大須賀発蔵 「陰は光に―華厳経一行拾い読み」

陰は光に―「華厳経」一行拾い読み

陰は光に―「華厳経」一行拾い読み


とても良い本だった。

華厳経のいくつかの箇所やことばについて、本当に深く、単なる頭ではない、心で受けとめ、実感してきた味わいが書かれている。

繰り返し読みたい、本当に人生珠玉の一冊と思う。

「ひと言でいえば、私のいのちが味わっている、そしてみなさんも同じに味わっているこの瞬間瞬間が、みんないのちの本番というか、真実というか、仏さまのいのちだということです。また光も陰も浄も穢もそして善も悪もみんな共にはたらき合って平等清浄の大調和世界を現じているというのです。」