐらいの時…

灰谷健次郎 『兎の眼』

兎の眼 (角川文庫)作者: 灰谷健次郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1998/03/20メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 54回この商品を含むブログ (84件) を見る本当にすばらしい作品。 特にバクじいさんの話は、涙なしには読めない。 「人間は抵抗、 つまり…

山村暮鳥 「大きな腕の詩」 ; 英訳 “The poem of big arm.” (by YAMAMURA Bocho) ;  エスペラント語訳 "La poemo de granda brako."

山村暮鳥 「大きな腕の詩」 どこにか大きな腕がある 自分はそれを感ずる 自分はそれがどこにあるか知らない それについては何も知らない しかもこれは何という力強さか その腕をおもえ その腕をおもえば どんな時でもどこからともなくこのみうちに湧いてくる…

diversaj pensoj

Kio estas Dio? La bazo de kosmo, Estas Amo. Sola filo de Dio montras tion.

雑感雑詩

雑感雑詩 自分は一体何をしてきたのだろうか。 自分は一体何をしていくのだろうか。 ただ確かなのは 今ここ。 その瞬間瞬間は 絶対である。 いつの間にか 人生をあきらめている自分がいる いつの間にか 歌を忘れた自分がいる ぐるっと一回転させてみると ま…

山村暮鳥 「わたしはたねをにぎっていた」 “I have grasped a seed” (YAMAMURA Bocho) “Mi kaptis semon.”

山村暮鳥 「わたしはたねをにぎっていた」 わたしはたねをにぎっていた なんのたねだかしらない いつからにぎっているのか それもしらない とにかくどこにかまこうと そしてあおぞらをながめていた あおぞらをながめているまに たねはちいさなめをだした “I …

山村暮鳥 「どこかに自分を」 “Somewhere, there is the eye watching me” "Ie, estas la okulo rigardanta al mi" (YAMAMURA Bocho)

山村暮鳥 「どこかに自分を」 どこかに自分を 凝視(みつめ)ている目がある たった一つの その星のような目 その星のような目 “Somewhere, there is the eye watching me” (YAMAMURA Bocho) Somewhere, There is the eye watching me. The only one eye, It…

山村暮鳥 「歩行」

この詩は、本当にほほえましいし、自分にもこういう頃があったし、誰にでもあったと思うと、なんだかとても大切なことを思い出させられるような気がする。 また、今現在、そしてこれからの、こうした小さな子供たちに対して、このように暖かなまなざしをそそ…

山村暮鳥 「人間の詩」

山村暮鳥 「人間の詩」 ぼくは人間が好きだ 人間であれ それでいい それだけでいい いいではないか ほくは人間が好きだ 人間であれ この目 この耳 この口 この鼻 この手と足と 何といおうかこの立派さ 頭上に大きな蒼天をいただき 二本の脚で大地をふみしめ …

"Nun estas la tempo, mi volas diri." ( Yamamura Bocho (1884-1924))

Mi tradukis la poemon el Japana al Esperanto(kaj Angla). "Nun estas la tempo, mi volas diri." ( Yamamura Bocho (1884-1924))Kial ili rapidas tiom multe? Kie ili deziras iri? Kie estas la fino de la vojo? La tempo, Kiam la rekta vojo de la …

山村暮鳥 「自分はいまこそ言おう」 

山村暮鳥 「自分はいまこそ言おう」 なんであんなにいそぐのだろう どこまでゆこうとするのだろう どこでこの道がつきるのだろう この生の一本みちがどこかでつきたら 人間はそこでどうなるだろう おおこの道はどこまでも人間とともにつきないのではないか …

ダレル.T.ヘア著・灰谷健次郎訳 『ラマー愛と魂への旅 』

ラマー愛と魂への旅作者: ダレル T.ヘア,灰谷健次郎出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 1996/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るとても良い本だった。 わかりやすく、深淵な物語。 子どもが読んでもわかると思うし、大人が読んでも深く感動…