トルストイ『人生論』 メモ

トルストイ『人生論』メモ

「目に見える生活は生命の無限の運動の一部分にすぎない。」

人は死んで無になるのではなく、精神の形の思い出として、ずっと働き続けていく。

「人は死んだ、が外界に対するその関係は生前どおりどころか数十倍もより強く人々に対して働きかけつづけているのだ。そしてこの働きは理性と愛情の度合いに応じて、まるで生きもののように大きく成長し、決してやむことも跡切れることもない。」(岩波文庫ワイド版 189頁)