「ありのままの自分を、宇宙がよってたかって支えている」、ということは、べつに思想や思いこみや宗教のつくり話ということではなくて、明らかな事実なのだということを、今日は念仏している間ひしひし感じた。ただ、煩悩に眼が遮られて、そのことが日頃見…

経済的な成功や結婚・恋愛のみで人生の価値をはからないとしたら、他にどんなことが価値の基準として挙げられるだろう。 以前、スリランカの仏歯寺の管長のティボットゥワーウェ大長老に人生において最も大切なことは何かと質問したら、 １、 身体が健康であ…

無限の世界観「華厳」―仏教の思想〈6〉 (角川文庫ソフィア)作者: 鎌田茂雄,上山春平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/10/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 十二、三年ぶりに読んでみた。 華厳についての概説書。 昔読…

“Ten mystery of Mahayana Buddhism.”Everything is:The mystery of simultaneous perfection and mutual correspondence. The mystery of non-obstruction of vastness and narrowness. The mystery of mutual inclusion of one and many in dissimilaritie…

自分の心を振り返ってみると、自分こそ実に世間一般のモノサシが根深くあるなぁと反省させられる。 というのは、「自分の人生は失敗したかなぁ」とときどき考えて、このところ暗い気持ちになるのだが、 その際の、人生の成功・失敗の基準は何を考えているか…

陰は光に―「華厳経」一行拾い読み作者: 大須賀発蔵出版社/メーカー: 柏樹社発売日: 1990/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る とても良い本だった。 華厳経のいくつかの箇所やことばについて、本当に深く、単なる頭…

「七つの聖なる財産」 （Satta-Ariyadhana） 仏教では、七つの聖なる財産、ということが教えられている。 もちろん、普通の財産も人生においては大事だが、それと同時に、普通の財産とはまた別に、この七つの財産もあった方が、人生は成功するし、幸せに生き…

善導大師『阿弥陀如来を観想する教えの入口』（観念法門） 第四十一節 また、無量寿経には以下のような意味のことが述べられています。 「釈尊は、アーナンダ尊者に告げておっしゃられました。「浄土に往生する人々は、みな正定聚に住しています。十方のあら…