「幕屋の瞑想」(ユダヤの祈祷文から)

ユダヤの祈祷文の中の、「幕屋の瞑想」という一文を訳してみた。
どういうシチュエーションで読まれるのかちょっとよくわからないけれど、美しい祈りの言葉だと思う。




「幕屋の瞑想」


祝祭の最初の夜における幕屋の中での言葉。


おお、主よ、わが神、わが父なる神よ、あなたの御心のとおりになりますように。
あなたの聖なる存在が私たちの中にとどまりますように。
そして、あなたの平安の幕屋が私たちを覆いますように。
今私たちが満たしている戒めという幕屋の意識のもとに。
そして、そのために、唯一のあなたの聖なる誉むべき御名を畏れと愛において定めます。
あなたの清らかな聖なる栄光は私たちを包み輝きます。
その光は鷹が巣をその翼で覆うように私たちの頭上を覆います。
その時、その光はいのちの流れとなってあなたの僕にそそぎます。
そして、家から外に出て行く時には、まるであなたの義から離れたところを私がさまよっていると思うように、あなたの命じる道を急ぎます。
おお、私の間違いから完全に私を清めてください。
そして、私の罪から私を浄めてください。
私を生かしてください、主よ。
あなたの祝福を豊かに私が賜れますように。
そして、それらの恵みが飢えや渇きなどにも与えられ、尽きることなくパンと水が与えられますように。
私がこの世から離れる時、自信をもってあなたの翼の陰に覆われて過ごすに値するような人間になれるように、私をしてください。
おお、あなたが保証してくださったとおりに寛大に私たちに対して振るまってください。
そして、この地上に住む日々を、あなたに仕えあなたを畏敬する、この聖なる地上において過ごす多くの歳月を、私たちにとって意義あるものにしてください。


主は誉むべきかな、永遠に、アーメン、アーメン。


汝は誉むべきかな、おお、主よ、私たちの神よ、宇宙の王よ、あなたの命令によって私たちは聖別されました、そしてこの幕屋に住むようにあなたは私にお命じになられました。


汝は誉むべきかな、おお、主よ、私たちの神よ、宇宙の王よ、あなたは私たちを生かし、保ち、この時節に至らせてくださいました。


http://www.sacred-texts.com/jud/spb/spb30.htm