岩波文庫版 浄土三部経

浄土三部経 (上) (ワイド版岩波文庫 (73))

浄土三部経 (上) (ワイド版岩波文庫 (73))

浄土三部経 (下) (ワイド版岩波文庫 (74))

浄土三部経 (下) (ワイド版岩波文庫 (74))


今日、ひさしぶりに、岩波文庫の『浄土三部経』の現代語訳の部分を全部読んでみた。

無量寿経の最後の方で、

「浄土のありかたをこの世界に取り入れたいと思っている人は、無量寿経を師としなさい。」

という意味の一文があって、あらためてとてもはっとさせられた。

浄土は単に別世界でなく、鑑であり、範ということだろう。

考えさせられる。

その他にも、いっぱい、折々に読むたびに、味わいの深まっていく箇所が無数に散りばめられていると思う。

一生かけて読んでいくべき本なのだと思う。