2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「勇ましく高尚な生涯」かどうへの配慮をこそ

「勇ましく高尚な生涯」こそ、私たちが後世に遺せる最も偉大なもの。ということを、内村鑑三に影響されて、考えると、どのような人々が思い浮かぶだろう、ふと考えてみた。最近、読んでいて感銘を受けた本というのは、要するにどれも、「勇ましく高尚な生涯…

高校の時の自警メモ

今日、高校生の時に読んだ、新渡戸稲造の『自警』の現代語訳の文庫本を読み直していたら、自分が当時その本に影響を受けて書いたメモが挟まっていた。 「文章を修行すること」 「人格を修養すること」 「自己を実現すること」 ということとと、「自由」「独…

新渡戸稲造 「自警」(自分のための生きがい)

新渡戸稲造の『自警』の現代語訳を、十数年ぶりぐらいに読んだ。 すばらしかった。 このところ落ち込みがひどかったが、めきっと心が元気になった気がする。 こんなに良い本だったのだなぁ。 己に克つことや自分を信じることの大切さ。 他人の目より自分の基…

民主党政権がなぜぱっとしなかったについて若干の考察

民主党が格別悪いとは言わないし、それほどマニフェストにこだわる必要はあんまりないとは思うけれど、一つ思うのは、政権交代をしたからといって、そうそう世の中一挙に良くなるというわけではない、ということは、この数年、しみじみ感じさせられた。 二大…

セネカ 「怒りについて」

怒りについて 他二篇 (岩波文庫)作者: セネカ,兼利琢也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/12/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (14件) を見る 今日、セネカの『怒りについて』を読み終わった。 とても考えさせられる、良…

「この上なきめでたさについて」(吉祥経 新訳)

自分で「吉祥経」(Maṅgala sutta)をパーリ語の原文から訳してみた。 今までの訳とは、違う解釈の方が良いと思われるところが何か所かあった。 それにしても、本当にすばらしいお経と思う。 「この上なきめでたさについて」(吉祥経 新訳) このように私は…

内村鑑三の「青年に告ぐ」を読んで

今日、ふと、内村鑑三の「青年に告ぐ」を読んでみた。 ごく短い文章なのだけれど、なかなか面白かった。 内村によれば、若く、かつ最もすぐれた人こそ、キリスト教におもむくべきだとのことである。 にもかかわらず、宗教や信仰が、年寄りや落伍者のものと思…

人生をやり直すタイミングについて

人生をやり直してみたいタイミングランキング http://news.ameba.jp/20120713-140/ 昔読んだ本に載ってたことなのだけれど、 自分が八十歳か九十歳か、あるいは百歳か、いくつでもいいんだけれど、とりあえずだいぶ年寄りになった時のことを考えて、 その時…

アリストテレス 「政治学」

政治学 (西洋古典叢書)作者: アリストテレス,牛田徳子出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る だいぶ前に一度読んで、最近また読み返したのだけれど、あらため…

慈経 新訳

「慈経」(メッタ・スッタ)をパーリ語から自分で翻訳してみた。 あらためて、本当にすばらしいお経だと思う。 「慈経 新訳」 善くあるために、なすべきことがあります。 静かなところで、よく物事を理解し、物事をよく行うことができる状態で、真っ直ぐで、…

慧増経と多作経

増支部経典第四集の中のごく短いお経を二つ、自分でパーリ語の辞書を引き引き翻訳してみた。 短いが、とても良いお経だと思う。 ほとんど内容は同じ二つのお経だけれど、それぞれに味わいがあると思う。 「智慧が増える四つのこと」(慧増経) 仏弟子たちよ…

車輪経

「車輪経」 (増支部 第四集より) 第一節 仏弟子たちよ、人間や神々に具わっている、四つの車輪があります。 人間や神々に具わっているこの四つの車輪が回転し出すと、直ちに、大いなる、はかりしれない大いなる富に達します。 何がその四つの(車輪)でし…

