稲盛和夫 『ど真剣に生きる』を読んで

ど真剣に生きる (生活人新書)

ど真剣に生きる (生活人新書)


ある人から勧められた本なのだけれど、とても良い本だった。

稲盛さん、本当に立派な、偉い人だなあと心から感嘆。

どんな時も、ど真剣に生きることが、充実した人生をもたらし、魂を磨きあげていく。

「人間として正しいことを貫く」

「理念を曲げてまで生き延びても意味がない」

「能力か人間性かの二者択一ならば、人間性を採る。」

「世のため人のため尽そう」

「男ならあきらめるな、まだ道はある。」

「だから努力せよ」

「仕事を一からきちんと覚える」

「心に思わないことは自分の人生には起らない。自分の心に描いたことが、すべての幸福、また不幸を招く」

「今の自分にはできないが、将来の自分には必ずできる」

「小善に安んずることなく大善を為さん」

「「あなたがいて良かった」と思ってもらえるような生き方をすること」

「大切なのは、日々懸命に働くこと」

「集団の強さとは互いを信じ合う心と心のつながりにこそある」

「仕事に惚れこむこと」

「どこまでど真剣に自分の仕事をやっているか、よく考えてごらんなさい」

などなどのメッセージは、本当に心にズキューンと響いた。

さすがだなあ。

稲盛さん自身の人生の御話も、波瀾万丈でとても面白く、ぜひドラマ化してテレビ放映されたら多くの人に感銘を与えるのではないかと思われた。

多くの人にオススメしたい、とても良い本だった。
折に触れて思い出し、また読み直したい。