2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

絵本 「アルテミス物語」

アルテミス物語 (世界の神話絵本「ギリシャ」)作者: 舟崎克彦,木村かほる出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る ギリシャ神話の月の女神・アルテミスの神話の絵本。 絵が美しかったし…

絵本 「フィンの伝説」

フィンの伝説 (世界の神話絵本「ケルト」)作者: 舟崎克彦,宇野亜喜良出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04/01メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るアイルランドの神話の絵本で、とても面白かった。 勇敢な戦士のフィンは…

何が慎慮であり何が中心であるかを理解せよ

箴言は、どの言葉もじっくり味わうと、実に味わい深く、考えさせる内容の格言ばかりだが、以下の言葉も実に深い。 訳によって、若干ニュアンスや伝わり方が異なるが、本当はかなりインパクトのある言葉だと思う。 You who are simple, gain prudence; you wh…

絵本 「シイの木はよみがえった」

シイの木はよみがえった作者: 飯田よしひこ,別府ひろみ出版社/メーカー: 海鳥社発売日: 1996/04メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 昭和二十年の三月二十七日。 福岡の大刀洗町で起こった出来事。 ちょうど小学校の終業式があっていたところに、空…

絵本 「ほたる」

ほたる (新・創作絵本 28)作者: 山本真理子,佐伯和子出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 1983/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る特攻隊についての絵本。 まだ十七歳ぐらいの若者たち。 彼らにとっての数少ない楽しみは、厳しい訓練の合間…

生きている間に最も願うべきこと

箴言の三十章には、ヤケの子アグルの言葉というのが少し載っていて、他のソロモンの言葉だとされている大半の部分と若干趣きが異なる。 その中に、祈りの部分がある。 これはとても良い祈りの言葉なのではないかと私は思う。 “Two things I ask of you, Lord…

里中満智子 「マンガ旧約聖書 第二巻」

マンガ旧約聖書2 - 出エジプト記他作者: 里中満智子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/06/24メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る この第二巻には、十二人兄弟の中の一人で、他の兄たちから井戸に落とされて奴隷に売…

鳥が飛び立つように

箴言にはいくつも印象深い言葉があるけれど、私にとっては特に印象深いのが以下の言葉。 Like a bird that flees its nest is anyone who flees from home. (Proverbs 27.8) 鳥が巣から飛び去るように 人もその置かれたところから移って行く。 (箴言 第二…

映画 「テルマエ・ロマエ」

テルマエ・ロマエ 豪華盤(特典DVD付2枚組)出版社/メーカー: 東宝発売日: 2012/11/23メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 先日、テレビであっていたので、映画「テルマエ・ロマエ」を見た。 古代ローマと日本の人々が、風呂や温泉…

ハタモン場(ジョアン又右衛門殉教地)のギリシャ語碑文の意味

昨日、福岡の今村にある「ハタモン場」と呼ばれる、江戸初期にジョアン又右衛門(後藤寿庵のこととされる)が殉教した場所に行ったところ、以下のような魚の絵のモニュメントがあり、その下にギリシャ語と思われる文字が書かれていた。 意味を知りたいと思い…

ささいなことで怒らない心のつくりかた

ささいなことで怒らない心のつくりかた http://www.sinkan.jp/news/index_3494.html この記事に書いてあることも、おそらくは良いことなのだろうし、この本もおそらく多々良いことが書いてあるのだろうけれど、自分の場合の方法は以下のもの。 ・一年経った…

見ること聞くこと

箴言は、ごく当たり前のようで、それだけに深く考えさせられることがよく述べてある。 たとえば、次の言葉も、一見当たり前のようで、深く考えさせられる。 Ears that hear and eyes that see— the Lord has made them both. (Proverbs 20.12) 聞く耳、見…

今日は

今日は、十二年に一度の秘仏の御開帳があるというので、小郡の如意輪寺に行ってきた。 ちょうどつつじやあじさいやしゃくなげが美しく咲いていた。 御本尊の如意輪観音は、とても優しい顔の、優しいオーラの御像で、平安時代の作だそうである。 十二年に一度…

水俣病の講演会

今日は、水俣病についての講演会に行った。 講師は、石牟礼道子さん、柳田邦男さん、池澤夏樹さん、語り部の緒方正人さん。 司会は上條恒彦さんだった。 とても深い感銘を受けた。 素晴らしい講演だった。 私は以前から柳田邦男さんのファンで、柳田さんのエ…

