「十二光仏和讃」 (『仏教和讃三百題』より)
南無大悲無量光 智慧光明はかるべからず
南無大悲無辺光 解脱光輪きわまりなし
南無大悲無碍光 光雲無碍にして虚空の如し
南無大悲無対光 清浄光明体あることなし
南無大悲炎王光 仏光照耀最第一
南無大悲清浄光 道光明にして絶えず
南無大悲歓喜光 慈光安楽を施したまう
南無大悲智慧光 仏光よく無明を晴らしたまう
南無大悲不断光 光明一切の時に普く照らしたまう
南無大悲難思光 その光仏を除いてよく量ることなし
南無大悲無称光 神光差を離るること名づくべからず
南無大悲超日月光 光明清浄日月に過ぎたり