一、「遠い昔から」
名も知られない多くの兄弟姉妹が
御神の救いを受けし故に
ただ御神に喜ばれるように
無数の賛美の詩を作ったが
誰にも読まれず知られず
歌われず消えていった
御神の救いを受けしわれも
ただ御神に喜ばれるように
沢山の賛美の詩を作り続けたい
御国に召されるその時まで
二、「今日一日が始まる」
1、わが部屋に わが心に
静かに近づきたもう
主イエスさまの足音で
今日一日が始まる
2、わが耳に わが心に
ひそかに語りかけたもう
主イエスさまのお言葉で
今日一日が始まる
3、わが足を わが心を
やさしく導きたもう
主イエスさまのみ心で
今日一日が始まる
三、「わたしのすべては」
1、わたしのからだも
わたしのいのちも
わたしのすべては
わたしのために命をすてて
愛してくださる主のもの
2、わたしの力も
わたしの知識も
わたしのすべては
わたしのために命をすてて
愛してくださる主のもの
3、わたしの家族も
わたしのたからも
わたしのすべては
わたしのために命をすてて
愛してくださる主のもの
四、「住む町も育ちし家も」
1、住む町も育ちし家も
ことなるわれらなれど
み神の助けによりて
み子イエスを主と信じぬ
2、住む町も育ちし家も
ことなるわれらなれど
主イエスの恵みによりて
一つとされし群れなり
3、住む町も育ちし家も
ことなるわれらなれど
語りかけたもう神の
み声に耳をかたむけん
4、住む町も育ちし家も
ことなるわれらなれど
満ちあふるるほど受けし
恵みをともに分かたん
5、住む町も育ちし家も
ことなるわれらなれど
主イエスの十字架あおぎ
あまつみ国に近づかん
五、「その愛に答えて歩め」
1、とわにいましたもう御神から
えらばれ恵まれし者よ
そのえらびにこたえて歩め
その恵みにこたえて歩め
2、とわにいましたもう御神から
ゆるされ救われし者よ
その赦しにこたえて歩め
その救いにこたえて歩め
3、とわにいましたもう御神から
愛され守られし者よ
その御愛にこたえて歩め
その守りにこたえて歩め
六、「母」
1、母の願い
母の愛
母の歩み
主イエスは知っておられる
主イエスも共に歩まれる
2、母の涙
母の痛み
母の嘆き
主イエスは知っておられる
主イエスも共に嘆かれる
3、母の笑顔
母の歌
母の喜び
主イエスは知っておられる
主イエスも共に喜ばれる
七、「救い主なるイエスよ」
1、救い主なるイエスよ
この家においでください
わたしも家族らも
お待ちしています
2、救い主なるイエスよ
この戸からはいってください
いつでもよろこんで
お迎えします
3、救い主なるイエスよ
この椅子にかけてください
み国のおはなしを
おうかがいしましょう
八、「なんのため生きるのか」
1、なんのため生きるのか
わからないときにも
生きなければ 生きなければ
主に生かされているのだから
主に生かされているのだから
2、行く先はどこなのか
わからない道をも
行かなければ 行かなければ
主が先に立ち 行かれるのだから
主が先に立ち 行かれるのだから
3、いつわりをいう人や
かたくなな人をも
愛さなければ 愛さなければ
主に愛されているのだから
主に愛されているのだから
九、「なぜですか」
1、今あなたが
望みをもって生きているのは
なぜですか なぜですか
それは父なる神の
計り知れない愛ゆえです
2、今あなたが
喜びをもって生きているのは
なぜですか なぜですか
それは御子なるイエスの
計り知れない愛ゆえです
3、今あなたが
勇気をもって生きているのは
なぜですか なぜですか
それは真理の御霊の
計り知れない愛ゆえです
十、「だけど」
