梶山雄一監修　「さとりへの遍歴―華厳経入法界品〈上〉」

華厳経の入法界品サンスクリット語原文から現代語日本語訳してくれた、本当に貴重な一冊。

とってもわかりやすい訳で、素晴らしい。

漢文のキータームもちゃんとところどころ併記してくれている。

華厳経の性起品と十住品も中央公論から出ている大乗仏典シリーズに入っているので、この本と合わせて、華厳経の最も主要な三つの章を現代語日本語訳で読めるというのは本当にありがたい。

ところどころ、本当にはっとさせられる、あるいは本当に胸にしみる箇所があって、華厳経の入法界品は本当に素晴らしいと思った。

繰り返し読みたい。

下巻はまだなので、またちょっとずつ読んでいこう。