若者の「宗教離れ」?

たまたま、ネット上で、「 若者が離れていったもの」という一覧を見た。

その一覧の中に、「宗教離れ」と書いてあった。

日本の場合、若者に限らない気もする。
日本は他国に比べても、「無宗教」な人が多い気がする。

にしても、宗教がない人生って、よくまあ生きていけるもんだなぁと、私は不思議で仕方ない。
私には無理だなぁと思う。
喜びも支えも、私の場合は宗教があってこそ。

こういうのは個人差や環境の違いがあるんだろうか。

宗教がない人生とは、しかしながら、人生の味わいというものがほとんどなくなるのではないかと思えてならない。

お金があり、元気なうちは、宗教の必要性を特に感じず楽しく生きていけるかもしれない。
ただ、昨今の若者は、それほどみんながみんなお金があるわけでも元気なわけでもないだろうに、なんとも不思議なもんである。

電車に乗っていると、スマホばかりいじっている若者をよく見かけるけれど、スマホやネット上のゲームにうつつを抜かすよりは、しっかり聖書や仏典を読む方が、よっぽど楽しいし、しっかりと心に残るものがあると思えてならない。
人生というのは本当にあっという間なので、「宗教離れ」などというのは、実に残念なことのように思う。
短い人生の間、真剣に道を求めなくてどうするんだろう。