知人が勧めていたので、昨日の民進党の党大会における慶応大の井出先生の御話の動画を視聴した。
たしかに胸打たれた。
日本の現状が「格差放置社会」であること。
相模原事件等に見られるように、今の社会は弱者が弱者を痛めつけ優しさを失っていること。
生きることが苦痛と感じる社会を子どもたちに残すべきではないこと。
期待できない経済成長に依存することなく将来の不安を払拭するための分ち合いの経済をつくり、自己責任の恐怖におびえる国から生まれてきて良かったと心底思える社会、人間の顔をした政治を取り戻すべきこと。
本当に真摯に真剣に真っ向から御話されていた。
冷笑やあきらめが蔓延する今の世の中だけれど、こうした理念に向かって、地道に一歩ずつあきらめずにがんばっていく中でしか、もう一度日本を創りなおすということもありえないのだと思う。