増支部経典 第八集 抜粋メモ

増支部経典 第八集 抜粋メモ 増支部経典 第八集 十五節 垢穢 一、諸比丘よ、八の垢穢あり。何をか八と為すや。二、諸比丘よ、読誦せざるは聖典の垢穢なり、諸比丘よ、起業なきは家の垢穢なり、諸比丘よ、懈怠は美の垢穢なり、諸比丘よ、放逸は番士の垢穢なり…

増支部経典 第七集 六十 怒りの副作用七つ

増支部経典 第七集 六十 一、比丘衆よ、敵に対して望ましき、敵に対して作すこれらの七法は瞋れる女人あるいは男子に来る、何をか七とす。 二、比丘衆よ、ここに敵が敵に対してかくの如く望む、ああこれは醜かれ、と、そは何の因なるや、比丘衆よ、敵は敵の…

ナクラ母とパッグナの話

今日、増支部経典の第六集を読んでて、とても感動した箇所があった。ひとつは、ナクラの母の話。ナクラという人の父が、重い病気で床に伏して、その妻のナクラの母が、以下のように語る。「心配しながら、想いを残して死ぬのは良くないと言われています。あ…

増支部経典 第六集 第七集 抜粋メモ 

増支部経典 第六集 第七集 抜粋メモ 増支部経典 第六集 十六節 一、一時世尊は婆祇(バッガ)の尸収摩羅(スンスマーラ)山の恐怖林の中の鹿園に住したまえり、またその時長者なる那拘羅(ナクラ)の父病に罹り、苦しみ、病重かりき、時に長者女なる那拘羅の…

比例選出議員は離党した場合いったんは議員辞職すべきではないか?

民主離党49人に http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_471430 民主党に離党届を出し、除籍となって離党した方たちには、それぞれに考えや思いもあったのだろう。 ただ、どうにも首をかしげるのは、その中に複数の比例選出の議員がいることである。 比例区…

増支部経典 第五集 抜粋メモ その2

増支部経典 第五集 五十六節 一、ある時随一比丘あり、自の親教師の処に詣れり、詣りおわりて自の親教師に白して言さく― 大徳よ、今や我が身は倦怠し、また諸方は我に明らかならず、また(止観の)法は我に顕現せず、また惛眠は心を捉えて住し、また欣ばずし…

民主党分裂 今後予測されること三つ

民主党分裂 小沢元代表ら50人離党届 http://mainichi.jp/select/news/20120702k0000e010169000c.html 民主党が分裂した。 小沢派五十人が離党した。 今後、おそらく起るであろうことは、以下の三つのことである。 一、政治的麻痺の深刻化 ただでさえ、衆参…

増支部経典 第五集 抜粋メモ その1

増支部経典 第五集 抜粋メモ 増支部経典 第五集 一節 一、かくの如く我聞けり、ある時世尊は舎衛城(サーヴァッティ)の祇多(ジェータ)林の中の給孤独の園に住したまえり。そこにて世尊は比丘衆に、比丘衆よ、と呼びかけたまいき、比丘衆は、大徳よ、と世…

福沢諭吉と堺利彦 Nスペを見ての雑感

今日は、「日本人は何を考えてきたのか」というシリーズの第四集の再放送を見た。 また、この前録画しておいた、第一集も見た。堺利彦の特集は、http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0129.html あらためてとても胸を打たれた。前に自伝は読んだけれど、…

あえて言おう 小沢派よりも野田さんの方を擁護すべきであると

しっかし、ツイッターとかで検索しても、野田さんに対しては悪口雑言や悪罵ばかりで、擁護や支持の声って本当に皆無に近い気がする。 もちろん、声なき声もあるんだろうけれど、こういう現実を見ていると、野田さんをかばう義理はないけれど、本当にこれでい…

きっこさんへの疑問 野田さんと小沢派ブロガーのどちらが嘘つきだろうか?

ツイッターに、九万人以上のフォローを持つ、きっこさんという方がいる。 ブログもされていて、知っている方も多いことと思う。 なかなか良いことも言っておられるので、私は必ずしも嫌いではないし、立派なところもある方だとは思っていたのだが、このとこ…