2010-11-16から1日間の記事一覧

スマナサーラ長老 御法話メモ 2009年5月9日

スマナサーラ長老 御法話メモ 2009年5月9日 ・「無常」ということをよく理解したら、以下の三つの智慧が人間にはそなわってくる。 1、柔軟性 2、調整能力 3、その一日を充実して生きる ・無常だと知れば、変化に柔軟に適応できる。 硬い枝や木は、大風に…

月性 「将東遊題壁」

月性 「将東遊題壁」 男児立志出郷関 男児 志を立てて郷関を出づ 学若無成死不還 学 もし成るなくんば 死すとも還らず 埋骨豈惟墳墓地 骨を埋むる 豈に惟だに墳墓の地のみならんや 人間到処有青山 人間(じんかん) 到る処(ところ)青山あり

梯和上の御法話のメモ

(2009年5月11日のメモ)釈尊のお悟りとは、生死を超えた精神の領域に目が開くことだったのでしょう、 生もありがたく、死もありがたい、 生も尊く、死も尊い、 心豊かに生き、心豊かに死ぬ、 そうした道が、釈尊には見えて、そのためにどうすればいいかとい…

梯実円「精読・仏教の言葉 親鸞」よりメモ

梯実円「精読・仏教の言葉 親鸞」(大法輪閣)よりメモ「小ざかしい人間のはからいを離れて、如来が自力の行を選び捨てられたごとく自力の行を振り捨て、 如来が念仏の一行を万人の道として選び定め「お願いだから、わが名を称えてくれ」と仰せられた願いに…

ジャータカ 第四話の詩

ジャータカ 第四話の詩「明眼の賢者は、 わずかな資金ででも 自分の身をたてる。 小さな火を吹き起こすように。」

山県大弐のことば

山県大弐のことば「政をなすの要は、務めてその利を興し、務めてその害を除くに過ぎざるなり。 利なるは、己を利するの謂いにあらず。 天下の人をして咸(みな)その徳を被り、その利に由らしめ、而して食足り財富み、憂患する所なく疾苦する所なく、中和の…

御聴聞の三不

御聴聞の「三不」 「覚えず」 「貯えず」 「欠かさず」

シガーラ教誡経(六方礼経)より

シガーラ教誡経より 「夫の妻に対しての務め」1、誉める。尊敬する。 2、けっして貶してはいけません。 3、不倫してはいけません。 4、奥さんに家の財産を一切任せてください。 5、装飾品をプレゼントしなさい。 「妻の夫に対する務め」 1、家の仕事を…

「回復のための12のステップ」

「回復のための12のステップ」 1. 私たちはアディクションに対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。 2. 私たちは、自分より偉大な力が、私たちを正気に戻してくれると信じるようになった。 3. 私たちは、私たちの…

常に観察すべき五つのこと

常に観察すべき五つのこと (常習観察経より)1 私は老いるものである。 2 私は病むものである。 3 私の本質は死ぬことである。 4 私が愛するすべてのものは変わっていく。離れなければならぬ。 5 私は業そのものである。私は業が相続しているもの。私…

福沢諭吉の名号論

福沢諭吉の名号論 (福翁百話 第九十四話より) 「之(これ)を宗教談に喩(たと)えて云わんに、仏者の崇拝する如来なるものは、本来その物あるに非(あら)ず。凡(およ)そ人生にあらん限りの善心美徳を想像して、その至善至美の境遇を画(えが)き、之に附するに如…

あるお寺の尼さんから教えてもらった「人生において大切なこと」

(あるお寺の尼さんから教えてもらった「人生において大切なこと」)1、アンテナを張る 2、仏様の方に自分の方から近づいていく 3、利他行(今日は誰を喜ばせようかと朝起きたら考えてみる)

会津 「什の掟」「家訓十五箇条」

「什の掟」 一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。 二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。 三、虚言(うそ)をいうてはなりませぬ。 四、卑怯なふるまいをしてはなりませぬ。 五、弱い者をいじめてはなりませぬ。 六、戸外で物を食べてはなり…

『「日々是好日」経』

『「日々是好日」経』 過去を追いゆくことなく また未来を願いゆくことなし 過去はすでに過ぎ去りしもの 未来は未だ来ぬものゆえに 現に存在している現象を その場その場で観察し 揺らぐことなく動じることなく 智者はそを修するがよい 今日こそ努め励むべき…

サーレッカ経より

サーレッカ経より (1) 他人は他者に害を与える (vihi/saka) が、我々は加害者にならないようにと戒めましょう。 (2) 他人は殺生する (pqzqtipqtin) が、我々は殺生しないようにと戒めましょう。 (3) 他人は与えられていないものを取る(adinnqdqyin)が、我々…

