雑詩 信仰のない私を

自分をどうして神は造ったのだろう。

不幸でみじめで何も世に寄与できないならば、
どうして私を創ったのだろう。

いや、神はきっと何か目的があって私をつくったのだろう。

私の考えよりも神の考えは深い。

私の考えよりも神の考えは広い。

そのことを忘れてしまってばかりいる。

「信じます。信仰のないわたしをお助けください。」(マルコによる福音書 第九章二十二節)

この前読んでいて、この福音書の一節が、胸を打った。

信仰のない私をお助けください。

私もそう思うばかり。