鹿嶋春平太 「キリスト教のことが面白いほどわかる本」

キリスト教のことが面白いほどわかる本

キリスト教のことが面白いほどわかる本


かわいい羊のイラストが入っていて、その羊のキャラとの対話形式でわかりやすく書かれているため、内容は浅い初心者向きかと思いきや、とても内容も深く、独自の歴史観で貫かれていて、とても面白かった。

イエス・キリストの主眼が、この世の物質的なことではなく、霊に関わることであり、つまり永遠の霊の世界が本体で、この世の物質的なことはその影であり、霊がまず第一に大切であり、この世の幸せは二次的なもの、というのは、当たり前のようで、あらためて、なるほどーっと思った。

また、聖書主義と教理主義との相克という観点から、二千年に渡るキリスト教の歴史をとても面白く独自の仕方で解説してあり、とても面白かった。

初心者にも、そしてキリスト教にそれなりに知識がある方にも、どちらにもとても楽しめる良い一冊だと思う。
多くの人にオススメしたい。