エックハルト・トール 「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」を再読して

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる


この本、十年ぐらい前に一度買って読んでいた。

ふと、本棚から引っ張り出して読み直してみた。

すると、ちょっと驚いたのが、

これってまるっきり、初期仏教におけるヴィパッサナー瞑想ではないか?ということに気付いた。

以前、十年前に読んだ時は、まだヴィパッサナー瞑想を知らなかったので、この本を読んで、なんとなくわかるようなわからないような、良いことを言っているなぁと思いつついまいち身に付かなかったのだけれど、いまはとてもよくわかって、こんなに良いこと言っている本だったんだ!とあらためて発見があった。

たぶん、どんな本も、いろいろと体験や経験を積んでから読み直すと、だいぶ見方が変わったり、味わいが深まるものなんだなぁ。