ドラマ 「あしたの喜多善男」の最終回のセリフ

「人は人を恨み、怒り、裁いて
罰を与えようとする。
怒りに身を委ね、行動することは
実はそれほど困難な事ではないのだ。

人間にとって、最も困難な事…
それは、他者を、
そして自分を許す事なのだ。

その先にこそ
調和がある事を知りながらも、
人は許す事をなかなかできない。

…誰もが、
その内側に黒い物を抱えている。
誰かを傷つける事もある。
罪を犯すことも、
哀しみに打ちひしがれる事もあるだろう。

だが、
その同じ人間が
純粋に愛を求める事がある。

本当の愛を手に入れたいのならば
許す事を知りなさい。

他者を、
そして…自らを」