- 作者: バーバラクーニー,Barbara Cooney,掛川恭子
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1997/11/25
- メディア: 大型本
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エレノア・ルーズベルトの少女時代を描いた絵本。
エレノアは、のちに大統領のフランクリン・ルーズベルトと結婚し、夫を支えながら自分自身も多くの社会活動を行い、賢夫人の誉れが高かった人物。
自身も夫もアメリカの名家の出身で、さぞかし小さい時から順調で幸せだったと思いきや、
この絵本によれば、少女時代はとても不幸だったようである。
金持ちの名家ではあるけれども、母親に愛されず、父親は離婚して家を出て行ってしまう。
親戚たちも、あんまり頼りになるわけではない。
自分に自信がなく、おどおどした少女時代だったようである。
しかし、寄宿学校で過ごしているうちに、徐々に自分に自信を持ち、大きく成長していく。
この絵本の作者は、三年がかりでいろんな資料を集め、読み込んで、この絵本を作成したそうである。
とても良い絵本だった。