『念仏子守歌』 

『念仏子守歌』 (五木の子守歌のメロディーで) 一、 おどんが お父さんな南無阿弥陀仏 おどんが お母さんも南無阿弥陀 二、 もろたもろたよ 六字の知恵を 愚痴が 感謝に 変わる知恵 三、 おどんが笑うときゃ 阿弥陀さんも笑う おどんが泣くときゃ 弥陀も泣…

法然上人 「御遺跡の事につき法蓮房に示されける御詞」

「御遺跡の事につき法蓮房に示されける御詞」 信空上人云、古來の先徳皆遺跡あり、而に今一宇建立の精舍なし、御入滅の後何の所をもてか御遺跡とすべきと。上人答て、遺跡は一廟をとれば遺法周ねからず、予が遺跡は諸州にあるべし。其故は念佛三昧の興行は愚…

業は百劫を経るといえども

釈尊のことば (天親菩薩「大乗成業論」より) 「業は百劫を経ると雖も、而も終に失壊すること無し。 衆縁の合する時に遇わば、要(かなら)ず、当に彼の果を酬ゆる。」 (意訳) 「業は百劫を経ても、失われないし、消えない。 なんらかの縁が集まる時が来…

聴聞の心得

「聴聞の心得」一、今日のこの御縁は、初事と思うべし。 一、今日のこの御縁は、我一人の為と思うべし。 一、今日のこの御縁は、今生最後と思うべし。

聴聞において心がけること

一、骨を折って聴け。 二、衣食を忘れて聴け。 三、間断なく聞け。 四、聞けない時は思い出せ。 「水よく石を穿つ」

木喰上人辞世

木喰上人辞世「木喰の かたみのふでも 南無阿弥陀 かへすがえすも 南無阿弥陀仏」

橋本左内 「獄中作」

橋本左内 「獄中作」 苦冤難洗恨難禁 苦冤 洗い難く 恨み禁じ難し 俯則悲痛仰則吟 俯すれば則ち悲痛 仰げば則ち吟ず 昨夜城中霜始殞 昨夜 城中 霜始めて 殞(お)つ 誰知松柏後凋心 誰か知る 松柏後凋の心 二十六年如夢過 二十六年 夢のごとく過ぐ 顧思平昔…

アインシュタイン「何故社会主義か」

アインシュタイン「何故社会主義か」 (Montly Review 1949) (ジョセフ・シュワァルツ『アインシュタイン』(現代書館)より)「資本の私的所有を前提とする経済体制には、大きな特徴が二つある。 一つは資本が私的に所有されており、資本所有者はいつでも…

ドラマ 「あしたの喜多善男」の最終回のセリフ

「人は人を恨み、怒り、裁いて 罰を与えようとする。 怒りに身を委ね、行動することは 実はそれほど困難な事ではないのだ。 人間にとって、最も困難な事… それは、他者を、 そして自分を許す事なのだ。 その先にこそ 調和がある事を知りながらも、 人は許す…

村上昭夫 「病い」

村上昭夫 「病い」 (「動物哀歌」より ) 病んで光より早いものを知った 病んで金剛石よりも固いものを知った 病んで花よりも美しいものを知った 病んで海よりも遠い過去を知った 病んでまた その海よりも遠い未来を知った 病いは金剛石よりも十倍も固い金…

村山槐多  「いのり」

村山槐多 「いのり」 神よ、神よ この夜を平安にすごさしめたまへ われをしてこのまま この腕のまま この心のまま この夜を越させて下さい あす一日 このままに置いて下さい 描きかけの画を 明日も続けることのできますように 神よ いましばらく私を生かして…

梯実円和上 御法話 メモ (2008年5月)

(2008年 5月12日 梯実円和上の御法話のメモ) 親鸞聖人が、造悪無碍に対して、どのように言われているかを、明法房の往生についてのご消息の一文を丹念に引きながら。当時、関東には、忍性菩薩の戒律復興の運動が起こった一方で、その反動から、造悪無碍と…

岡倉天心のことば 堂々男子は

岡倉天心のことば 谷中うぐいす初音の血に染む紅梅花 堂々男子は死んでもよい 奇骨侠骨開落栄枯は何のその 堂々男子は死んでもよい

2008年 永代経の御法話のメモ

(2008年 永代経の御法話のメモ) 金子大栄生死問題とは、 1、 生死問題とは、死に脅かされないような生き方を求めること 2、 いつ死んでもいいという安心と同時に、いつまで生きてもよいという用意のできる道を求めること 3、 生きていける道が、そのま…

勝鬘経 十大受 三大願

勝鬘経 「十大受(十の大きな誓い)」 1、 世尊よ、今後、私は戒め(すなわち、道徳的きまり)を逸脱するような心はけっして起こしません。世尊よ、この第一の誓いを、私は菩提の座に到達するまで厳守します。 2、 世尊よ、今後、私は師長(グル)たちに対…