2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

川上音二郎・貞奴物語

先日、テレビで劇の「川上音二郎・貞奴物語」の中継があっていたのを録画していたので、今日見た。 http://www.active-hakata.com/otojiro/ いやぁ〜、面白かった。 川上音二郎は、明治に破天荒な人生を送った博多出身の自由民権運動家・演劇家。 福岡の人間…

社会的包摂と社会的排除

菅内閣が、つい最近、「一人ひとりを包摂する社会」特命チームという特命チームをつくったそうだ。 湯浅誠さんらが中心メンバーとなり、日本の昨今の社会的孤立や社会的排除の現状分析と、対策としての「社会的包摂」の方針や施策を策定し実行することを目指…

どうせ定着しないだろうけれど 思いやり予算の名称について

<前原外相>米軍への「思いやり予算」名称を変更 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110122k0000m010028000c.html どうせ定着しないだろうが、なんとも納得のいかない奇妙なニュースである。 そもそも、「思いやり予算」とは、日米地位協定上全く法的…

無縁社会・無縁死にどう取り組むか

政府が「無縁社会」対策に本腰 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011011800897&j1 無縁社会の一つの要因としては、未婚率の上昇や出生率の低下があると思う。 なので、結婚や出産がしやすい制度上の工夫をすることは、一定の効果があると思うし意味はあ…

TPP参加の是非をめぐって

ネット上で、ある方と、TPP参加の是非でちょっと議論中。 その方の主張は、TPP参加に慎重・反対。 私は賛成。 その方の主張は、農業は食糧安全保障や治水にも役立つし、一度壊滅したらもとには戻らない。 農業はGDP全体で小さなパーセンテージしか…

雑感 権威と自由とマスコミと

ヒュームは、政治社会には「権威」と「自由」の両方が必要だと説いた。 どちらに偏っても自由が窒息するか無秩序になるかして人間の幸福に必ずしも寄与しないと。 あまり安定した政府が続かず日本の政治的麻痺が続くようであれば、前者に関連する要素が今の…

文言が消えたか消えないかはさほど重要ではないのでは?

民主党の新ポスターから「国民の生活が第一。」が消えた http://gendai.net/articles/view/syakai/128342 まだその新しいポスターを見ていないのでなんとも言えないけれど、単に表面上「国民の生活が第一」という文言が消えたから民主党の路線が変わったかの…

最近の与謝野さん関連の報道やそれについてのネット世論を見ていて思ったこと

与謝野さんの入閣について、ネットで見ていると、まぁなんというか、ひどい悪口雑言ばかりで、甚だ辟易する。 私は消費税増税には反対だし、安易な重税国家化はなんとしても避けるべきだと思うので、与謝野さんの政策には必ずしも賛同するものではないし、今…

Nスペ 「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第1回“外交敗戦”孤立への道」

昨日、再放送でNスペで「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第1回“外交敗戦”孤立への道」という番組があっていたので見た。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/110109.htmlなぜ先の大戦において敗戦に日本が突入したかについて、今回は開戦に突入する前の…

Nスペ 「パレスチナ 響きあう声 〜E.W.サイードの「提言」から〜」

昨日、年末に再放送であっていたNスペ「パレスチナ 響きあう声」という番組をビデオで見た。 パレスチナの知識人であるサイードとラジ・スラーニが出てきて、とても深い話をしていた。 2003年9月、イラク戦争のあった年に放映された番組だそうである。サイー…

本願寺で御正忌報恩講のインターネット中継

1月9日から16日まで、本願寺で御正忌報恩講があり、インターネットで中継も行われる。 11日から15日の間に、午前11時20分からある特別講演は、毎回とても良い御法話がある。 いまはインターネットでいながらにして御法話がきけるので、本当便利な世の中。 中…

是々非々が大事

退陣の歴代内閣、心境を分析 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010700916 << 菅首相は、発足1年前後で自ら退陣した安倍、福田、鳩山の各内閣などを念頭に「小泉純一郎元首相より長くやった人と短くやった人がいるが、辞める原因は何となく分かる…

自然体でいいのでは

約8割が「自分を大人だと思わない」…新成人の意識調査結果 http://news.walkerplus.com/2011/0107/18/ 自分が三十過ぎて思うのは、二十歳ぐらいってまだ子どもだということだ。 自分が二十歳の頃は、いっぱしに随分と生意気で、ずいぶんととんがっていたし、…

心の内戦の時代を生き抜くために

自殺者数 13年連続で3万人超 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011010700728<< 昨年1年間の自殺者数(速報値)は、前年比3.9%減の3万1560人だったことが7日、警察庁のまとめで分かった。統計をとり始めた1978年以降では12番目の多さ…

米テロ、四割は米国民

米国民による米テロ 劇的増加 http://mainichi.jp/select/world/news/20110107k0000m030104000c.html この記事によれば、近年のテロ犯の四割が米国民だそうである。 << 家庭の崩壊、貧困、差別など米社会で疎外感を覚えている若者らが、閉塞(へいそく)感…

清らかな心と幸せの偈

「清らかな心と幸せの偈」 (ダンマパダより) Manopubbaṅgamā dhammā manoseṭṭhā manomayā Manasā ce pasannena bhāsati vā karoti vā Tato naṃ sukham anveti, chāyā va anapāyinī. マノープッバンガマー ダンマー マノセッター マノーマヤー マナサー チ…

菅さんの年頭所感を読んで

元気な日本を取り戻す。 日本を元気にする。 ということを菅さんは言っているのだけれど、 そのためにはどうすればいいのだろう。 もちろん、政治家にはそのために与野党ともにがんばってもらいたい。 しかし、おそらくは、たぶん政治にできることは限界があ…

元旦の計 今年の目標

一、自分が不完全な人間であることをいつも謙虚に自覚し、ゼロビギナーのつもりで、耳を傾け、勉強し、向上することに努める。 一、客観的な第三者の目を心がけ、自分のサイドからばかり物事を見ず、何事も多面的に見ることを工夫する。 一、「今、ここ」を…