広島で演説　菅総理、よくぞ言った

日本国の総理として、確固とした意志を明言した、立派なスピーチだったと思う。
時代の意志を具現するような演説は日本では珍しいが、これはその珍しいものの一つだったと思う。

今日の広島の式典で、演説を始める前の菅総理は非常に厳しい表情をされていた。
SPがすぐ近くに付き添うこともたぶん異例のことだったと思う。
何か脅迫が事前にあったのではなかろうか。
財界などからの圧力もさぞすごかったと思う。
よく圧力をはねのけて、演説されたと思う。

この今日の広島の式典で菅総理は、「エネルギー政策の白紙からの見直し」「事故原因の徹底検証」「原発に依存しない社会を目指す」ことを明言した。
おそらく他の人がこの時期に首相であったら、もっと当たり障りのないことを言っていた可能性が高いと思う。
すばらしい演説だった。