主イエスのみ声 十字架 救いは
聞こえない
見えない
信じられない
だけど だけど
耳が悲しめば 聞こえ
眼がなみだでぬれれば 見え
心がいためば 信じられる
十一、「あの祈り あの愛を」
1、十字架につけた人らを
ゆるされた
あの祈り あの愛を
わたしに与えたまえ
2、たえがたい苦しみに耐え
いのられた
あの祈り あの愛を
わたしに与えたまえ
3、憎み合う心に和解を
つくりだす
あの祈り あの愛を
わたしに与えたまえ
十二、「あふれるほど」
1、世界と人とを造られた
父なる神のご慈愛を
愛の冷えきった
今の世界と人の心に
あふれるほど与えてください
2、世界と人とを造られた
父なる神の真実を
いつわりに満ちた
今の世界と人の心に
あふれるほど与えてください
3、世界と人とを造られた
父なる神のみ救いを
望みを失った
今の世界と人の心に
あふれるほど与えてください
十三、「きのうも今日も」
1、十字架に死んでよみがえられたかたが
きのうも今日も呼んでおられる
あなたの名前を呼んでおられる
2、十字架に死んでよみがえられたかたが
きのうも今日も待っておられる
あなたの答えを待っておられる
3、十字架に死んでよみがえられたかたが
きのうも今日も知っておられる
あなたの悩みを知っておられる
4、十字架に死んでよみがえられたかたが
きのうも今日も聞いておられる
あなたの祈りを聞いておられる
十四、「主イエスが道づれならば」
1、主イエスが 道づれならば
人通りの すくない道も
さびしがらず 勇んでゆける
2、主イエスが 道づれならば
ひと足ごと 力づけられ
足もかるく 歩いてゆける
3、主イエスが 道づれならば
道しるべが こわれていても
ためらわずに 進んでゆける
4、主イエスが 道づれならば
はてしもなく つづく道でも
あまつ国へ かならず着ける
十五、「ただキリストのゆえです」
1、わたしが選ばれているのも
わたしが救われているのも
わたしにその値打ちが
あるわけではありません
ただキリストの贖いゆえです
2、わたしが生かされているのも
わたしが愛されているのも
わたしにその値打ちが
あるわけではありません
ただキリストの憐みゆえです
3、わたしが御名を呼べるのも
わたしが御教え聴けるのも
わたしにその値打ちが
あるわけではありません
ただキリストの執り成しゆえです
十六、「我が胸に」
1、見えるものみな かわるとも
御国をめざし 歩み行く
静かな朝に きいた御言葉
静かなる夜まで 我が胸に
2、ゆくてはかすみ 見えずとも
御国を見あげ 歩み行く
静かな朝に きいた御言葉
静かなる夜まで 我が胸に
3、まどわしの風 しげくとも
御国をのぞみ 歩み行く
静かな朝に きいた御言葉
静かなる夜まで 我が胸に
4、足つかれはて おもくとも
御国をしのび 歩み行く
静かな朝に きいた御言葉
静かなる夜まで 我が胸に
十七、「み前で再びまみえるその日を望み」
1、み国へ帰りゆく者も
それを涙で送る者も
み前で再びまみえるその日を望み
恵み深きみ神をたたえよ
2、み言葉をときたる者も
それをかしこみ聞きし者も
み前で再びまみえるその日を望み
恵み深きみ神をたたえよ
3、はかり難きみ旨により
み国と地とに分かたれしが
み前で再びまみえるその日を望み
恵み深きみ神をたたえよ
4、互いに祈り合いながら
残されしみわざを受け継ぎ
み前で再びまみえるその日を望み
恵み深きみ神をたたえよ
十八、「天つ御国へ」
1、悩みと痛み 多きこの世の
たたかいを今 終わりし者を
あまつみ国へ 迎え入れ給え
2、流せしなみだ 幾滴なるか
すべて知ります 憐れみの主よ
