昨夜は、ひさしぶりにデカルトの「方法序説」を読み直した。やっぱり、本当にすばらしい本だと思う。「速断と偏見を避ける」「問題を小さく分割する」「順序よく考える」「調べ直す」という四つの方法と、穏健に生きる、一度決めたことは断固として行う、自分の考え方を変える、という三つの原則に感銘。
「闇の中をただひとり歩く人のように、そろそろ行こう、そうしてあらゆることに周到な注意を払おう」 (デカルト) それぐらい注意深くあれば、速断と偏見を避け、誤謬を比較的免れることができそうだ。
観音経の中に「真観・清浄観・広大智慧観・悲観・慈観」という五つのまなざしが説かれる。要するに、ものごとを客観的に因果関係で変化するものとして偏りなく眺めることと、慈悲の目を持つことである。客観的に因果関係を観察することと、慈悲の目を持つこと、なかなか難しいが、心がけたい。
「道はちかしといえども行かざれば至らず、事は小なりといえども為さざれば成らず。」
(道雖邇不行不至、事雖小不爲不成) (荀子) ある方に教えていただき、今日とても感銘を受けた言葉。
Oni povas pensi funde kiel la homaro per nur Esperanta lingvo.
Granda kosmo, granda harmonio.
Great Cosmos, Great Harmony.
大宇宙大和楽。
(坂村真民、Shinmin Sakamura)
民主党はどうやったら立て直すことができるんだろう。部外者の私が考えても仕方ないのだけれど。たぶん、新しい人材をいろいろ外部から入れるしかないんじゃないかと思う。あと、哲学や着地点をもっと政権を取る前から工夫して準備しておくべきなのだろう。人材・理念・戦略の三つなんだろうなぁ。
あと、政権担当時の功績をきちんと伝えていくと、誤解を解くこと。
今日、仏典を読んでたら、四つの海の水のすべてを合わせた量よりも、長い輪廻の中で愛別離苦や怨憎会苦によって流してきた涙の量の方が多いと書いてあった。また、長い輪廻の中で飲んできた母乳の量の方が多いとも。なんだかしみじみ考えさせられる話だなぁ。
『自分が微生物から教えていただいたことを、三つの言葉で表現すると、「自分らしく生きること」、「心地よく生きること」「仲良く生きること」だったんですね。
そうやって生きていけば、発酵していく。変わっちゃう、楽しくなっちゃう。
それがうまくいく秘訣なんじゃないでしょうか。』
(寺田啓佐さん)
2012年倒産件数は21年ぶり低水準、資金繰り支援効果で | Reuters http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE90E03E20130115 客観的に見れば、このとおり、民主党政権はかつてなく倒産件数を減らした。それを全く評価せず、叩きのめしたマスコミと国民には、つける薬がないのかもしれない。
自殺者数についても、倒産件数に関しても、民主党政権は減らすことに成功した。多くの業績があった。原発事故も、財政赤字も、尖閣や竹島の問題は自民党時代からの積み残しだし、その中でよくやったと言えるだろう。マスコミの集中砲火とブロガーの煽動と移り気な民心によって、あえなく下野したけど。
一度だまされたならば、だました相手を恨め。二度だまされたならば、自分の愚かさを恨め。ということが、ある本に書いてあった。なるほどなぁ。有権者は、どう聴くだろう。
自分の視界の範囲のあわただしい短い時間だけではなく、時には永遠に近いような長い時間と遠くからの視点も持った方が、人生は良いのかもしれない。自分自身でその視点を持つことが人にはできないから、繰り返し念仏申し、念仏を聞くのだろう。
「慢とは聞く耳を失うことである」 聞く耳を持つことは、実は難しいことなのだろう。仏法も、政治も、人生も。
安倍さんが集団的自衛権の対象をグアム島の米軍まで含める意向だそうだ。そもそも、日米安保条約の対象は日本の領域か極東である。グアム島は極東に入らんだろう。安保条約も改定するつもりなのだろうか。仮に日本が集団的自衛権を認めるとしても、極東条項をどうするつもりなのだろう。
陰謀派が主張する、2012年衆院選「不正選挙」説を検証する:坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング:ITmedia オルタナティブ・ブログ http://blogs.itmedia.co.jp/sakamoto/2013/01/myth-election-93cc.html よくまとめてあった。不正選挙説の方々はまずはこれにきちんと反駁して欲しい。できないだろうけど。
神は、金持ちではない普通の人を愛したからこそ、普通の程度の人がかくも人数が多い。と、リンカーンは冗談めかして言ったそうだ。そうなのかもなぁ。
それにしても、時折思うのだけれど、私たちがアフリカの諸国の人々を見ても、まずどこの国かいまいち違いがわからないのと同様、アフリカや欧米から見たら、あんまり日韓中の人間というのは区別がつかないのではなかろうか。似たような黄色人種が、なぜかいがみあっているわけで。
そういえば、写真などを見ると、日中戦争でも随分多くの軍馬が日本軍にはいたはずである。それらの軍馬は、終戦後、どうなったんだろう。モーパーゴの『戦火の馬』は一次大戦の軍馬がその後いかなる末路を辿ったか、原作では詳しく書かれていた。ほとんどが食肉用にたたき売られた。
日本軍の馬も、ほとんどは連れて帰ることもできなかったろうから、現地の人にもらわれていったか、あるいは食肉用等に屠殺されてしまったのだろうか。日中戦争での軍馬のその後などについてもし載っている本があれば、見てみたいものだ。
