三つの疑問

福島原発事故、最悪の「レベル7」に引き上げ
(読売新聞 - 04月12日 11:01)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110412-OYT1T00367.htm


この報道を聴いて、三つほど疑問が出た。



第一の疑問

3月18日以降の情報を踏まえて、レベル7と暫定評価した、とのことだが、それらの計算結果はいつ出たのだろうか。
もっと早くに出ていたのか、それともつい最近試算結果として確定できたらか発表されたのだろうか。



第二の疑問


事故発生当初に一時間あたり一万テラベクレルの放射性物質が放出され、いまは一テラベクレルまで落ち着いたという。
しかし、そうだとして、今まで受けた放射線による人体の影響は、どうなのだろうか?

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福島第1原発事故について、発生当初から数時間、1時間当たり最大1万テラベクレル(ベクレルは放射能の強さ。1テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質を放出していたとの見解を示した。現在は1時間当たり1テラベクレルほどまで落ちているとみている。
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毎日新聞
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110412k0000m040162000c.html




第三の疑問

チェルノブイリに比べると、10分の1の放射能ということが言われているが、だとすると、この以下の東電のこの会見は、いったい何なんだろう。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110412/dst11041211520023-n1.htm

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松本本部長代理は「事故の様相が違うとはいえ、放射性物質の放出量はチェルノブイリに匹敵、または超えるかもしれない。ご迷惑をおかけして大変申し訳ない。引き続き収束に向け全力をあげて取り組む」と陳謝した。
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よくわからないことが多すぎる。

今日の夕方、首相の記者会見がある予定だそうだが、上記の三つの疑問点について、菅首相にはきちんと国民に説明して欲しいと思う。