2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

世界における日本のイメージや情報は

あまり知られていない、世界に名を残す日本人たち http://www.sinkan.jp/news/index_2507.html 実際、外国人はどう思っているのだろうかと思って、ちょっと英語で「誰が最も有名な日本人か?」ということを検索してみてみたところ、 ある掲示板には、 「おし…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十四節 第十五節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十四節 第十五節 「罪を滅する縁」 第十四節 罪を滅する縁(滅罪増上縁)とは、観無量寿経の下品上生の人のように、一生の間ことごとく十悪(十善戒に違反した行為)の重い罪業を造っ…

ミル 「大学教育について」

大学教育について (岩波文庫)作者: J.S.ミル,竹内一誠出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/07/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (19件) を見る あらためて読んでみて、とても良い本だと思った。 個別の職業訓練や技術ではな…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十二節 第十三節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十二節 第十三節 「五つの縁の功徳について」 第十二節この章では、経典に依拠して、五つの念仏によって得られる縁(五種増上縁)の意味を明らかにします。 一、 無量寿経によります。…

ジョン・マクレー 「フランダースの野に」(フランドルの野に)

ジョン・マクレーという人が書いた「フランダースの野に」という詩にとても胸を打たれたので、自分でも訳してみた。 今でも、カナダ等では第一次大戦を悼む時によく思い出される詩らしい。 作者は、戦死した親友を悼んでこの詩をつくり、自分自身も第一次大…

内田樹・釈徹宗 「いきなりはじめる浄土真宗」

いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)作者: 内田樹/釈徹宗出版社/メーカー: 本願寺出版社発売日: 2005/03/23メディア: 新書購入: 7人 クリック: 72回この商品を含むブログ (48件) を見る なかなか面白かった。 特に、「豊かな原因を求める心と…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十節 第十一節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第十節 第十節 昼と夜に、あるいは一日三回、もしくは六回、さまざまな仏、あらゆる聖なる方々、天の神々や地獄の閻魔大王たち、あらゆる業の報いとして生まれ変わっていく世界の中のそ…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第九節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第九節 「念仏の道場に入るための方法」 第九節 念仏に集中するための道場に入りたい時は、もっぱら仏教の教える方法に依拠しなさい。 まず、道場を整理準備し、阿弥陀如来の御像を安置…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第八節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第八節 釈尊は、跋陀和菩薩におっしゃいました。 「この観想の方法を保ち実行すれば、高度な集中状態の瞑想を実現でき、今この時、さまざまな如来たちがことごとく、目の前に現れ立たれ…

内田麟太郎 「そらとぶアヒル」

そらとぶアヒル (絵本・ちいさななかまたち)作者: 内田麟太郎,長新太出版社/メーカー: 童心社発売日: 1995/05メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログを見る 「もしかしたら」そう思うことの力を、あらためて思い出させてくれる。無理だとか、だ…

内田麟太郎 「ともだちや」

ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本)作者: 内田麟太郎,降矢なな出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1998/01/01メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (66件) を見る とても良い絵本だった。 ユーモラスで面白く、それでいて、最…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第七節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第七節 次に、『般舟三昧経』の「行品」には、以下のような意味のことが述べられています。 「釈尊は、跋陀和菩薩におっしゃられました。 「速やかにこの観想を成功させたいならば、常に…

加島祥造 「ほっとする老子のことば―いのちを養うタオの智慧」

ほっとする老子のことば―いのちを養うタオの智慧作者: 加島祥造出版社/メーカー: 二玄社発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る とても良い本だった。 正直今までは、老子というのはよくわからんこと…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第五節、第六節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第五節、第六節 「念仏に集中するための方法」 第五節 また、念仏者は浄土に往生したいと思うならば、ぜひとも戒を守り、念仏し、阿弥陀経を読誦すべきです。 一日ごとに阿弥陀経を十五…

ヘミングウェイ 「日はまた昇る」

日はまた昇る (集英社文庫)作者: アーネスト・ヘミングウェイ,アーネスト・アーネスト・ヘミングウェイ,佐伯彰一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/06/26メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る なんといえばいいのだろう。 一気…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第四節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第四節 また次に、蓮の花の台(うてな)の存在を想い描きなさい。 次に、蓮の花の台(うてな)の相(すがた)を想い描きなさい。 次に、蓮の花びらを想い描きなさい。 花びらと花びらと…

石ノ森章太郎 「マンガ日本の歴史」現代篇三巻 「大戦とデモクラシー」

大戦とデモクラシー (マンガ 日本の歴史)作者: 石ノ森章太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログを見る 石ノ森章太郎の、「マンガ日本の歴史」現代篇の三巻、「大戦とデモクラシー」を読んだ。こ…

「家族を大切にしない男は男ではない」

世界の「マザコン男子」最新事情 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/girlscolumn_detail/?id=20120202-00022702-r25 イタリアの事例が載っていないのだけど、イタリアはどうなのだろう。 昔、映画の「ゴッド・ファザー」を見た時に、イタリアの男性の母親への…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第三節

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第三節 また、念仏者は、もし坐って観想しようとするならば、まずは必ず結跏趺坐すべきです。 左の足を右の腿(もも)の上に、右の足を左の腿(もも)の上に置いて安定したバランスをと…

メモ

メモ

圓尾雅則 「電力・ガス」

電力・ガス〈第2版〉(日経文庫 業界研究シリーズ) (日経文庫―業界研究シリーズ)作者: 圓雄雅則出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/02/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 23回この商品を含むブログを見る 以前、ある方から勧められ…

現代語私訳 善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 第一節 第二節

善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』(観念法門) 『阿弥陀如来の海のような御姿を観想し集中するための功徳の教えの入口』一巻 仏弟子・善導が記しました 「集中するための方法と対象について」 第一節 一、『観無量寿経』によって阿弥陀如来の観想…

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌) 第三十七節

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌) 第三十七節 般舟讃 第三十七節 第三十八節 「あとがき」 第三十七節 さまざまな念仏者の方々に申し上げます。 凡夫は、迷い生死の輪廻を貪るべきではありませんが、この迷いの生死を厭うことができないものです…

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌)  第三十四、三十五、三十六節

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌) 第三十四、三十五、三十六節 「結びの讃歌」 第三十四節 定善(浄土を瞑想すること)は、観無量寿経によれば十三の瞑想方法があります、 (浄土への往生を願います) そのひとつひとつが詳しく浄土の荘厳がどの…

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌)  第三十三節

現代語私訳 善導大師 「般舟讃」(念仏讃歌) 第三十三節 下品下生の凡夫たちは、 (浄土への往生を願います) 十悪(十善戒に違反する罪)や五逆罪をことごとく行います、 (はかりしれない喜びよ) このような愚かな人は、多くの罪を造って、 (浄土への往生…

テーラワーダにおける信仰の領域の自覚の有無について (某所での議論のメモ)

テーラワーダ仏教(初期仏教)にも、凡夫にとっては信じるしかない領域があると思う。 もちろん悟れば自分でわかるのかもしれないが、過去六仏などは、見ることも科学的に実証することも凡夫にはできない。 なので、凡夫にとっては信じるしかないことである…