日本が第二次世界大戦で「アジアを解放した」ということがしばしば言われる。それはそれで、見ようによってはそういう観点もありえると思う。だが、二つの点で疑問がある。一つは、アメリカはすでにフィリピンに独立を約束し、イギリスはスリランカに憲法や議会を認めていた。日本の「解放」は蘭領インドネシアなどかなり範囲が限られるのではないかと思う。二つ目は、よく言われることだけれど、日本は朝鮮や台湾を植民地に持っていたし、そもそも第二次大戦の日本の主要な敵国は中国だった。上記の二点を考えると、やはりかなり限定されたものになると思う。
当たり前の話だけれど、グリズリーや鮭や渡り鳥たちから見れば、国境などないのだろう。人間たちが狭い岩礁をめぐって争い、神経をすり減らしているなど、当然彼らには理解不能のことなのだろう。万物の霊長などと言うけれど、深化しているのやら、退化しているのやら。
なんというか、日本や韓国って、狭い国土に人がひしめきあって、良くも悪くも小国なんだと思う。繊細さという点では日本は良さもあるけれど、雄大さや悠々としたところが、とかく欠けがちなのかもしれない。勝海舟も、日本人は神経が過敏すぎると言っていたが、本当そう思う。他ならぬ自分自身。
youtubeでアラスカやカムチャッカの自然を見ていると、なんというか、日本ってやっぱり小さい国だよなぁという気がしてくる。ああいう雄大な自然の中に身を置いて過ごせば、だいぶ世界観も人生観も違うんだろうなぁ。
どうも不正選挙だと主張するつぶやきがかけめぐっているようだが、そもそも選挙には各政党から立会人が開票場に必ず立ちあうことになっている。当然、未来の党の立会人も各投票所にいたはずだ。まずはそれらの人の証言でも集めてみるべきだろう。それもなく、不正選挙だと言っても、全く説得力を欠く。
トドを英語だとsea lion つまり海のライオンという。なんだか、そう言うと、急にかっこいい気がしてきた。なんでも、名前のつけようなのかもなぁ。
「あなたが倒れたことはどうでもいいのです。 私はあなたが立ち直ることに関心があるのです。」(リンカーン) うぅっ、心にしみるなぁ〜。(T-T)
細野さん「民主党に欠けていたのは、社会や国民との対話から問題を抽出する力かもしれない。(略)もう一度、私は、社会、国民の中からスタートしたい。地元はもちろん、幹事長として全国で国民との対話をしたい。」http://blog.goo.ne.jp/mhrgh2005/e/de9bfe8f712b0a1f6363df20de267c0e そのとおり。がんばって欲しい。
「人間の為でも、誰の為でもなく、それ自身の存在のために、自然が息づいている。」(星野道夫) これは本当に、根源的な生命だと思う。そのことを、いかに現代人は忘れがちだろう。
ミヒャエル・エンデは、心の内なる荒廃こそ、多くの人が気付かない最も恐ろしいことで、それに抗するために、詩を書くなどの内なる木を植えることを勧めていた。たしかに、本当に現代人の心は気付かぬうちに荒廃しきってしまっているのかもなぁ。心の内に地道に樹を植えていくしかない。各人が。
"The education of a man is never completed until he dies." (Robert E Lee)
「人間の教育は、死ぬ時まで決して完成するということはない。」(リー将軍)
“Get correct views of life, and learn to see the world in its true light. It will enable you to live pleasantly, to do good, and, when summoned away, to leave without regret. ”(Robert E Lee)
「人生の正しい見方を得て、真実の光のもとでこの世界を見ることを学びなさい。そうすれば楽しく生き、善きことを行い、お迎えが来た時に悔いなく去っていくことができます。」 (リー将軍)
“My experience through life has convinced me that, while moderation and temperance in all things are commendable and beneficial, abstinence from spirituous liquors is the best safeguard of morals and health.” (Robert E Lee)
「人生の経験から私は確信しています。すべてのことにおいて穏やかさと節度は立派な有益なものであり、酒を飲まないことは道徳と健康を最も良く守ってくれるということを。」
(リー将軍)
人はこの世に対して率直であることを学ばねばならない。誠実さと勇気から率直さは生れる。あらゆる時に自分がなさんととすることをきちんと言い、正しいことをなさんとすることを当然とせよ。(リー将軍)
「人生の経験から、すべての事柄において、穏やかであることと節度あることとは、立派で有益なものであることを確信している。」(リー将軍)
「悪魔の(本当の)名前は鈍感さである。」(The devil's name is dullness.)(リー将軍)
We have fought this fight as long, and as well as we know how. We have been defeated. For us as a Christian people, there is now but one course to pursue. We must accept the situation.
