2013-03-25から1日間の記事一覧

マーク・トウェインの『人間とは何か』の批判的考察

マーク・トウェインの『人間とは何か』は、人間とは自動機械のようなもので、外から与えられる力つまり教育と、もって生まれた気質の、二つによって何を自らの満足として求めるかが決まる。 そして、自分なりの精神的な満足をひたすら追求して生きるものだと…

マーク・トウェイン 「人間とは何か」

人間とは何か (岩波文庫)作者: マークトウェイン,Mark Twain,中野好夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1973/06/18メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (39件) を見る とても面白かった。 読みながら、漠然と考えていたことがしっ…

私訳歎異抄 後序

後序 以上のことは、すべて「はかりしれない光のいのち」の願いの働きに対する信心が間違っていることから起こったことでしょうか。 親鸞聖人が語られた御話に以下のものがあります。 法然上人がおられた時に、弟子が大勢いるなかに、同じ「はかりしれない光…

私訳歎異抄 第十一条〜第十八条

第十一条 文字も読めず知識もあまりない仲間たちが、「はかりしれない光のいのち」の名前を呼ぶ南無阿弥陀仏の念仏を称えているのに会って、 「あなたは「はかりしれない光のいのち」の願いの働きによって救われることを信じて南無阿弥陀仏の念仏を称えてい…

私訳歎異抄 第一条〜第十条

私訳歎異抄 第一条 「はかりしれない光のいのち」の願いによって救われる。 「はかりしれない光のいのち」の願いによって、小さないのちの迷いの繰り返しから脱け出て生まれ変わる。 ということへの理解に基づいた信心をいただいて、「はかりしれない光のい…