以前、南蔵院というお寺のご住職の林覚乗さんの「同行二人」という講演のDVDを聴いた。
良い話だった。
感謝する心や感動する心を持っているかどうかが、自分の人生を豊かにするかどうかを決める。
愚痴や不平ばかりで生きるのもできるし、感謝やうれしいことを見つけることもできる。
どちらも人生で、自分が決めることだ、
といった話。
「同行二人」という言葉は、支えてくれている誰かがいると気づいて知って感謝するという意味でもあって、それも大事だが、
自分が誰かを支えてあげることのできる人間になることも大事、
といった話。
なるほどーっと思った。
そういった話を、ほろりとさせられるいろんな実話の物語を織り込んで話されるので、なるほどな〜っとしみじみ感じさせられた。
もっと心をこめて、思いをこめて生きんとなぁ〜っと、自分の生き方を振り返らされた。
話の最後の方で、
「何も咲かない寒い日は
下へ下へと根を伸ばそう
やがて大きな花が咲く」
という言葉を紹介されてて、これもなるほどな〜っと思った。
良い御法話だった。