友のなみだを 拭いとり給え
3、み腕にすがり 世の試みに
耐えたる者に 約したまいし
いのちの冠 授けさせ給え
4、愛する者を 涙にぬれて
送りし者も やがて時きて
み国へ行かば 相見させ給え
十九、「あの声あの言葉」
1、ナザレのイエスを 十字架につけよ
ナザレのイエスを 十字架につけよ
あの声 あの言葉が
今でも我が耳から消えない
主よ、我が罪を、ゆるしたまえ
2、ユダヤの王よ 十字架をおりよ
ユダヤの王よ 十字架をおりよ
あの声 あの言葉が
夜も昼も我が身を悩ます
主よ悩みから救いたまえ
3、イエスキリストの 十字架を仰げ
イエスキリストの 十字架を仰げ
あの声 あの言葉が
我が心をとらえて、はなさない
主よ我が罪を、きよめたまえ
二十、「思う心」
1、主がゲッセマネで捧げた
祈りを思う心には
新たなる讃美の歌が
静かに静かに生まれてくる
2、主が十字架で流した
血潮を思う心には
新たなる讃美の歌が
静かに静かに生まれてくる
3、主が私たちに示した
御愛を思う心には
新たなる讃美の歌が
静かに静かに生まれてくる
二十一、「キリストの愛」
1、十字架のもとから
静かにながれてくる
キリストの愛が
私の心をうるおす
2、心からこころへ
静かに流れてくる
キリストの愛は
いくら流れても尽きない
3、人の世の果てまで
静かに流れてゆけ
キリストの愛よ
すべての心を満たせよ
二十二、「キリストと共に」
1、肉に生きる わがいのちを
キリストとともに 十字架に付けて
キリストにある 新しきいのちに
生かしめてください
2、世を愛する わがこころを
キリストとともに 十字架に付けて
キリストにある 新しき愛をば
持たしめてください
3、悪に向かう わが足をば
キリストとともに 十字架に付けて
キリストにある 新しき道をば
歩ましめてください
二十三、「み言葉を下さい」
1、主よ、み言葉を下さい
きょうのみ言葉を下さい
そのみ言葉によって
心をあらたにして下さい
2、主よ、み言葉を下さい
きょうのみ言葉を下さい
そのみ言葉によって
歩む道をおしえて下さい
3、主よ、み言葉を下さい
きょうのみ言葉を下さい
そのみ言葉によって
試みにも勝たせて下さい
4、主よ、み言葉を下さい
きょうのみ言葉を下さい
そのみ言葉によって
悪からのがれさせて下さい
二十四、「まことの愛」
1、まことの愛を知らない人々に
まことの愛にいます御神を
知らせる言葉と心
わたしにあたえたまえ
2、まことの愛にさからう人々を
まことの愛にいます御神に
みちびく言葉と心
わたしにあたえたまえ
3、まことの愛を人に現された
まことの愛にいます御神を
たたえる言葉と心
わたしにあたえたまえ
二十五、「神様の尊い御子なのに」
1、神様のとうとい御子なのに
世の貧しさを味わわれた主を
貧しさに悩む人びとよ思え
主はどんな貧しさも
知っておられるのだ
2、神様のとうとい御子なのに
世の悲しみを味わわれた主を
悲しみに沈む人びとよ思え
主はどんな悲しみも
知っておられるのだ
3、神様のとうとい御子なのに
世の苦しみを味わわれた主を
病に苦しむ人びとよ思え
主はどんな苦しみも
知っておられるのだ
二十六、「祈りによって」
1、祈りによって
祈りによって
与えられた御心に
心から答えよ
2、祈りによって
祈りによって
与えられた御恵みを
愛を込め分かてよ
3、祈りによって
祈りによって
与えられた御言葉を
祈りつつ伝えよ
4、祈りによって
祈りによって
与えられた御歌をば
声合わせ歌えよ
【CD】 瞬きの詩人「水野源三の詩による讃美歌集」 今日一日が始まる