手島郁郎さんについて

最近、手島郁郎さんという方が書いた『マタイ伝講話』の第一巻と、『聖霊の愛』『日本民族と原始福音』という本を読んだ。 手島郁郎さんは、戦前・戦後において無教会主義の立場に立って、聖書を原文で読みつつ研究する「キリストの幕屋」という団体をつくっ…

無常を深く見つめること

箴言を読んでいて、とてもこの言葉がしみじみ味わわれた。 Do not boast about tomorrow, for you do not know what a day may bring. (Proverbs 27.1) 明日のことを誇るな。 一日のうちに何が生まれるか知らないのだから。 (箴言 第二十七章 第一節 新共…

お天道様は見ている

箴言には、ごく短い言葉で、当たり前のようでありながら、よく読むと非常に印象的な言葉がある。 The eyes of the Lord are everywhere, keeping watch on the wicked and the good. (Proverbs 15.3) 主の目はどこにでもあって、悪人と善人とを見張っている…

絵本 「アマテラス」

アマテラス (世界の神話絵本)作者: 舟崎克彦,東逸子出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04メディア: 大型本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 日本の神話について、とても美しい絵で描いてあった。日本の神話も、本当面白いと思う。

絵本 「三体の神の物語」

三体の神の物語 (世界の神話絵本「インド」)作者: 舟崎克彦,横尾美美出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る インドの神話について、インパクトのある絵とともに、わかりやすく描いて…

絵本 「オットー」

オットー―戦火をくぐったテディベア (児童図書館・絵本の部屋)作者: トミーウンゲラー,Tomi Ungerer,鏡哲生出版社/メーカー: 評論社発売日: 2004/12/01メディア: 大型本 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る オットーはテディ・ベアのぬいぐるみ…

絵本 「なぜ、おきたのか? ホロコーストのはなし」

なぜ、おきたのか?―ホロコーストのはなし作者: クライヴ・A.ロートン,Clive A. Lawton,大塚信,石岡史子出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2000/06/01メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る ナチスによるユダヤ人の大量…

絵本 「シークレット・カメラ」

シークレット・カメラ―ユダヤ人隔離居住区ルージ・ゲットーの記録作者: フランク・ダバスミス,ハワードヤコブソン,Frank Dabba Smith,Howard Jacobson,メンデルグロスマン,落合恵子出版社/メーカー: BL出版発売日: 2001/08メディア: 大型本 クリック: 1回こ…

絵本 「ケツアルコアトルの道」

ケツアルコアトルの道 (世界の神話絵本)作者: 舟崎克彦,スズキコージ出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る アステカの神話を描いた絵本。 アステカの神話はほとんど何も知らなかった…

絵本 「女神イシス」

女神イシス (世界の神話絵本)作者: 舟崎克彦,合田佐和子出版社/メーカー: ほるぷ出版発売日: 1997/04メディア: 大型本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る 古代エジプトの女神イシスの神話はとても興味深い。 他の本でもしばしば読んだことがあ…

勤勉な人はよく計画す

箴言は、当たり前のようでいて、しばしばとても実践することが難しい、本当に考えさせられる言葉がある。 その言葉を前にすると、しばし考え込まざるを得なくなる。 私にとっては、特に以下のこの言葉がそれだ。 The plans of the diligent lead to profit a…

絵本 「はるねこ」

はるねこ (講談社の創作絵本)作者: かんのゆうこ,松成真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る かわいらしい絵本だった。 春を感じることも、そして春を感じるためのさまざまな種を蒔くことも、…

ただ一つ知っているのは

今日、ヨハネによる福音書を読んでいたら、格別心に響く箇所があった。 九章二十五節の以下の箇所である。 “Whether he is a sinner or not, I don’t know. One thing I do know. I was blind but now I see!” 「あの方が罪人かどうか、わたしには分かりませ…

その働きを知ればこそ

福音書を読んでいると、本当に短い言葉で、宗教的な最高の真理が書かれていて、いつもただただ驚嘆するばかりだが、今日はヨハネによる福音書を読んでいて、以下の言葉にとてもうならされた。 ヨハネによる福音書の第5章の第17節。 “My Father is always at …

絵本 「国境を越えて」

国境を越えて―戦禍を生きのびたユダヤ人家族の物語作者: ウィリアムカプラン,シェリータナカ,シュテファンテイラー,William Kaplan,Stephan Taylor,Shelly Tanaka,千葉茂樹出版社/メーカー: BL出版発売日: 2001/08メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 1回こ…

絵本 「ぼうさまになったからす」

ぼうさまになったからす (絵本・平和のために(2))作者: 松谷みよ子出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1983/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るある村には、からすがたくさんいた。しかし、戦争でその村から多くの男たちが出征していった年。…