- 作者: 小島康誉
- 出版社/メーカー: 東方出版
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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とても良い本だった。
著者の小島さんは、若くして企業を起し、その企業を立派に育てあげられたあと、浄土宗の僧侶として出家した方だそうである。
歩きながら念仏を称える念仏行脚で、青森から鹿児島まで徒歩で踏破されたそうだ。
また、シルクロードの仏教遺跡の発掘にも長年携わっておられるそうである。
このように経歴を見ただけでもすごい方なのだが、本の中の文章は少しも偉ぶることはない。
むしろ非常に謙虚で、平明なわかりやすい言葉で、とても心にしみる素直な言葉が淡々と綴られている。
すごい方がおられたものである。
念仏行脚の途中、阿弥陀如来の御姿を見たという見仏の体験の御話もとても興味深かった。
とても素敵な絵や詩文の写真がいっぱい入っているので、肩がこらずに、気楽に読める。
念仏の味わいとはどのようなものか。
大きなことを教わる。
特に、
・まず一歩
・今歩かせていただいている道が二河白道
・都合の悪いことも皆仏
・阿弥陀様からのいのち。この命をどう運ぶか。
・百人百色。
・楽しく、ゆったり、有意義に。
ということは、心に響いた。
「ありがとう すべてのすべて ありがとう」
ということばも、いいなぁと思う。
一日百回ありがとうと言うというのも、私も実践してみようかと思った。
繰り返し読みたい、素敵な一冊だと思う。