民主党幹部“8月退陣”に相次いで言及
http://news24.jp/articles/2011/06/26/04185235.html
最近、やたらと岡田さんをはじめとした民主党の幹部が菅総理の退陣を主張しているかのような報道がなされているけれど、実際はどうなのだろう。
岡田さんは与党幹事長として野党とも折衝せねばならず、いろんな兼ね合いの中で難しい発言を迫られる立場にあると思う。
その中で、野党にも配慮して、微妙な発言をすることはあるだろう。
だが、実際に本当に岡田さんは菅総理の退陣を求めたことがあるのだろうか?
実際に菅総理の退陣を求めているならばもっと他のやりかたや言い方があるだろうし、どうもマスコミが針小棒大に、あるいは発言をやや歪めて騒ぎ立てているように思える。
この記事においても、
<<
岡田幹事長は「2次補正を通し、特例公債法を成立させ、自然エネルギー法を採決すれば、首相としてなすべきことは一区切りつく」と述べ、第2次補正予算案と特例公債法案が成立するとともに再生可能エネルギー促進法案を採決すれば、8月中にも菅首相が退陣するとの見通しを示した。
<<
ということが、記事の見出しとは異なり、実際の内容だ。
そもそも、二次補正と特例公債法と自然エネルギー法が通れば、という前提条件つきでの話だ。
前提条件が変われば、またいくらでも話が変わってくる。
そもそも、岡田さんは、一昨日のブログの中で、菅総理を「最後まで支える」と明言している。
どうも、菅総理についても、岡田さんについても、マスコミの報道の仕方がしばしばあまりにも恣意的のように思われる。
誰に対してであれ、きちんと本人の言葉や意図を正しく報道することが、何よりも報道機関にとっては大事なことではなかろうか。