聖書についての番組 



とても面白かった。
考古学に基づいて、聖書の世界を歴史的に考察してある。
これによれば、ジェリコやハッツァは、外敵による征服というより、内部崩壊の可能性が高いそうである。
また、YHWの名称を持つカナン南部の地域があったそうで、そのあたりの少数のグループが、モーゼの出エジプト記のモデルではないかと。
また、ダビデ王家について言及のある石碑が見つかったことにより、ダビデが伝説ではなく歴史上の人物であることは考古学的に裏付けることができるとのこと。

かつてはほとんど多神教偶像崇拝しかなかった世界において、イスラエルの地においてなぜ一神教が生じていったのか。
この謎は、本当に興味深い。