「私が知る限り、私たちはこの戦いを最も長く最も善く戦った。しかし、私たちは負けた。キリスト教徒として、私たちにとって、今や追い求めるべき道はこれしかない。私たちはこの状況を受け入れねばならない。」(リー将軍)
We must expect reverses, even defeats. They are sent to teach us wisdom and prudence, to call forth greater energies, and to prevent our falling into greater disasters.
私たちは、敗北に際してさえも、逆のことがこれから起こると考えてみなければならない。今起こっていることとは反対側のことを考えてみることは、私たちに知恵と思慮を教える。より大きな元気を呼び起してくれる。さらに、より大きな失敗に落ち込むことからも防いでくれる。
(リー将軍)
The war... was an unnecessary condition of affairs, and might have been avoided if forebearance and wisdom had been practiced on both sides.
「南北戦争は、もろもろの事にとって必然の条件というわけではなかった。もし双方の側に忍耐と知恵があれば、避けられていたかもしれない。」(リー将軍)
「現在のこのひとときに、平凡な一日の真摯な経験に生きる」(エマーソン)
「わたしが境遇を作るのだ。」(エマーソン)
“Our individual freedom is inextricably bound to the freedom of every soul on Earth.”
オバマさんの二期目の演説を聴いていて、特に印象的だったのは、引用されたキング牧師のこの言葉。「個人の自由は、地球のあらゆる魂の自由と分かちがたく結びついている。」 本当にそのとおりだ思う。
The purpose of the United States Constitution is to limit the power of the Federal Government, not the American People.
「合衆国憲法の目的は、連邦政府の権力を制限することであり、アメリカ国民を制限することではない。」(ジェファーソン)
「政府の形式を変えたり、憲法の条文を改めたりするのは、何でもない仕事である。けれども過去数万年あるいは数十万年の間、われわれ人類の脳髄に刻み込まれたこの奴隷根性を消え去らしめることは、なかなかに容易な事業じゃない。けれども真にわれわれが自由人たらんがためには、どうしてもこの事業は完成しなければならぬ。」
(大杉栄「奴隷根性論」)
たまたまぱらぱら読んでいて、心に響いた一節。
今の日本にも、思い当たる。
憲法や法律をいじくるより、心や精神のありようを変えることの方が、ずっと難しいことなのだろう。
後者がだめならば、前者をいくらいじくっても良くはなるまい。
Character is like a tree and reputation like a shadow. The shadow is what we think of it; the tree is the real thing. (Lincoln)
「人格は樹のようなものだ。一方、名声は影のようなものだ。影というのは、私たちがそう考えるだけのものだということだ。樹というのは、本当のものそのもの・ことそのことだということである。」
(リンカーン)
“America will never be destroyed from the outside. If we falter and lose our freedoms, it will be because we destroyed ourselves.”
(Lincoln)
「アメリカは決して外部から破壊されることはないだろう。もし我々が自らよろめき、自ら自由を失えば、その原因によって自分で自分を滅ぼすことになるのである。」
(リンカーン)
“Don't interfere with anything in the Constitution. That must be maintained, for it is the only safeguard of our liberties.”
(Lincoln)
「憲法に関するいかなることにも余計な手を出してはならない。憲法は私たちの自由を守ってくれる唯一のものなのだから、維持されなければならない。」
(リンカーン)
“I remember my mother's prayers and they have always followed me. They have clung to me all my life.”
(Lincoln)
「私は私の母が祈ってくれたことを覚えているし、母の祈りがいつも私につき添ってくれていることを忘れたことはない。母の祈りは私の全生涯を通じて私に付いて離れたことはない。」
(リンカーン)
You cannot escape the responsibility of tomorrow by evading it today.
