民主党政権の業績

物事には必ず良い側面と悪い側面がある。

どちらも見ないと、片手落ちというものだろう。

世のマスコミやブロガーは、民主党の悪い面ばかり大合唱しているので、稀には業績をまとめてみる人がいてもいいと思う。

というわけで、思いつくままに、民主党の業績一覧をつくってみた。


民主党政権の業績】

生活保護母子加算の復活、高校授業料無償化、寄付税制の工夫、年金一元化雇用保険の適用拡大、求職者支援制度の創設、公務員人件費の削減、再エネ法制定や脱原発方針の明言、浜岡原発の停止、最高の人選での政府事故調の設置、B型肝炎訴訟和解、特殊支配同族会社の業務主宰役員給与損金不算入の制度の即時廃止、諫早湾水門開門の決断、湯浅誠さんらを起用しての自殺対策で実際に自殺者数を大きく減らしたこと、15年で時効が成立していた死刑相当犯罪について時効が廃止されたことと、診療報酬が増額されたこと、地方への補助金の一括交付金化、硫黄島遺骨収集、シベリア抑留者への補償、社会的孤立の問題に取り組む社会的包摂のための特命チームの立ち上げ、EPAの推進、父子家庭に対する児童扶養手当の創設、公務中に重大な事件・事故を起こした米軍属について訴追可能としたこと、震災対応では地震発生直後四分で危機管理センターを立ち上げ早期に自衛隊の大規模投入を決断し二万六千人の人命を救助、東電が撤退を進言したのを断固として拒絶し叱咤激励し首都圏三千万人移住の最悪事態を回避。


他にもまだまだたくさん挙げられると思う。


きちんと事実を見ず、良い面を見ず、なんでもネガキャンしかしない一部のマスコミやブロガーこそ、日本を悪くしているのではないかと思う。

何事も一朝一夕にはすべて良くなることはない。

良い面を育み伸ばし、ひとつひとつ悪い面を除去することが、正しい努力というものだろう。

良い業績は業績として率直に評価し、さらにどうすれば良いかを建設的に論じることが、今後の日本にとって最も大切なことのひとつだと思う。

むやみと全否定か全肯定かに偏って、現状をなんでも叩きのめして将来に何か幻想を一足飛びに求めようとするメンタリティほど危険なものはないのではないか。