灰谷健次郎 『兎の眼』

兎の眼 (角川文庫)

兎の眼 (角川文庫)

本当にすばらしい作品。


特にバクじいさんの話は、涙なしには読めない。


「人間は抵抗、
つまりレジスタンスが大切ですよ、
みなさん。
人間が美しくあるために
抵抗の精神をわすれてはなりません」


「よわいもの、力のないものを疎外したら、疎外したものが人間としてダメになる」


本当に、人生の糧になる一冊と思う。
多くの人に読み継がれていって欲しい。