小沢派のデマと悪口雑言について若干

野田さんが国際援助に14兆円ばら撒いているという悪質なデマを小沢派がやたらとツイッターでまき散らしている。


しかし、きちんと国会でのやりとりを見ればわかるように、 


http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/files/120710yosankaigiroku.pdf


野田政権が約束していることは、べつに日本に財政負担が生じる事柄ではない。


大半は通貨スワップなどの緊急時のための支援である。
つまり、実際に財政負担が今すぐに生じることではない。
仮に生じたとしても、単年度の話であるし、世界的な金融恐慌を防ぐためにはある程度は必要な措置である。


また、この14兆円のうち1.9兆円はたしかにODAだが、その中の1.5兆円は円借款であって中長期的には日本に返ってくる金額である。
そのことは上記資料の中でも玄葉さんが明確に述べている。


14兆円の国際援助と、12〜13兆円の消費税収を同列に記して、消費税増税を図る一方でそれ以上の財政支出を政府が国際援助でばら撒いているかのような記述をした多くの小沢派のツイッターやブログは、デマもいいところと言える。


批判するならば、正確な事実に基づいて正々堂々と批判すればいいこと。
どうしてこのような悪質な情報操作や印象操作をするのだろう。


また、ついでに言えば、小沢派が、野田さんは代表選では消費税増税を言っていなかったと批判するが、同じく上記URLの文中の中できちんと野田さん自身が述べているように、
代表選の前に書いた「わが政権構想」で「税と社会保障の一体改革」を菅政権から継承して行うと明言している。


一部の意図的に悪質な小沢派のデマやプロパガンダと、それを無批判に受け入れて拡散する意図的ではないながらもさらに愚かで悪質な小沢派たち。


しかも、しばしば、極めてひどい悪口雑言、たとえば「豚」だの「売国奴」などの言葉を、野田さんに対して延々とネット上で彼らは書き連ねている。
批判があるならば、礼節を保って、根拠に基づいて、正々堂々と批判すればいいだけのこと。
菅さんに対してもひどかったが、野田さんに対する悪口雑言は正直非常に見苦しい。


デマや悪口雑言ばかりの人々が、義を口にする資格はない。