絵本 「ながいながい旅」

ながいながい旅―エストニアからのがれた少女 (大型絵本)

ながいながい旅―エストニアからのがれた少女 (大型絵本)


とても良い絵本だった。
作者自身の小さい頃の体験の思い出を描いたという。
第二次大戦中のエストニアが舞台で、ソビエト軍ナチス軍に翻弄されるエストニアの中で、しっかりと逞しく生きていく主人公の少女の姿がとても印象的。
暗い時代の中で、束の間の友人たちとの楽しい思い出や犬や馬とのふれあいの喜びも印象的。
多くの子ども、そして大人にお勧めしたい。