漫画 「銀牙 流れ星銀」

私が小さい頃、『銀牙 流れ星銀』というアニメがあっていた。
犬たちが人間を襲う巨大な熊と闘うというストーリーで、話の筋はほとんど忘れてしまっていたのだけれど、歌と、やたらと熱い物語だったかすかな記憶はずっとあった。
先日、その続編の、銀の息子が主人公の『銀牙伝説ウィード』という漫画全六十巻を夏の間にはまって読んで、とても面白かったので、あらためてこの『流れ星銀』全十巻を集めて読んでみた。
感動した。
犬たちの勇気と友情に、人間として大切なものを思い出させられる気がする。
『流れ星銀』のアニメは翻訳されて世界各国で放映され、特に北欧諸国では絶大な人気を得て、いまや北欧では国民的な人気を誇り、ミュージカルまで独自に作成されたそうである。
『流れ星銀』と『銀牙伝説ウィード』だけでなく、さらにその続きの『オリオン』やそのまた続編までがあるそうで、銀牙伝説シリーズはもはやほとんどギリシャ神話並みに壮大な物語となりつつあるが、これは全部読んでみたいなぁとあらためて思った。
あらためて多くの子ども、そして大人に、お勧めしたい名作と思う。