2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 「蟻の兵隊」

蟻の兵隊 [DVD]出版社/メーカー: マクザム発売日: 2008/07/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (22件) を見るすごい映画だった。 山西省日本軍残留問題についてのドキュメンタリー。 恥ずかしながら、私はこの映画を見るまで、こ…

映画 「大地」

大地 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2006/02/03メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る戦前の古い映画だけれど、とても面白い、良い映画だった。1900年代初頭の中国を舞台にしたパール・バックの長…

罪のゆるしと罪のきよめについて

北森嘉蔵の本を読んでいたら、以下のことが書いてあって、なるほどーっと思った。 ロマ書8章の「御霊の最初の実」という言葉を引用して、最初の実があるならば、最後の実もあると論じている。 つまり、十字架の贖いによる罪のゆるしは、御霊の最初の実、聖霊…

井上洋治 「キリスト教がよくわかる本」

キリスト教がよくわかる本 (新しい知性 5)作者: 井上洋治出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1989/12メディア: 単行本この商品を含むブログを見る良い本だった。 随所に井上洋治さんらしい、深い優しい素晴らしい理解や解釈が散りばめられていた。

アドラー 「天使とわれら」

天使とわれら (講談社学術文庫)作者: モーティマー・J.アドラー,Mortimer J. Adler,稲垣良典出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る肉体や物質を持たない、精神的存在である天使。中世や近世…

北森嘉蔵 「キリスト教入門」

キリスト教入門―現代へのメッセージ (1969年) (筑摩総合大学)作者: 北森嘉蔵出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1969メディア: ?この商品を含むブログを見る福音を徹底的に把握すること。 なるほどなぁと思った。 聖書を読むだけでは必ずしも明瞭につかむこと…

むのたけじさんの訃報を聞いて

今日、たまたま、むのさんの本をぱらぱら読んでいるところだった。 またしっかり読んでいきたいと思う。 本当に熱い魂のメッセージの数々だった。 心より感謝。 訃報を聞いて、なんとも寂しい思いを禁じ得ない。 「たいまつ」のタイトルのとおり、たいまつみ…

「テゼの源泉」

テゼの源泉―これより大きな愛はない作者: ブラザーロジェ,Brother Roger,植松功出版社/メーカー: ドンボスコ社発売日: 1996/04/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログを見るテゼのブラザー・ロジェの本。 わかりやすい簡潔な言葉なのだけれ…

高橋三郎 「生命の原点」

生命の原点作者: 高橋三郎出版社/メーカー: 新教出版社発売日: 1971/11/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る四十年以上前の本だけど、とても感動した。 愛、良心、そういった事柄について、無教会主義キリスト教の教育者だ…

「日が照ってなくても」

「わたしは 日が照ってなくても 太陽があることを信じます わたしは 独りぼっちでも 愛があることを信じます わたしは 神さまが何も答えてくださらなくても 神さまとともにいることを信じます」 (戦時下のドイツのユダヤ人が壁に書き残した言葉)

皆川亮二 「ピースメーカー」

PEACE MAKER 17 (ヤングジャンプコミックス)作者: 皆川亮二出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/07/19メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る面白かった。

宮崎駿 「シュナの旅」

以前買っていて、なかなか読んでいなかったのだけれど、昨夜寝付けなかったので一気に読んでみた。 とても面白かった。 チベットの民話をもとにして、宮崎駿が全編オールカラーで描いている、大人向けの絵本といったところだろうか。 風の谷のナウシカの映画…

灰谷健次郎 「太陽の子」

太陽の子 (角川文庫)作者: 灰谷健次郎出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1998/06/23メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 17回この商品を含むブログ (62件) を見る 二、三カ月前から読み始めて、ちょっと中断していたのだけれど、今日のこりの部分を一気に読ん…

ティク・ナットハン 「小説ブッダ」

ベトナム出身の高僧で、世界的に著名な平和運動の指導者のティク・ナットハンが書いた、ブッダの生涯と教えについての一冊。 小説という形式になっているが、全八十一章のすべての場面やエピソードにきちんとした仏典に基づく根拠がある。 しかも、それらを…

Nスペ 「ふたりの贖罪 ―日本とアメリカ・憎しみを越えて」を見て

真珠湾爆撃の指揮官だった淵田美津雄と、名古屋を無差別攻撃した爆撃機の乗組員だったディシェイザーという人物についての特集番組が昨日Nスペであっていた。二人がどのようにして憎しみを乗り越え、和解や平和を願うに至ったかが描かれてあった。 良い番組…

「2016年 8月15日に寄せて」

ポツダム宣言の第四条は、日本を「破滅の淵」(the threshold of annihilation)にまで追いやった「非知性的なもくろみ」(unintelligent calculations)をもたらした「身勝手な軍国主義的な助言者たち」(self-willed militaristic advisers)に、引き続き…

映画 「第七の封印」

先日、テレビであっていたのを録画していたので、見てみた。 意外と面白かった。六十年ぐらい前のスウェーデンの映画だけれど、意外と展開のテンポが早かったし、中世ヨーロッパの異常な雰囲気がよく描かれていたと思う。この作品が何を言いたいのかは、たぶ…

先日の天皇陛下のメッセージについて 若干の考察

先日の天皇陛下のメッセージを見てて、以下のことが気になった。 まず、二年後の平成三十年の節目の強調。 次に、「個人」としての思い、という個人の強調。 さらに、「象徴天皇」の継続の強調である。 これは、少々深読みすると、かなり重大なことのような…

メモ

パウロ書簡はやっぱり素晴らしいと思う。 ロマ6:14の、恵みの下にいる、ということが、特に深く心に響いた。 恵みの下に生きているんだよなぁ。 なかなか実感がないのは、中にいて中と思わぬ霞かな、ということなのだろうか。 にしても、恵みの下に生きてい…

ETV ティク・ナットハンの特集 第一回を見て

今日、再放送を見たのだけれど、とても良い番組だった。 http://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2016-07-31/31/24806/2204175/ ベトナム出身の僧侶・ティク・ナットハンについての特集の第一回で、明日第二回もあるそうである。 ベトナム戦争や、親友のキング牧師…

ドラマ 「百合子さんの絵本」を見て

先日、NHKであっていたドラマ「百合子さんの絵本」を録画していたので見た。 戦時中、ストックホルムに陸軍の駐在武官として赴任していた小野寺信とその妻の百合子について、回想録を元に描いた作品で、良い作品だった。 小野寺夫妻は、中立国スウェーデンの…