絵本 「いつもだれかが…」

いつもだれかが…

いつもだれかが…

すばらしい絵本だった。


孫に向かって、あるおじいさんが、今までの人生を振り返る。


と、いつもその場面場面には、見えない守護天使がいて、危険から守ってくれている。


そうして、おじいさんは自分の人生は良い人生だった、と振り返る。


思えば、私も、しばしば危険な、間一髪のところを助かってきたことがあった。
向こうの運転がめちゃくちゃ、カーブばかりの崖のところで、あわや逆行してきた車と正面衝突になりそうで、数秒の差で向こうが元の車線に戻ってくれたおかげで助かったことがある。
あとちょっと、私の方がスピードを出していたら終わっていた。
気付いていないものも入れれば、もっとたくさんそんなことがあったかもしれない。


そういったことも、この絵本を読んでいたら、目には見えない何か、それが守護天使なのか、観音菩薩なのか、御先祖様なのか、よくわからないけれど、何かによって守られていたおかげなのかもなぁと思った。


ヨーロッパでとても多くの人に読まれた絵本だそうである。
日本でも多くの人に読まれて欲しいものだ。