(Linclon)
「今日そのことから逃れたことによる明日の責任からは、君は逃げることができないよ。」
(リンカーン)
Don't worry when you are not recognized, but strive to be worthy of recognition.
(Lincoln)
「人から認められない時は心配しないように。しかし、人から認められることに値するように努力はするように。」
(リンカーン)
I do the very best I know how - the very best I can; and I mean to keep on doing so until the end.
(Lincoln)
「私は私が知っている限りのベスト、私ができる限りのベストを尽くす。そのベストとは、つまり、最後までそのことをやり続けるということだ。」
(リンカーン)
I am a Republican, a black, dyed in the wool Republican, and I never intend to belong to any other party than the party of freedom and progress.
(Frederick Douglass)
「私は共和党支持者だ。黒人の、徹底した共和党支持者だ。私は自由と進歩の政党以外のいかなる政党にも決して属したいとは思わない。」(フレデリック・ダグラス) ダグラスの頃は、リンカーンの政党が共和党だったんだよなぁ。。「自由と進歩」の政党以外は断じて支持しないという点は全く同感。
“For us, warriors are not what you think of as warriors. The warrior is not someone who fights, because no one has the right to take another's life.
The warrior, for us, is one who sacrifices himself for the good of others. His task is to take care of the elderly, the defenseless, those who can not provide for themselves, and above all, the children, the future of humanity."
(Sitting Bull)
「私たちにとって、戦士とはあなたがたが戦士だと考えるようなものではない。
戦士とは戦う者のことではない。
なぜならば、誰も他のいのちを奪う権利を持たないからである。
私たちにとって、戦士とは、自らを他の人々の幸福のために犠牲にする者のことである。
彼の仕事は、自らを養うことができないお年寄りやよるべない人々を世話することである。
そして、何にも増して、子どもたち、未来を担うものである子どもたちの世話をすることである。」(シッティング・ブル)
I prayed for twenty years but received no answer until I prayed with my legs.
(Frederick Douglass)
「自ら足を運んで祈ることの実現のために私が動き出すまでは、二十年間祈っても何の答えもなかった。」(フレデリック・ダグラス)
“We have to do with the past only as we can make it useful to the present and the future.”
(Frederick Douglass)
「私たちは過去を、現在と未来に役立つものになるようにのみ取扱わなければならない。」(フレデリック・ダグラス)
“Never be haughty to the humble or humble to the haughty.”
(Jefferson Davis)
「決して謙虚な者に対して高慢になってはならないし、高慢な者に対して謙虚であってはならない。」
(ジェファーソン・デイヴィス)
The life of the nation is secure only while the nation is honest, truthful, and virtuous.
(Frederick Douglass)
「その国が誠実で真実で高潔である時にのみ、その国の命脈は安泰である。」
(フレデリック・ダグラス)
The progress of society is mainly the improvement in the condition of the workingmen of the world.
(Hayes)
「社会の進歩とは主に、この世で働いている人々の条件の改善のことである。」(ヘイズ)
“Things may come to those who wait, but only the things left by those who hustle.”
(Lincoln)
「待っている人には、やがて望ましい事態がやってくる。
しかし、奮起して努力した人にのみ、その望ましい事は留まる。」(リンカーン)
Whatever you are, be a good one.(Lincoln)
「あなたがたとえどのような状態であろうと、良い人間であれ。」
(リンカーン)
Although a soldier by profession, I have never felt any sort of fondness for war, and I have never advocated it, except as a means of peace.
「職業として軍人だったけれども、私は戦争について好ましいものを一度も感じたことがない。平和への手段として以外は、戦争を支持したことも一度もない。」(グラント)
Leave the matter of religion to the family altar, the church, and the private school, supported entirely by private contributions. Keep the church and state forever separate.
「家の祭壇や教会や私立学校に宗教的な事柄は任せなさい。それらは私的な貢献によってすべて支えられている。宗教組織と国家は永久に分離させておくべきだ。」(グラント)
The friend in my adversity I shall always cherish most. I can better trust those who helped to relieve the gloom of my dark hours than those who are so ready to enjoy with me the sunshine of my prosperity.
「私が逆境にいた時の友人をこそ、私はいつも最も愛している。
成功の日の輝きを私とともに享受している人たちよりも、私が落ち込んでいた暗い時を助けてくれた人々をこそ、私は心底信頼できる。」
(グラント)
The art of war is simple enough. Find out where your enemy is. Get at him as soon as you can. Strike him as hard as you can, and keep moving on.
