藤本晃 「死者たちの物語」

死者たちの物語―『餓鬼事経』和訳と解説

死者たちの物語―『餓鬼事経』和訳と解説


「餓鬼事経」(ペータヴァッツ)は、生前の悪業や善業によって、餓鬼(ペータ)や天界に生まれ変わった人々のさまざまな物語がおさめられたパーリ仏典。
本書はその和訳である。

とても面白かった。
しばしば、目のさめる思いがした。

今生きている間に、なるべく慈しみの心を持って、戒を守ることを心がけ、布施や善行為に精進して生きようと読んでて思った。

良い本だった。
因果の道理や、この世やあの世のことについて新たな目を開かせてくれる、とても興味深い本だと思う。