- 作者: 大須賀発蔵
- 出版社/メーカー: 柏樹社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
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本当に、魂の書だと思う。
これほど深々とした感動を与える本は、めったにない。
この本にめぐりあえて本当に良かった。
著者の大須賀発蔵さんは、昨年お亡くなりになった仏教カウンセラーで、茨城で材木会社を経営しながら、不登校の子どもやその親御さんに長年カウンセリングをされてきた方。
たまたま、大谷光真御門主の本を読んでいてそのお名前があげられていて、いつかその本を読んでみたいと思っていたら、昨年「こころの時代」で再放送があっておりとても感銘を受け、この本も探して読んでみたところ、本当にすばらしかった。
私がとやかく述べるよりも、この本を実際に多くの人に読んで欲しい。
しかし、この本の出版元の柏樹社という会社そのものがなくなってしまい、この本は絶版とは、なんとも惜しい話である。
どこか別の出版社に、どうかまた再販して欲しいものだ。
メモだけ書いても、この感動はおそらく伝わりにくいかもしれないけれど、以下の言葉は、私はいつも忘れないようにしたい、それこそ仏や菩薩のような言葉だと思う。
「広目の心で多聞する」
「自業に住する念仏」
「人生には寸分の無駄もない」
「仏教の言葉を難しい仏教経典の言葉を使わないで伝えることができたら、それこそ本当の仏典だ」
「宇宙現象の一切は仏の慈悲そのものであり、衆生を救うための方便である。」
「お互いのちがいを大切にするとき みんなの こころは 一つになる」
「人生の陰は光」