「戦争の技術とはいたってシンプルなものだ。敵がどこにいるか見つける。できる限り素早く敵を捕捉する。できる限り容赦なく敵を攻撃する。そして、それをどんどん続けるということだ。」
(グラント)
In every battle there comes a time when both sides consider themselves beaten, then he who continues the attack wins.
「どの戦いにも、双方ともに自分が負けたのではないかと思える時がやって来るものだ。その時、攻撃し続ける者が、勝者となる。」
(グラント)
Hold fast to the Bible. To the influence of this Book we are indebted for all the progress made in true civilization and to this we must look as our guide in the future.
「聖書をしっかりと持ちなさい。真実の文明をつくるためのあらゆる進歩を、私たちはこの本の影響力に負っている。この本を私たちは将来における指針と見なければならない。」
(グラント)
Gentlemen have talked a great deal of patriotism. A venerable word, when duly practiced.
「紳士は愛国心について非常に多くのことを語るものだ。正式に実践される時は、それは尊敬されるべき言葉である。」
(ウォルポール)
The very idea of true patriotism is lost, and the term has been prostituted to the very worst of purposes. A patriot, sir! Why, patriots spring up like mushrooms!
「本当の愛国心の理念は失われた。この単語は最悪の目的のために身売りされている。愛国者の諸君よ!なんともはや、マッシュルームのように突然生じる愛国者とは!」
(ウォルポール)
I have never been afraid of making patriots; but I disdain and despise all their efforts.
「私は一度も国士さんたちを生じさせることを恐れたことはない。しかし、国士さんたちのあらゆる努力を軽蔑し侮蔑する。」
(ウォルポール)
「私は、満足した奴隷を作るためには、愚かな奴隷を作ることが必要だ、ということがわかった。奴隷の道徳的、知的洞察力を曇らせ、できる限り理性の力を消滅させることが必要なのだ。奴隷制に矛盾点を見つけることが可能であってはならないのだ。」(フレデリック・ダグラス 『自伝』133頁)
「質問が現実をつくり、可能性をつくる。」(タル・ベン・シャハー)
Questions create reality. They create possibilities.
サンユッタ・ニカーヤの中の仏陀の言葉に、釜百杯分の食べ物をお布施するより、一瞬でも慈しみの瞑想をした方が大きな果報があるという言葉があって、なるほどーっと思った。せっせと慈悲の瞑想をしようっと。
日本にも、奈良時代には奴婢という奴隷制があった。 服は黒色着用義務、人口の5%ぐらいだったそうだ。 ただ、平安時代の法律で、良民(普通の平民)と結婚して生まれた子どもは奴婢ではなく良民となるという法律ができて、平安時代の中期には事実上奴婢制度は消滅したようである。
アメリカだと、黒人奴隷と白人の混血の子どもは自動的に奴隷にさせられたので、日本の平安時代の方がまだしも人道的だったのかもしれない。 ちなみに、どうもその事実上奴婢制度を撤廃していく法制度を準備したのは、菅原道真だったようである。やっぱり偉い人物だったのだなぁ。
オラウダ・イクイアーノの自伝をちょっとずつ読んでいるのだけれど、本当に黒人奴隷制はひどすぎる。フレデリック・ダグラスの自伝を読んだ時も胸がつぶれたが、ある種の白人は本当に悪魔としか思えない。いや、彼らもこのような制度を生きるうちに段々と良心や感情が麻痺しただけなのだろうか。
たぶん、どの時代の作家も、どの時代も思想家も、それぞれに、この世界に意味はあるのか、この人生に意味はあるのか、という問いが多かれ少なかれあったからこそ、文学や思索に向かったのだろう。それゆえに、それぞれの時代のそれが、我々の糧にもなるのだと思う。
結局、人は物語の中に生きているのだろう。その物語が虚構であろうと、真実であろうと、物語の力は強い。安倍自民党の支持者は、民主党の三年間でダメになった日本を取り戻す、という物語を。小沢派は、無実の罪で叩かれた小沢さんを守り、アメリカから日本を独立させる、という物語を。
いかにそれらが虚構であろうと、そういう物語があるから、アクティブなんだろう。民主党の問題は、物語の希薄さかもしれない。言っていることは現実的で妥当としても、物語がないと、なかなか大衆は動かないのかもしれない。いかにリベラルの物語を紡ぐか。それこそが大事かもしれない。
「信心とは、値遇である。」
(金子大栄)
つまり、信心とは、有限と無限の出あいである、ということです。
信心とは、狭い凡夫の心が、広大のみ仏の心に出あうこと。
信心とは、仏の大慈悲を感じる心。
それが浄土真宗の信心ということです。
他力本願とは、自分の願いではなく、自分を動かす願いということです。